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11月19日は、世界トイレの日です。みなさんご存知でしたか?
え?トイレの日?と驚く人も多いでしょう。これは国連が、世界のトイレに関わる問題を多くの人に知ってもらい、早期問題解決の手助けとなるようにとの意向から、2013年に定めました。
わたしたちが当たり前に使っているトイレにどんな問題があるんだろう?そう思うと思います。
実は、全世界で26億人の人が未だにトイレのない生活をしています。全世界の人口はおよそ72億なので、ざっと計算すると3人に1人がトイレのない暮らしをしていることになります。
多くの人は庭に掘った穴やバケツなどで用を足しており、世界保健機構(WHO)は、11億の人々が道端や草むらなど外で用を足していると報告しています。
ちなみに、世界の携帯普及率は2012年で94.4%、およそ66億契約。ひとりで2台所有している人も多いと思いますが、この統計を参考に考えると携帯を持っていない人はたった6億人ということになります。概算にしてもトイレがない人の数26億にははるかに及びません。
水洗トイレやきれいな水の利用などの適切な衛生設備のない生活環境は、死に関わる深刻な問題となっています。
発展途上国では、今でも、汚れた水や 粗悪な衛生環境が原因で、赤痢、チフス菌、A型肝炎、コレラなどの感染症や下痢を煩い、命を落としてしまう人が後を絶ちません。わたしたちの体験する下痢とはわけが違い、発展途上国の下痢は命をも脅かすものなのです。
その多くの被害者は幼い子供たちで、国連はトイレのない環境や汚水が引き起こす下痢や排泄物によって汚染された食べ物などにより、年間70万人の子供たちがその命を奪われていると推定しています。
毎年、適切な衛生設備がないことが原因で病気になり亡くなった人の数は、戦争で亡くなった人の数より多いとも言われています。
こういった環境下で暮らす女性たちは、さらに特別な問題を抱えています。多くの女性が夜まで用を足すのを我慢しているというのです。
昼間に用を足すと、レイプなどの性的な標的にされるリスクがあるからだそうです。アフリカでは、トイレがないことを理由に学校に行かない少女も多くいます。
かの有名なマイクロソフト会長ビル・ゲイツの設立した「ビル&メリンダゲイツ財団」でも、この問題を解決するため、新しいテクノロジーを取り入れたトイレの開発・普及に取り組んでいます。
ハリウッド俳優のマット・デイモンも自身が共同設立者となっている環境団体「water.org(ウォータードットオルグ)」を通してこの問題について訴えかけています。
わたしたちの暮らしからはトイレのない生活など想像もできません。しかし、実際に未だにそういった環境下での生活を強いられている人が世界には驚くほどたくさんいます。
しかも、それが人間の生死に関わる問題と繋がっている…先進国に生まれたわたしたちにできることは何なのか?考えてみるよいきっかけかもしれません。
それよりも、ニューヨークやパリに行ったときのほうがトイレに困った。
(参考)http://www.slate.com/blogs/future_tense/2013/02/22/_60_percent_of_the_world_population_still_without_toilets.html
3人に1人トイレがない環境も驚いたけど、携帯電話の普及率にも驚いた。
携帯電話はビジネスによって広まっていくが、トイレにお金をかける人は少ないので、このような結果になったのだと思う。政府が率先してトイレの普及に努めて欲しい。
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