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海外では一生耳かきをしない人も!?日本製「耳かき」に世界が興味深々

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日本人にとっては当たり前の身だしなみ道具、「耳かき」。どこの家庭にでもある細長い匙のようなこの道具がなんと、名称も“Mimikaki”そのままに、世界の人々にブレイクしつつあるのです。

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日本人の耳掃除へのこだわり

外国人が日本に来て、まず驚くのは、日本人の「耳掃除」の回数や機会がやたらと多いこと。

自分で耳掃除する回数も多いし、赤ちゃんがいるママが授乳をするような格好で耳掃除をするのもごく普通のことということにビックリします。

(さすがに赤ちゃんに耳かきは使わず、細い綿棒を使いますが、ともかく頻繁に耳掃除をすることが驚きに値するようです。)

もはや「伝統」というよりは「遺伝」のようなレベルで耳掃除をする日本人。耳掃除を頻繁にするか、そうでないかの違いには、いくつかの理由がありそうです。

耳垢の質の違い

耳垢には乾いたもの(乾性)と湿っているもの(湿性)があり、後者の湿性耳垢が白人や黒人の人では9割を占めるとのこと。

「乾いてぽろぽろとしている耳垢って何?」と思う世界の人の疑問は無理もありません。

しかし、かつてはローマ時代の遺跡から耳かきが発見されたことがあり、ネイティブアメリカンの人にも乾いた耳垢が出る人が多いことを考えると、耳垢の質の違いということだけではなさそうです。

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耳掃除に使う道具の違い

棒状の道具を使って耳掃除を行うのは、日本以外にも乾性耳垢の人が多い東アジアやインドの人たちが主流。世界の耳掃除道具の主流は「綿棒」。

この綿棒以外にも、スポイトを使う、キャンドルで吸い上げる、薬剤を使って流し出すなどの方法も。ただし、これらの方法では「何かスッキリしない」という思いを抱えている人が多いのが事実。

「痒い所に手が届く」という体験ができるのは、日本の耳かきあってこそなのです。

お土産品にもなる「耳かき」

日本の耳かきには単なる衛生道具という概念を超えたあらゆる形やサイズがあります。

LED内蔵のもの、アニメのキャラクター付きのものはもちろん、ファッション性を追求したものや、歯医者さんが治療に使うような道具と見まちがえそうなものまで、画像検索をすればありとあらゆるタイプが出てくるのも驚きだそうです。

特に、複数の匙やワイヤーが付いているタイプの耳かきには、「どれだけ耳垢がゴッソリとれるか」というポイントに重きを置いているものすらあります。

もはや日本人にとって、耳かきとは「耳が痒い、聞こえが悪い」ときのみに使うものではなく、リフレッシュや癒しを求めて使うべき生活の一部なのだ、ということはあまり世界に知られていません。

家族のお世話としての耳掃除

母親が子供たちの耳掃除をするのは、日本ではごく一般的なことで、「耳掃除をする」という行為は、親子や、祖父祖母と孫たちとのスキンシップの一環ともなっているのです。

中には、大人になってからも恋人や夫に耳掃除をしてあげるという女性もいます。
もちろん、世界の主な国と同様、日本の耳鼻科でも医療行為としての耳掃除はしてもらえます。

