日本の魅力を発掘するだけでなく、他国の環境・法律・文化などを見て、いかに日本が素敵な国かを見直すサイトになります。
自分の良さを一番知らないのは、実は自分自身だったりします。同様に、自分が当たり前と思っていることも、他人からすれば的外れ、或いは非常識なことである可能性は、常にあるのです。
日本には独特な文化や習慣があり、海外の方々から好奇の目にさらされることがしばしばあります。文化の違いは常にホットなテーマであり、関心が向けられることは善くも悪くも相互理解には必要なものですが、少なからず羨望の眼差しを向けられることがあることも、知っておくべきでしょう。
「水」は、生物にとって生命の源です。人間にとって飲み水を如何に確保するか、ということは、如何にして生きるかということと、ほぼ同義と言っても過言ではないでしょう。飲み水を確保するために多くの労力やコストを払っており、第3次世界大戦は「水」という資源をめぐる戦争になる、ということが論じられたこともありました。
そんな中、日本は水道水を直接飲める数少ない国としてよく知られています。が、日本国内にいるとそれが特別なことのように思えないというのが実情だと思います。今回は日本の直接飲める水道水について、隣国・中国の方の所感を見てみようと思います。
時間が経つにつれて、日本は水資源が豊富な国であり、水資源が多いだけでなく良質であることもわかってきました。日本の醸造業、日本酒・醤油・米酢などは、いずれも日本の水の賜物です。
日本の大手食品企業ミツカンは、同社の酢で北米における日本食品業務酢市場のシェア80%を占めましたが、数年前コスト削減のために北米での生産に切り替えました。
しかし、いざ市場に流通を始めると反応は芳しくなく、多くの消費者が北米産になって味が変わったと訴えるようになりました。製造方法は全く同じ、違うのは唯一水だけだったのです。
同様に、アサヒビールのスーパードライも、日本では20年余販売トップを不動のものにしてきましたが、北米ではサッポロビールの前になすすべなく、販売額に遠く及びません。
勿論サッポロビールが北米市場に参入してから長いというのもひとつの原因ではありますが、アサヒビールがカナダで生産しているのに対し、サッポロビールは数年前から日本からの輸入を続けています。成否のカギはやはり水でした。
日本の水の神秘は、飲食だけにあらず、植生にも現れています。日本の山林は伐採後、7年ほどで再造林されます。日本のある神社は20年ごとに引っ越しをする際(伊勢神宮の式年遷宮)、全て新しい木材が使われますが、これは木材資源が豊富な場所でしかできません。
(中略)
日本は資源の乏しい国と言われてきましたが、私は寧ろ資源の豊富な国であると思います。人類の生きる糧である水資源だけでなく、発展の根本である人的資源も、日本には豊富にあるのです。
私も、中国のドラマを見ていて、ある農村で深刻な喧嘩を起こした夫婦の夫が、自暴自棄になって水道の水を飲もうとしたのを見て、妻が泣いて謝り止めに入る、というシーンに衝撃を受けたことがあります。
極端な例でしょうが、そういう場面が自然に受け入れられる国では、日本の飲める水道水というのは逆の衝撃をもって捉えられるのも分かる気がします。ほかの方の感想を見てみましょう。
当たり前のように飲める水道水は、水資源そのものと、水浄化・管理の技術を蓄積できる人的資源の両方があるからこそ、私たちの生活にもたらされているものと言えます。
豊かな自然も、もともと育ちやすい風土にあったわけですが、開発・経済成長の中にあっても自然をないがしろにせず、それを守り続けてきたのも私たち日本人の先輩たち、ご先祖様です。
東洋の小さな島国日本が魅力的な国であるのは、日本人が日本人としての誇りを持ち、与えられた自然条件と共存しながら、知恵を絞ってよりよい国にしようと弛まぬ努力を続けてきたからにほかなりません。
私たちは、日本・日本人が受けている高い評価にあぐらをかくことなく、それを誇りとして、我が国の自然を大切にする心を持ち続けたいですね。
(参考)http://blog.sina.com.cn/s/blog_48746a570100axhu.html
http://blog.sina.com.cn/s/blog_4cb50bb70100jm1w.html
http://tieba.baidu.com/p/591026483
http://tieba.baidu.com/p/1583653984
http://club.kdnet.net/dispbbs.asp?boardid=1&id=7645777
http://www.guokr.com/question/475552/
中国では水道水を飲むのを泣いて止めるという内容を読み、日本とは全く違う環境に驚いた。冒頭にも書いてあるが、日本人の良さを1番知らないのは日本人かもしれない。
バリ島へ旅行しに行ったとき、ものすごく実感したな。
日本は水道水どころか、天然水でさえも飲めるレベルだからねぇ。
30年前の京都の水道水は沸かさないと飲めなかったけどね
昔は琵琶湖の水と東京の水は最悪だったな。
新幹線のウォータークーラーの水のまずい事まずい事
覚えてる?折り畳み紙コップのやつ?
夏の部活の練習後に水道の蛇口から直接飲む
ちょっとカルキ臭い水が好きだった