スイスでは最近、国の第2の都市ジュネーブのある小学校で、5、6年生(11〜12歳)対象にドレスコードが定められ、話題になっている。
「あまりに短い、また、あまりにスケスケな、また、あまりに下着が丸見えになるようなデザインの服を学校に来てこないよう、お子さんたちに注意してください。他の児童たちが、授業に集中できませんから。」
5、6年生の父兄に配られたその手紙は、このような文章で始まっている。具体的には、女子児童がホットパンツ、ウルトラ・ミニのスカート、シースルー素材のTシャツを来て小学校にくることは禁止、男子児童に関しても、わざと引き下げられたズボンから下着がのぞくようなスタイルは禁止、とされている。
低く腰履きされたミニスカートからさらにTバッグ型の下着がのぞく女子児童の後ろ姿の写真とともに報じられた、小学校「ドレスコード」についてのこの記事は、地元新聞に掲載されるや否や、大きな議論を呼んだ。
ただ、法的には、小学校のドレスコードに関する規制はないというのも事実。このジュネーブの小学校の「ドレスコード」は、これからの小学校服装規定の先駆けとなるのだろうか?
この出来事を受け、スイスの全国紙はスイス全土の読者に対し、あらためて、小学校の「ドレスコード」についての意見を募った。 これに対するスイス人たちのコメントは…
- 保守的すぎると言われるかもしれないけど、僕は、子どもには子どもらしくいて欲しい。13歳の子どもに売春婦のような格好を許していたら、彼女らは、そのうち本当にそういう世界に入ってしまうと思う。
- 小学校に制服を!そうすれば、子どもの服装によって親の教養や育ちがバレてしまうこともないしね。
- 11歳12歳の時点で子どもがそんな服装をしていたら、今さら何を教育し直そうったって、もう遅すぎるんだ。何が正しくて、何が変なのかというような感覚は、もっと幼いうちに教えておくべきなんだ。
- 小学校は水商売の始まりじゃない!この際、馬鹿な子どもとその親たちに、服装モラルや道徳を徹底的に叩き込むべきだ。
- われわれヒッピー世代は、どんなことにも反抗し、自由を謳歌したもんだが… 今の時代は何でも規則化、規則化だ。時代は逆戻りだね。
- 両親の多くは、自分の子どもたちに厳しく注意するなんて出来ないさ。子どもに愛されなくなるのが恐いんだからね。
- 私には13歳の娘がいるけど、確かに娘とはよく服装のことで口論になるわ。たとえば、私は、娘がホットパンツにキャミソールという格好で泳ぎにいったって構わないけれど、学校にはそれでいって欲しくない。
でもそう言うと、娘は「皆そういう格好で学校に来てるのに!なんで私だけだめなの!」って反抗してくる。毎朝そんなことで口論するのは本当に疲れるから、いっそのこと、学校側が規則を作ってくれたら助かるわ。
- 10歳やそこらの子どもが、マニキュアして、胸元の開いた透けるTシャツにミニスカート履いて、iPhone片手にインスタグラムに夢中になったり自分撮りしてるのをたまに見かけるけど、そういうのを見るたび、「将来、娘だけは持ちたくない」って気になってくる。
- 12歳の息子のクラスでは、最初の父兄会のときに「ドレスコード」についての話があったわ。ヘソ出しTシャツ、腰履きミニスカート、下着を見せるスタイル、ジャージ、バギーパンツ、ミリタリー風スタイルが禁止だと言われたけど、父兄はこれにみな賛成。誰1人異論を出す人はいなかったわ。規制には大賛成よ。
- 私の小学校でも最近ホットパンツ禁止になったけど、なんで!?どうして大人たちは子どもから自由を奪おうとするの?私の先生は「そんなに人に見せたかったら、浜辺にでもいったらどう?ここは勉強するところよ」なんて意地悪言うのよ!
人に見せるためにホットパンツ履いてるんじゃないわ!私たちは、自分がそうしたいから履くの!自分のために、自分の意思でそうしてるの!私たちの決断を尊重するべきよ!
