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今年15歳になるマイネスちゃんは夫となる男に会わされたとき、祖母と暮らしていました。「それは13歳の時におきたの。既婚していた友達に説得させられて結婚することになったんだ。」と彼女は言います。
しかし、マイネスちゃん自身がアルコール中毒で自分のおじいちゃんとも言える年の男と結婚することに同意したのです。
衝撃的なことに、彼女のケースは珍しいことではないのも明らかとなっています。世界保健機関によると、毎年1億4200万人の15歳以下の女の子たちが強制的に結婚させられているのです。その多くはインド、中東、そしてマイネスちゃんのようにサハラ以南のアフリカ地域で起こっています。
この問題が女の子達にもたらす影響は驚愕するものがあります。子供時代や教育が短くなるだけでなく、彼女達は性的関係に対するトラウマを抱えるようになり、家庭内暴力や性感染症、そして自身のキャリアや将来を奪われてしまう危機にさらされるのです。
さらに酷いことに、多くの女の子達は出産や妊娠により命をおとしてしまい、国連によると実際これは発展途上国の15歳から19歳の女の子達の主な死亡原因になっています。
「児童婚は女の子達の人権や教育をうける権利を奪うだけでなく健康や幸せも脅かす、ある種の暴力なのです。」と国連人口基金常任理事はいいます。
子どものうちに結婚させられた女の子の将来の可能性は一生開かれることなく終わってしまうのです。
マイネスちゃんの場合、金銭的に家庭内が苦しく石けん1つも買えない状態にあったところを、既婚している友達に「私のように結婚すれば苦しみもなくなるし世話してもらえるわよ。」と勧められました。
そんなとき同じ村の老人にアプローチされたのです。自分と結婚すれば二度とお腹がすくこともなくなる、と説得され、ついに結婚を承諾してしまいます。
しかし結婚してみたところ、その老人はアルコール中毒者でありマイネスちゃんを常にお腹がすいた状態にさせるような結果が待っていたのです。
自分の決めたことにしても何の約束も守ってくれない旦那と一緒になった今、希望の教育を受け続けることができず後悔しているが誰も助けてくれる人はいないとマイネスちゃんはいいます。
マイネスちゃんの場合、児童保護委員会に助けを求め、結果的に夫から逃げることができました。しかしマラウイは今でも多くの児童婚が起こっている地域であり、マイネスちゃんのケースのように金銭的理由で仕方なく結婚をしてしまう女の子が多くいるのが現実です。
最近では部族リーダー達が、児童婚を強制した場合60,000クワチャ(約15,000円)の罰金が生じる新たな規則を設け、児童婚の数を減らす働きを試みています。
この試みにより多くの男性は多額の罰金を恐れ、女の子に結婚を強いることに抵抗を覚え始めたといいます。
これらの児童婚を減らす為には教育の発展と子ども達の学校滞留が求められ、より多くの女の子達が強制的な結婚から免れ自分たちの未来を切り開いていけるような国の努力が必要なのです。
以下はこのニュースに寄せられたコメントの一部です。
こんなに沢山の女の子達が強制的にこのようなことに巻き込まれているなんてひどい現実だわ。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2599820/Shocking-story-Malawian-child-bride-forced-marriage-feckless-alcoholic.html#comments
13歳での結婚に親の同意などが必要ないところが驚いた。しかも世界中で毎年1億4200万人いるなんて。
マイネスちゃんのように詐欺みたいな結婚もあるので、罰金のような防止策が世界中で必要だと思う。
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児童婚を認める国は、せめて結婚する双方に結婚するに値する資格(身体的・経済的)が有る者しか認めないようにすべきだろう。
出産に適さない幼時に結婚を認めるのはそれだけでも十分暴力だし、伴侶を養う経済力も無いのに養育が必要な年齢の子供と結婚するなんて、奴隷に等しいじゃないか。
資格審査を受けて審査に通らないと児童婚が出来ないように圧力を掛ける位出来るんじゃないか?
人類の唯一の罪は無知だ
自由は知恵や体力、金と権力を持ってこそ与えられる
保守的な国と言われる事が多い日本、そこの女性としてはこれを文化と定義されるのは非常に不愉快。
文化は守る物であって、依存する物でも利用する物でもない。
児童婚を文化にしたいなら身体的にも経済的にも精神的にも成熟した生活が送れる結婚でなければならない。
助けを求める子が出た時点で暴力だと言われても仕方ないと思う。
この問題の解決による一番最終的なメリットを、私たちも当事者たちもわかっていません。それが問題です。