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アメリカから驚きのニュースが入ってきました。強盗の容疑者男性が犯行の起こった次の日に被害者女性にfacebookの友達申請を行なっていたというのです。
この驚きの事件の発端はアメリカ、ワシントン州ブレマートンフェリーターミナルで起きました。
abcニュースとdaily ニュースによると、2014年5月28日、女性がターミナルで座っていたところ、後ろから一人の男が彼女の後頭部を殴り、彼女の持っていたiPodや財布をひったくっていったとのことです。
彼女はその男性の顔を確認することはできなかったのですが、その男の首に特徴的な三角形のタトゥーがあったことは覚えていました。
次の日、彼女は一人の男性からfacebookで友達申請を受けました。なんとその男性がfacebookにのせていた写真には、前日に彼女がみたタトゥーそっくりのものが写っていたのです!そう、彼女は強盗された男から友達申請を受けたのです。
彼女はすぐに警察に届け出、リレイ・アレン・マリン容疑者(28歳)が第2級強盗の罪で逮捕されました。被疑者がどのようなつもりで被害者に友達申請をしたのかはわかりませんが、ひったくった財布から、彼女の情報を知ったことは確かでしょう。
この事件は、なぜ被害者に友達申請?という驚きとともに、facebookの危険性を感じさせます。
彼女は犯人の特徴的な首のタトゥーを覚えていたため、すぐに警察に届け出、大事に至らずにすみましたが、もし彼女が犯人と認識せず友達になっていたらまた犯罪に巻き込まれていたかもしれません。想像しただけでも恐ろしいです。
メールオンラインによると、アメリカの雑誌コンスーマーレポートで、facebook利用者の半分は知らない人からの友達申請を受け入れてしまうと報じられているということです。
また、アメリカの1300万人の利用者が一度も自分のプライバシーの設定を見ていないことも述べています。
facebookは今や世界中で使われている有名なコミュニケーションツールであります。便利である反面、実名を使用することから、このような犯罪に使われるケースもないとはいえません。
顔も見えない、信用できるのかもわからない相手からの友達申請は、新しい友達を増やす良い機会ではありますが、何らかの犯罪に巻き込まれる危険性も十分あることを考えておかなければなりません。
もし悪意をもってfacebookを利用する犯罪者がいれば、ハッキングや、強盗、詐欺、ストーカーの被害者になる可能性もあります。現に日本でもすでにfacebookを使ったストーカー殺人事件が起こっています。
自分でプライバシーの設定を確認する、知らない人からの申請には十分注意をし簡単に友達にならない、ということが大切ですね。
この驚きのニュースには海外でもさまざまなコメントが寄せられています。
やはり容疑者が被害者に友達申請を送るという、不可解な行動がみなさんの注意を集めていますね。彼の行為をばかげていると考えている人がほとんどです。
真相はどうなのでしょうか。彼は彼女と本当に友達になりたかったのか?強盗に入ろうなどと思ったのか?スリルを求めて?彼は自分のタトゥーが見られていないと思ったのか?その後の詳細が記事として出てくることを祈ります。
facebookでの知らない人からの友達申請には十分注意し、一度自分のプライバシー設定についても、見直してみましょう。
またひったくりなどの犯罪に遭遇したあとには、自分の個人情報が犯人に伝わってしまったことをよく理解し、facebookでのやりとりや家での施錠や家族への情報伝達など、注意するようにしましょう。
(参考)http://abcnews.go.com/Weird/wireStory/robbery-suspect-friends-
victim-facebook-23942678
http://www.nydailynews.com/news/national/washington-robbery-suspect-
friends-victim-facebook-cops-article-1.1812680
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2139424/Half-Facebook-
users-accept-friend-requests-strangers-13m-U-S-users-NEVER-
opened-privacy-settings.html
間抜けすぎるけど捕まってよかった。Facebookがこんな使い方されるなんて、マークザッカーバーグもビックリだろう。強盗が友達申請してくるなんて、笑い話になっちゃうが、本文でも書かれているとおり犯罪も起きているので、利用する人は十分注意してほしい。