- 最近の子どもは、もう、なんというか… スイスの未来が心配だよ。
- 僕は小学校教師だけれど、低学年から化粧してくる子もいるんだ。廊下を歩いていると、たまに、客寄せの女が立ち並ぶ通りを歩いてるような気持ちになってくる… はぁ…。
- 私はほとんどの事についてはリベラルな思想の持ち主で、若者も子どもも自分のことは自分で決めた方がいいって思ってるけど、でも、お尻が半分はみだしたホットパンツで学校内を走り回る女子児童たちを見たときは、さすがに院鬱な気持ちになったわ…
- 小学校の服装規定には大賛成。ジュネーブだけじゃなく、スイス全土でそうするよう働きかけるべきだわ。子どもたちがまるで25、6歳の大人の格好をしてるのは見苦しいし、何より、それがエスカレートしていけば、服装から貧富とか親の学歴の差がはっきりしてくるから、子どもたちや社会にとって、よくないと思うの。制服があるという状態が、本当は理想なんだけど。
- 僕は日本の小、中学校に通ったことがあるけど、どちらも制服があって、すごくよかった。毎朝服装のことで頭を悩ませなくてもいいし、周りの目をきにして無闇やたらに流行の服を買いに走る必要もない。
余計なことを考えなくていいんだ。一見「自由」と「規制」は反対概念みたいに見えるけど、実は、人は自由すぎると、かえって色んなことにとらわれて不自由になるんじゃないかな?
- 小学校の先生が児童たちの服装とか躾の問題で頭を悩ませているなんて、なんとも気の毒だわ。そんなの、家庭でしっかり躾けておくべき問題よ。親のモラルがないのは、子どもだけじゃなく教師にとっても悲劇だわ。
- 私も子どもの親だけど、最近の子ども服のデザインを見ると、怒りを通り越して、呆れるしかないわ。とくに最近の少女服は、これでもかというくらい体の線をはっきり出すものだったり、あからさまに肌を露出するデザインになってるの。
6歳児用のブラウスがヘソ出しタイプだったり、ジーンズだってお尻が見えるくらい股上が浅いし、ミニスカートなんか最初から「下着を見せる構造」に作られてる。アパレル産業が誘導してそういう流れを作ってしまっているんだと思うわ。
小学校にそんな露出ファッションでやってくる子どもが多いというのは驚きだが、そういう流行をアパレル業界が誘導しているとすれば、それも大きな問題だろう。ともあれ、上のようなコメントを読み、そして日本の子どもらしい子どもを見て、「ここが日本でよかった」とホッとする親も多いのではないだろうか。
(参考)http://www.20min.ch/schweiz/romandie/story/
Primarlehrerin-erlaesst-Dress-Code-fuer-Schueler-18320646
人数に違いはあれど日本でも化粧をしたりホットパンツの小学生は結構いると思う。
子供がどんどん大人に近づいてくるのは、先進国ではファッションという文化的に仕方ないことなのかもしれない。
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- 小学校にドレスコード?!やり過ぎたスイスの小学生
TPOは大事。極端な話、葬式にウェディングドレスで行くみたいな常識のなさ。
自由だ規制だとかいう問題じゃない。葬式に喪服で参列するというのも自分ではなくて、その場や周囲に気遣い尊重するという暗黙の意思表示でもある。何着ようと自由でしょと派手な格好をしていけば、いくら口でお悔やみを言っても少なからず遺族を傷つけるでしょう。
「普段」着なら好きにすればいいけどね。あまりに日常すぎて学校を「普段」と思いがちだけどそれは間違い。
場に合った服装ができない人を見ると空気読めてないなーって思う
派手な格好してる子供は親がやらせてるんだろう
注意して直るもんじゃない
日本でもわざわざスカートをウエスト織り込んでたくし上げてパンツ見せようとするドブス中高生がいるからな
男女平等って言うなら女子の制服もズボンにしてほしいわ
登下校の時間帯とか迂闊に駅の階段登れない
露出が多いと処女を失う年齢が早いってゴシップ記事見たけど、小学生でも多少は自衛も必要かな。
ファッションは自己表現!
人を見た目で判断するな!
とか同じ人が言ってたりしますw
いや、日本でもかなり際どい服を着て歩いてる小学生は多い。
子供には子供らしい恰好をしてほしいね。
10年前くらいがちょうどよかった。
いや、むしろパンツが見えそうなミニスカートって大人が幼児服のマネをしたのが初めじゃないかと。
もう制服で良いだろ
うちの地域は小学生も皆制服だし
>低く腰履きされたミニスカートからさらにTバッグ型の下着がのぞく女子児童の後ろ姿の写真とともに報じられた
URLどこだよ!!!!!
うちの地域も制服。そしてホットパンツ姿なのは半ズボンが制服の男子の方
しかしこう、買う人がいれば売る人もいるはずと考えると気持ち悪さが増すな
なんでもかんでも女叩きに結び付ける気持ち悪い男が湧くだけの記事になってしまった
もういっそのこと制服でも導入するか?
そのきつい制約の中でどう自己を表現するかもある意味訓練だろうけれど…。
「絶対に将来おまえの黒歴史になるから!!」
という説得は効くと思う。
立ちんぼみたいな格好の女はいっそ買ってやればいいんじゃないか?
抑止力にはなるはず
サザエさんネタが無いとは
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