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中国から伝わり、独自の味覚を加える事で大衆の圧倒的な人気を得た日本のラーメンは、インスタントラーメンを皮切りに世界への躍進を果たし、日本の味が世界中で高い評価を受けつつあります。
確定されたレシピの存在しない日本のラーメンは、調理人の個性を楽しむ味が売りです。ラーメン店は日本全国に存在し、その人気は衰えることが無く、ラーメンが嫌いという人はほとんどいないとも言われています。
また日本で50年程前に開発されたインスタントラーメンは、海外でもとてもポピュラーとなり、世界中の人々が楽しんでいます。
この簡単で安い食べ物は一般の家庭でも調理することが可能ですが、その深い味の秘密について熟知する人は少ないのかも知れません。
日本におけるラーメンの価格は500円から1000円で、約20万件のラーメン店が存在し、各地の有名ラーメン店を集めたラーメン・テーマパークもあります。その中でも人気のラーメンは1年間に10万4千食もの需要を誇っています。
ラーメンはスープと麺、具からなり、スープには透明のスープと白濁色の豚骨スープがあります。
透明のスープは鶏の骨や豚の骨、シーフードや野菜などから作られ、豚骨スープは豚の骨を長時間煮込むことで、ドロドロの白いスープを作り出します。そしてこうして出来上がったスープを醤油や塩、味噌などで味付けします。
麺は大まかにストレート麺と縮れ麺に別れ、スープの味に応じてその種類が選択されます。さらに具には代表的なものとしてシナチクやネギ、チャーシューなどがあり、他にもワカメやもやし、ゆで卵や紅しょうがなどがあります。
北海道では味噌スープが売りの札幌ラーメンが有名で、九州の福岡ではこってりとした豚骨スープを使った博多ラーメンがあり、人気を独占しています。
また福島県の喜多方はわずか5万人の人口ながら100件を越えるラーメン店が存在し、ラーメンタウンの名称を掲げています。喜多方ラーメンは味が軽いことから、朝食として食べることもできます。
日本のラーメンが他の国のヌードルと大きく異なる点は、スープの素となるワカメや干し魚、かつお節などを使ったダシであり、それがいわゆる「うま味」の源泉となります。
しかしこの「うま味」という感覚は日本人だけが舌で感じられるものであり、残念ながら外国人には馴染みの浅いものとされています。
日本では17世紀後半、徳川の時代に最初のラーメンが中国から伝わりましたが、その頃にはすでにそばやうどんといった麺類があり、スープの味付けは主に醤油でした。
そして日本で最初に中国製のラーメンを食べたのは、徳川光圀であったとされています。しかし当時のラーメンは日本の民衆に広く受け入れられることはなく、その原因はスープの材料だったとされています。
19世紀後期には外国との流通が盛んとなり、肉のダシを醤油で味付けすることでスープを改良し、ラーメンが一般の人々に受け入れられるようになりました。
東京の浅草にオープンした初めてのラーメン店は「来々軒」で、中国の麺と日本で改良されたスープで作られたラーメンが、安価なことからも人気を集めました。
そして1958年にはインスタントラーメンが開発され、簡単に調理でき、極度に安価であったことから大衆の日常食の仲間入りを果たしました。
さらに1971年にはカップラーメンが登場し、使い捨ての容器を使用することで人気を集め、国外にも多数輸出されることとなり、現在では世界中で年間に900億個のインスタントラーメンが購入されているそうです。
さらにラーメンは世界だけでなく宇宙にも飛び出し、スペースシャトルのディスカバリーの乗組員であった野口聡一氏は、日本の会社の開発した宇宙食ラーメンを宇宙で食べることとなりました。
無重力状態の中でラーメンを食べる為には、水分が計器類などに触れると、ショートさせてしまうので、スープを使用することができず、その為にスープはゼリー状のものとされました。
また麺も表面に特別なタンパク質が施され、形の崩れにくいシリンダー状のものが採用されました。こうして開発された宇宙食ラーメンは、醤油と味噌、カレー、豚骨の4つの種類がありました。
日本のラーメンには決まった材料や作り方というものが無く、ラーメンを作る人の個性によって味が決まります。
そしてこの日本の文化が生んだユニークな食べ物は世界に広がりつつあり、いずれ世界の各地に日本のラーメン店がオープンする日も遠くないと言えるでしょう。
20万件以上存在する日本のラーメン店は、チェーン店を除いてほとんどが独自の味で人々に浸透していますが、これは日本人の「うまみ」という味覚を感じる特殊で優れた能力が作る側、食べる側の両者にあるからに他なりません。
逆に言えば、そうしたうまみを感じる感覚が外国人に理解できない限り、日本の味は外国に伝わらないといっても過言ではありません。しかし徐々に海外に浸透しつつある日本のラーメンは、その問題を打開する可能性があります。
海外だけじゃなく、とうとう宇宙にまでラーメンが進出していたなんて!たしかに日本人でラーメン嫌いっていう人をあまり聞いたことがない。もはや国民食と言っても過言じゃない。
>日本人の「うまみ」という味覚を感じる特殊で優れた能力が作る側、食べる側の両者にあるからに他なりません。
日本人の舌は特殊で優れているのか…。ふーん
言ってて恥ずかしくない?
外国人に旨味を感じる器官がないということではないんだけどな。
旨味成分は牛肉や豚肉にもあるわけで、むしろ肉の方が鰹節や昆布より大量に含まれてるんだから。
昔ながらの札幌ラーメンなら分かるが、
背脂入れて豚骨謳ってるのはインチキ。
脂肪の甘味と臭いで誤魔化されてる。
関西は野菜の甘味も使って丸っこい味にしてるのが多い気がする。
日本人もかなり微妙だぜ?
日本人のうまみに関する味蕾が敏感なだけで外国人がうまみの味蕾を持ってない訳ではない。
もう、なんかさ…
無駄に所々合ってる記述がほんの少々あって余計に腹たつなぁ
これが「ゆとり」ってやつか…
とりあえず管理人は
フォンドボーが何なのかぐぐって
その歴史を考察した記事書いてくれ。
管理人はアイバンさんのラーメン食べてから発言する様に。
つーか、恥ずかしいからこの記事削除したら?