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スペインとアフリカ大陸の国を分ける国境に大量のアフリカからの移民がやってきた。多発する避難の実態は?
いまや紛争が絶えない地域アフリカ。2000年代に入り、情勢が落ち着き内戦が終結した国も増えたが、いまだ紛争を継続している国も多い。問題は紛争だけではなく、不安定な経済状況や雇用問題にもある。
紛争が終わってから社会が安定するまでには非常に時間がかかるし、故にアフリカに住む人々はいまだ安定を手にしているとは言いがたい。それもあってか現在アフリカからヨーロッパに渡る密入国者が後を絶たない。
特にスペインが顕著な例である。海を渡ってスペインになだれ込む密入国者は昔から多かったが、今年に入って、大規模な陸上の国境侵攻が数多く報道された。
いまアフリカで一体何がおきているのだろうか?ドイツのニュースサイトで報道された記事をもとに紹介したいと思う。
アフリカ大陸から来ると言っても、沢山の国が存在するこの大陸の何処からやって来るのだろうか?それはモロッコである。
アフリカ大陸全土から安定した暮らしを求めて、避難民が、モロッコ国内のスペイン領セウタ市とメリリャ市という地域への密入国を目標にして、周辺の地域で生活しながら機会を伺い、集団で殺到し侵入を図るのだ。
人によってはサハラ砂漠より南の国から、数々の国を渡り歩いて来る人もいたり、マフィアやアラブ系の斡旋会社がコーディネートしたツアーでモロッコにやって来たりする人もいる。
そんな中、今年はスペイン、モロッコ国境付近にて、例年を超える数の密入国劇が繰り広げられたのである。
まず今年の5月に、モロッコに滞在していた避難民が一斉に押し寄せて、この街にある高さ6メートル超、11キロ続く不法侵入対策用フェンスを破壊して、スペイン領になだれ込んだのである。その数なんと1000人強。
もちろん事前に120人を超える警官が国境付近に配置されていたのだが、夜明けに行われたこの強襲をすべて止める事は出来なかった。
また今年の始めには、海を泳いで渡ろうとして15人のアフリカ人が溺死する事故もあった。スペインの人権団体や事件の目撃者から、事故の原因はスペイン警察が発砲したゴム銃により死亡したのではないかと非難を受けている。その後スペイン政府は国境付近でのゴム銃の使用を禁止した。
こうした数多くの事例が今年は発生し、既に500人以上がスペイン領内へ侵入したそうだ。ちなみにこのような避難民は共同体をそれぞれ作り、集団で侵入に挑戦し、その内の何人かが侵入成功できる事を目標に行うらしい。
最初は海を大きく外回りして侵入するルートが多く見られたが、小さな船に許容量を遥かに超えた状態で出航する事が多く、だいたいが沈没事故をおこす為、海の警備が厳しくなった。
結果、直接陸からフェンスを破るなり飛び越えるなりして突破する方が確実且つ安全という事で、グループで直接フェンスに殺到するようになったらしい。
読んでいる人の中にも、避難民として入国したあとの生活をどうするのか、不思議に思っている人もいるかと思うが、実はこのスペインの外国人滞在ルールで寛容なところがあるらしく、侵入が成功すれば彼らはその領内の避難民収容施設での滞在が可能になる。
そして密入国でパスポートなど身分を証明出来る物がなくてもスペインでは滞在できる不法移民合法化政策がある。スペインに最低3年居住した事実を証明することが出来、経済への参加などの証明が果たせれば合法的に移民になれるのだ。これがスペインへの国境越えを考えさせる魅力となっているのだ。
1000人以上の人が押し寄せるなんてまったくイメージできない。危険を顧みず母国を去ってやって来る移民者の覚悟は私には想像出来ない。産まれた土地が違うだけで、人生の中で迫られる決断の内容がここまで大きく違うのかと思うと、読んでいていろいろ考えさせられてしまう記事だった。
ちなみにこのニュースのネットでの反応をまとめてみた。一部紹介したいと思う。
幾つかのサイトでコメントを読んだが、厳しい意見が飛び交っていた。人道的に手を差し伸べるべきだが、自分達の国の事は自分達で解決する必要があり、ヨーロッパもすべてを助けて自滅する事は出来ないといった内容を含んだ意見が幾つか見られた。
一番の解決策は、自分達の国で働き、そこで一生を全う出来るような安定を作る取り組みなのだろう。ただその考えが持てても、実行と完成までの時間を考えると、理想を語るのが苦しく感じてしまう。
日本の生活も年々悪くなっていくと聞くけれど、その土地で産まれて、仕事や家庭を持つ事が出来る事は幸せな事なんだなと思った。だからこういった国の事情を知った上で何が出来るか日々考えるだけでも援助につながっていくのでは無いのだろうか?
(参考)http://www.rp-online.de/panorama/ausland/
massenansturm-auf-den-zaun-nach-europa-aid-1.4274423
スペインの法律が不法移民を助けてるように思える。不法移民を減らしたいなら、まずスペインの法律を改正するべきだ。ゴム銃って輪ゴムかな?それで人が死ぬなんてよっぽど不運な人だったんじゃないか。
何年居ようが不法移民は不法移民だろ。
なに考えてんだスペインは。
レイシスト呼ばわりされても
やっぱり移民は無理
フェンスに殺到する1000人の黒人思い浮かべたらテラフォーマーズ連想してしまった
もう何十年やっても変わらず子供達が飢え続けてるアフリカの援助なんかやめるべき
彼ら自身が自分の国を良くしようと行動しない限り永久にこのままなんだから
移民が歓迎されないのは当たり前
結局人間は住み分けないといけない
地図で見たけど、セウタとメリリャっていう飛び地、凄い小ちゃいじゃん
まあ自国領土だから簡単にモロッコにくれてやる訳にはいかないけど、違法移民を捕まえるのは簡単じゃないの?
モロッコはタジン鍋やクスクスで知られる料理が美味しくアフリカでも豊かで暮らしやすい方の国
密入国して来るのは南の方のエボラ感染地とかの連中じゃないの?
それならゴム弾でガンガン撃つべきでしょ、火薬を少し減らせば運が悪くても失明ぐらいですむはず、遠慮すんなよ
良かった島国で…
ゴム銃が輪ゴムって茶化してるの?
無知から来てるのかも知れないけど
人が死んでるんだら考えてコメントした方が良いよ
>>8
ここの管理人の一言は常時薄っぺらだから期待しないほうがいいよ
優しくするとつけあがり それが当たり前になりより高い要求をするようになっていくからな。
移民は恐ろしいな。