日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
あなたの周りでマリファナを売買している人を見たり、吸っている人を見たり、そんな光景が日常になっていることは、この国ではないですよね。…というのも、日本は大麻を栽培するのはもちろん、売買するのも違法だから当たり前です。
たまに、有名人が大麻で捕まったと聞くこともありますが、それはほんの一握りであります。もちろん法を犯した人は処罰されるのは、どこの国でも同じはずだと思います。
アメリカのテキサス州ラウンドロックで起こったある事件での裁判所の対応が、何やら騒動を引き起こしているようです。一体何が起こっているのでしょう。
騒動を起こしてしまった彼の名はジェイコブ・ラボロ19歳。彼は甘くて美味しいブラウニーのお菓子の材料にハッシュオイルという大麻が原料になっているものを入れ、販売した罪で重罪を科されようとしています。
大麻ブラウニー自体は許可があれば買う事もできるそうですが、今回このブラウニーに使われていたハッシュオイルはその基準を超えていたそうです。彼は前科歴もない、ごくごく普通の青年でした。
アメリカにはその罪の重さによって等級がありますが、彼の場合は一番罪の重い第1級になっていました。
これには彼もビックリしたと思いますが、彼の弁護士、父親もこの裁判所が科そうとしている罪があまりにも重すぎるのではないかと猛抗議しています。
息子の父親は、「これはクレイジーだ。何で裁判所が重罪を科すのか理解できない。私はこの国を愛しているし、ベトナムの退役軍人だ。
私は法をきちんと守っているし、それでも、この判断は間違っている。」と語っています。
また、ラボロの弁護士ジャック・ホルムズも「私は22年弁護士としてやってきたし、10年は警官としてやってきたが、このような事態に遭遇したことはない」と述べています。
更に彼は、これはモートン事件(妻のクリスティーン・モートンを殺害した容疑で逮捕された夫が後に無罪になったがその間25年服役していた)で証拠をださなかった州ということも心にとめておかなければならないと付け加えています。
父親も「息子が何か悪いことをしたら、罰を受けなければならないことはわかっているが、しかし度が行き過ぎる罪を科すというのは、考えものだ。こんなことが起きるなんて本当に悲しい」と語ったそうです。
この事件にはたくさんの世間の反応があるようですが、以下はその反応を集めたものです。
テキサスは美しいところなのに、どうしようもないやつが支配してるんだ。あっ、そうか、ブッシュ(第46代テキサス州知事、第43代アメリカ合衆国大統領)がいた州だから納得だね。
そうしたら、10パウンドのハッシュオイル入りを売っていた人みたいになるよね。ということは、こいつはまるで人殺しをした人みたいに重い刑を科せられる可能性があるってことかな。こんなのってあり得ないよ。
アメリカでは大麻栽培、売買が州によって合法化されていますが、それらは医療用目的で販売するにもきちんと許可を取らなければいけないそうです。
私が住んでいたワシントン州はアメリカでも最初に合法化された州で、アメリカ人の友達が、「あそこの店で販売してるわよ。私たちも大麻を栽培して、店に卸して稼ごうよ」と言われた時はかなりビックリしました。
多分彼女も冗談で言ったのだと思いますが、もし私がその時「オッケー」なんて答えていたら…そしてこれが日本だったら…怖いですね。
(参考)http://khon2.com/2014/05/16/texas-man-facing-possible-
life-sentence-for-pot-brownies/
海外のコメントを見てもやはり第1級は重すぎるというのが一般的みたいだ。しかし州によって合法化されているってことは、引っ越しや旅行で間違って捕まっちゃうこともありえるようなので恐い。日本でも最近よくニュースで危険ドラッグの話がよく出るが、みなさんの周りでは危険ドラッグの話は話題になりますか?
大麻なんて害ないのに
戦後の刑訴法のアメリカ化の際に、ここを学ばなくて良かったと思う。アメリカの裁判官はフリーダム過ぎる。
アメリカの場合は銃の方をどうにかしたほうが良い
やっぱりYTRの作ったブラウニーはうまいな、生地がしっとりしていて、それでいてべたつかない