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日本で日常的に見られる光景。“ママチャリに、子供を乗せたお母さん”の図!保育園の送り迎えに、買い物に・・・と大活躍の、ママの必需品のママチャリですが、実は世界の人に、『かっこいい!!』という風に見られているそうです。
そして、前と後ろに子供を乗せて自転車に乗るお母さんの姿を、珍しく、また、たくましくと、賞賛の目で見られていることに、びっくりしました。本日は日本のママチャリ、そしてチャイルドシートについての海外からの声を集め、ご紹介したいと思います。
私には、自転車の方が、よっぽど安全に思えるわ。愚かなアメリカ人は、“これはひどい!子供にとって危険だ!”って、まだ信じ続けているのよ。日本のお母さん方がいつでもこうしていて、子供達を自転車から落っことしちゃう、なんてことないのにね。
英字新聞にも、ロンドンで人気になっている日本のママチャリの記事が載っています。
ほとんど全ての日本の家庭にママチャリはあります。そしてお店の外、地下鉄の駅など、あらゆる所で見られます。日本で、最も一般的な自転車、“ママチャリ”(文字通り、お母さん用自転車)は、近所へのちょっとした移動のために、全ての年齢の人々によって使われています。
しかし、今や、これらの実用的な自転車は、ロンドンに住む人々の間で、だんだんと人気になってきています。彼らは、安くて、しかも、中心地に数多くいる泥棒のターゲットにされない、頼りになる自転車を探していたのです。
日本にかつて住んでいた、機械工の、ノア・フィッシャーは、475台の中古のママチャリを日本から輸入して来ました。そして、奥さんのランと共に、6月に始めた東ロンドンにあるお店でそれらを売っています。今までに、彼は60台のママチャリを売り、利益は増え続けています。
全ての自転車は十分点検修理され、100~300ポンド(約17.077円~51.232円)の間で小売りされています。ノアは、たくさんの盗難の被害者に出くわした後、その考えを思い付きました。
新品のシティーバイクは300ポンド(約17.077円)から小売りされ始めます。なので、ノアは“たとえ中古であるとしても”一台の自転車をこの値段より低く宣伝しようと考えました。もし、とりわけ“質”を強調することが出来れば、魅力が上がるであろうと。
ノアは次のように言います。「値段や質でママチャリにかなう自転車は、イギリスにはないよ。その材料と部品は注意深く選ばれていて、日本人は細部・全てに渡って考えが及んでいる。それらは機能的で頑丈で、長年に渡って長持ちするんだ。」
「私たちは、日本に長く住んでいた多くの人に出会い、彼らは僕らのことを聞いて、懐かしい気持ちになるみたい。数人の、日本から移住してきた人が、興味本位でやってくることがある。時々、彼らは、これらの自転車を少し高いと思うようです。日本では、新しいママチャリを、約8500円(86ドル)ぐらいで手に入れることができるから。」
「多くのお客様は、日本の自転車にはチャイルドシートが付いていて、そんなに幅が広くない、という事実を好む。幅の狭い、ビクトリア調の玄関でも置いておきやすいので。」と付け加えます。
ママチャリは、中古のママチャリによく似たオランダ風自転車よりも軽くもあるのです。
息子さんとママチャリに乗っているスァライ・クシベ・ミホさんは言います。「このお店を見つけられて、懐かしく感じてとても幸せでした。日本で数年前にママチャリを持っていたの。今でも心地よくて素晴らしい製品であることが誇らしいわ。日本の何人かのお母さん方は、今や電気自転車を使っているとしてもね。」
もうひとりのママチャリの顧客、レジュ・バムブラさんは言います。「その骨格や質、デザインの細部、かなりの珍しさが、僕を魅了したよ。」
日本で育ったノアの奥さんは、オークションで中古のママチャリを買っている供給業者を見つけました。彼らは、大抵アフリカやフィリピンにそれらを送っています。自転車は普通、ただ捨てられ、地方の自治体に集められています。それには、日本では廃止されつつある郵便配達自転車も含まれています。
「私達は、ママチャリをヨーロッパに持ち込んだ最初の人々のひとりでした。私達は、優秀なものの中でも、最も一番の物を買ったのです。」とノアは言います。
最初は、彼は新品のママチャリを購入することについて問い合わせをしていました。しかし、ママチャリの日本の工場は、国内のマーケットにだけ重点をおいていました。
「彼らは全く理解できなかったのだと思う。自転車のパイオニアであるイギリスの人々が、何故このような低いグレードの実用的な機械を買うことに興味を持つのだろうかと。」
彼は信じています。技術の進歩にかかわらず、ママチャリは引き続き、日本において人気で有り続けるであろうと。何故なら、それらは安く、便利だから。
ママチャリはヨーロッパのシティーバイクに似ています。それらは背筋を伸ばして真っ直ぐに座る乗車姿勢だし、泥除け、後部の物を載せる網。前方に籠、そして軽量に作られ、スタンドが付いています。
ノアは「伝統的なシティ自転車が未だに多くのヨーロッパの国で人気である一方で、イギリスの人々は街を回るのに、より高いマウンテンバイクを買う傾向にある。」と言います。
たくさんの方のコメントを見てきましたが、ママチャリが海外でこんなに“かっこいい”“便利”だと、見られているなんて思いもしませんでした。チャイルドシートに関しても、海外でとても注目が集まっていましたね。イギリスのノアさんの記事からも、今後、ヨーロッパで、ますますママチャリをとても誇りに思い、もっと大切にしたいと思います。
(参考)http://www.japantimes.co.jp/news/2013/11/15/
national/used-mamachari-popular-in-london-2
ママチャリなんて海外にもあるかと思ったら、日本特有のものだと知って驚いた。日本では自転車が歩道を走れるので、ママチャリのような自転車もできたんじゃないだろうか。前にも後ろにもチャイルドシートを付けて走っているお母さんは本当にたくましいと思う。
1・5万以下の安いママチャリはお勧めしないな
できればブリジストンとか日本企業のママチャリが頑丈で良い、3速ギアなんかも付いてると便利
えっ?ママチャリってお母さん「用」自転車だったの?
お母さんがよく乗ってる自転車だからママチャリなんだと思ってたw
道路や路地が狭いと、カーゴ部分をデカク作れない。持ち運ぶ事を考えなければ、重量を気にせず頑丈に作れる。結果、前後にキャリアを載せるママチャリの登場。
こんどはママチャリしかもブリテンで? 想像すら出来なかったわ
※2
元々ママチャリみたいに足を前から回して楽に跨がれる自転車は女性用だったんだよ。
スタッガード型て言うんだけどね。
昔は男がそんなのに乗るのは恥ずかしい事だと思われてたんだってさ。