しかし、小さなころから家族に耳掃除をしてもらっている日本人にとって、お医者さんに耳掃除をしてもらうというのはあまりなじみがありません。

日本では耳掃除が医療行為に限ったことではないというのも、世界が驚く理由の一つです。

接客サービスとしての耳かき

さらに世界の人が奇妙に思うのは、家族間のみならず、耳かきを接客サービスとして行う店が日本にはたくさんあることです。

その様子は、「山本耳かき店」というビックコミックススペシャルの単行本マンガでも紹介されています。

とくに東京・秋葉原などに多くある「耳かき店」は、着物を着た女性店員がお客さんを膝枕し、30分3000 円程度の料金を払って耳掃除をしてもらうというもの。

お茶を事前に飲めるサービスもあるそうです。もはやスパ感覚ですね。

もちろん、男性を対象にしたものに限らず、理髪店でオプションサービスとして行われるものや、「イヤーエステ」として美顔や肩マッサージとともに行う店もあります。

子どもの頃から耳掃除してもらうのは好きだったよ。落ち着くしね。とても良いものだと思うよ。
ワオ!自分で耳を触るだけでゾクっとくるのに、他の人に耳掃除をしてもらう「習慣」っていうのがスゴイね!
ここハワイでも、綿棒が主流だけど、子供の頃、よくお父さんに耳掃除してもらったよ。懐かしいなあ。
ちょっと変わっているけど面白いね。
日本の友達が結婚式に参列してくれたときに、お土産として持ってきてくれたわ。耳を掃除するものだって言って。でも、この田舎町に住む親せきたちがこの道具を使う勇気があったかどうかは疑問。
見てる分には面白そうだ。
耳かき店に3回行ったことある。また左耳を掃除してもらいたい。
耳に指を突っ込むよりはマシだな。
棒を耳に突っ込んで痛くないのか?
耳かきを買って1年になるけど、気持ちいいよ!耳垢もちゃんと取れる。なんか、僕の耳管は狭いみたいで、綿棒よりいいよ。
これ、キューレット(=外科用医療器具)じゃないの?竹でできている棒なんだね。
日本以外ではどこで売っているの?ほしい。
綿棒じゃ、耳垢を奥に押し込むだけって聞いた。耳かきオススメ。
どれだけ取れるのか見てみたい。
竹でなく柔らかいプラスチック製の耳かきを子どもに使ってみたことあるけど、キレイにとれるし、子どもも自分で耳掃除ができるようになったわ。
ちょっと怖いけど、医者に行かなくても耳掃除ができるのがスゴイ。
自分の耳がどのくらい汚れているのかを知るのにはちょうどいいな。
僕と母さんだけ耳垢が乾いているタイプだから耳かき使ってる。
膝の上に寝て、耳掃除してもらえるなんて、気持ちよさそうだな。
耳掃除はお母さんにしてもらったけど、寝そうになるよ。

そもそも、「世界一耳掃除が好き」とのうわさもあるほどの「耳キレイ好き」な日本人。そのニーズを満たすために工夫されてきたのが耳かき。

アジアを除いてこの道具はあまり普及しておらず、世界の人には「竹の細長い匙に梵天(ふわふわした部分)が付いているのがスタンダード」というような日本特有のイメージはあまりないようです。

最近では内部が見やすいようライトが付いている耳かきや、カメラが付いており、パソコンに接続してモニターで内部を確認できる製品もあります。

「耳かきテクノロジー」とも言えるほどの日本の耳かきは「スゴイ」の一言です。

ぜひ、長期の海外旅行や滞在には、「耳かき」をお忘れなく!

(参考)
http://www.accessj.com/2010/11/ear-cleaning-horrible-truth-of-mimikaki.html
http://www.dizziness-and-balance.com/disorders/hearing/mimikaki.html
http://travel.cnn.com/tokyo/life/new-era-ear-cleaning-has-arrived-tokyo-878557
https://www.youtube.com/watch?v=i2npDhluM5A
https://www.youtube.com/watch?v=lTeq72hzBFI
http://www.mangaupdates.com/series.html?id=6995

綿棒でお風呂あがりに耳に入った水抜きのように使っているので、毎日でも必要な感じがするけど、海外との違いにカルチャーショックを受けた。

全然耳掃除してない人が、耳かき使ったらどんなのが取れるのかな?YouTubeにアップして欲しい!

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年7月25日 10:38 PM

    医学的にはあんまり弄らない方がいい、特に深い所は駄目
    時々、せいぜい外から1cmまでを綿棒で優しく撫でる程度で良い
    異常に痒いようなら耳鼻科へ行け

  2. 日本の名無しさん
    2015年7月26日 12:07 AM

    耳掻きは全くしなくてもいいらしいね
    耳鼻科が言ってた

  3. 日本の名無しさん
    2015年7月26日 6:28 AM

    私は耳掃除が好き過ぎ、やり過ぎて時々耳を痛めております。ほんと、奥の方は弄り過ぎ注意です!!

  4. 日本の名無しさん
    2015年7月26日 10:51 AM

    そんなに頻繁にやらなくていいと分かっていても最低でも週に1回はやらないと落ち着かない…

  5. 日本の名無しさん
    2015年7月26日 9:32 PM

    親戚のおじさんの耳を掃除しているのを見たことがあるんだけど
    すごい量がでてきてびっくりした。
    これだけ詰まってたら聴力にも支障があったんじゃないか?というほど。
    鼻くそでもあれだけ詰まらないだろうってぐらいの量だった

  6. 日本の名無しさん
    2015年9月4日 9:50 PM

    医学的には耳掃除は耳鼻科でやってもらうのがいい。耳かきはキズをつけてしまうこともあるから。

  7. 日本の名無しさん
    2017年4月27日 4:19 AM

    まぁ加減だよね、やり過ぎる人は自分で耳かきしないで耳鼻科行くべき。加減が出来る人は自分ですればいい、耳アカが詰まりすぎもやはり良くない。爆買いは除くとして外国人は基本ケチだから日本に旅行に来てもあまりおみやげにお金を使わないけど日本製爪切りなんかはおみやげとしてよろこばれるから買ってくよね、耳かきもいいのかも

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