日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
あり得ないニュースが飛び込んできました。航空会社のミスで、アメリカメリーランドのカップルが行きたい国と全く違う国に飛ばされてしまったのです。
どうしてこのようなことが起こったのでしょうか。
このカップルはアメリカメリーランドで歯科医をしているエドワード・ガムソンとローウェル・カナディの二人で、休暇中にワシントンからロンドン、そしてロンドンからスペインのグラナダ(Granada)に行き観光をする予定でした。
彼らはこの航空チケットの手配をイギリスの航空会社、ブリティッシュエアウェイズのエージェントに頼み、グラナダでの観光を楽しみにしていました。しかし到着した先、それはカリブ海の島グレナダ(Grenada)だったのです。
チケットを見て気がつかないものなのか?そういった疑問がわきおこってきますが、ガムソンによると、そのチケットには確かに「Grenada」と書いてあったが、国名も飛行場のコードも飛行時間も書いていなかったといいます。
もともとGranadaとGrenadaはaとeが違うだけなので、ガムソンも気がつかなかったようです。
彼らが間違ったフライトに乗ったと気づいたのは、飛行機がグレナダの空港につく少し前だったそうです。
後方についていたテレビに地図が映されていて、到着地が全く違うと思い、飛行機の乗務員に何が起こっているのか尋ねたのです。すると、「スペイン?何言っているのですか?」と答えられたとのこと。
着いた瞬間のショックは想像もできませんが、ヨーロッパの国に行くつもりが中米の島についたわけですから、かなり混乱したことでしょう。
ブリティッシュエアウェイズは、再度ガムソンとローウェルにスペインのグラナダ行きの飛行機を手配すると言ったようですが、彼らは納得せず。
結局ガムソンはポルトガルの歯科医の会議に参加する予定だったので、ポルトガルに向かったそうです。彼らがグラナダに足を踏みいれることはありませんでした。
ブリティッシュエアウェイズは何万円か、合計100,000マイルを出すことを提案したようですが、ガムソンによると彼は376,000マイルを彼女の分も含めてチケットを購入するために使ったと反論しています。
ガムソンはこの旅行のために使った費用や裁判のために使った費用、すべてを含めて340万ほどの損害賠償を求めています。
そして信じられないことに、彼らのようなケースは初めてではなく、彼らの1週間前にもあったと乗務員が言っていたということです。
この驚きの記事に、海外からさまざまな声が集まっています。
やはり、彼らの自己責任だという意見が大半のようです。確かに、ゲートにも全く国名がなかったのか、放送でもまったく気づかなかったのかと思うと、不思議に思えますよね。
そして、訴訟の金額が340万円というのも驚きです。アメリカでは少しのことでも裁判を起こしてしまうと聞きますが、それを問題に思っている人は海外でも多いのですね。意外と日本人と考えに差がないように感じて、うれしく思いました。
また、海外では驚くことに同じようなことが何度も起こっているのですね。同じようなニュースを知っているという人も多かったです。
しかし現実に、航空会社が間違ってチケットを出したことが発端ではあるので、航空会社の責任は免れません。
日本の航空会社ならあり得ないですし、かなり航空会社の問題になりそうな気がするので、そこも海外の航空会社との違いのように感じました。「何言っているのですか?」なんてお客さんになかなかいえないですよね。
みなさんも、特に海外では信じられない間違いがあり得るのだと肝に銘じて、チケットやゲートをよく確認しましょう。しかし、意外にも間違った場所で楽しいバカンスが堪能できるかもしれませんけどね。
(参考)https://news.yahoo.com/buy-vowel-couple-flown-grenada-not-
granada-172914624.html
アルファベットは漢字と違って間違いやすいかも!「名古屋」と「長野」は全然違うけど、「Nagoya」と「Nagano」はなんとなく似てる。Granadaなんて1週間に1回ぐらい間違えちゃうじゃないか?
日本だと福岡駅かな。
毎年何人かはいるらしいから。