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電車通学、通勤をする方なら1度はお世話になったことがあるかもしれません。何らかの理由で電車が遅れることによって、学校や仕事に遅刻した場合に、鉄道会社が発行してくれるのが遅延証明書です。
遅延証明書にこんなにお世話になる国は、どうやら日本だけのようです。諸外国では、状況は異なるようです。
ほとんどの国では、そもそも、電車の遅れは日常的なので、遅延証明書を発行しない。
ヨーロッパの鉄道会社の場合、国際列車と国内列車とあり、それぞれの会社や国ごとに規則は違います。
国際線の場合、5分以上の遅延に関してチケット代の値下げや払い戻しがある会社もあります。
(現金での払い戻しがある珍しいケース)しかし、電車の接続や機体のトラブル等の理由による遅延の場合のみで、天候不良や人身事故などが理由で遅延する場合の払い戻しはありません。
アルゼンチンの鉄道会社で遅延証明書を発行していた時期がありました。しかし、遅延が余りにも日常的だったので、証明書も意味がありませんでした。現在その鉄道会社はつぶれています。
日本の遅延証明書は、鉄道会社に責任がない理由による遅延の場合でも発行してくれるというのも、外国と違うようです。
これは鉄道会社が責任を負ってくれるという証明ではありませんが、どんな理由にせよ、電車の運行が遅れれば発行してくれるので、助かりますね。
そしてやっぱり違うのは、アルゼンチンなら暗くなったら、ひとけがないところには立たないようにしないと、怖い目に遭っちゃうからね。日本ならそういう心配がほとんどないのがすごい。
でも、電車の故障とか車両の問題の遅延の場合しか発行してくれないし、電話で申請して、24時間後に発行されるの。鉄道会社から勤務する学校や会社宛てに発行するし、けっこう手続きが大変。
組織不足とか、係員のミスとか、そういうことじゃないのよ。そういう理由による遅延や運休が、アメリカ、ヨーロッパでは日常茶飯事っていうわけ。
私の会社は、ボスがすごく気が短いから、渋滞が理由で遅刻したら一気にクビになっちゃうの。
みんな毎日遅刻ギリギリだから、バスの遅延証明書っていうよりは、人間の遅延証明書代わり?
信頼できる遅延証明書を発行する時点で、日本はいつも先進国!
こういう、遅延証明書とか、日本らしい文化を知るにつれて、日本ってほかのどんな国よりも素晴らしい国だってわかっていくからね。
信頼できる遅延証明書が発行されるのも、いつも電車が定時運行している日本だからこそ、という意見がほとんどでした。「こういうものはあっても意味がない」、と言い切る外国人もいれば、「上司の気分次第で遅刻を理由にクビになる」、というコメントもあったりと、外国人も時間に厳しい事例も多いんですね。
こういうときに、日本というきちんとしている国だからこそ成り立つ「制度」に守られているんだな、と感じますね。
(参考)
http://blog.renfe.com/2013/03/14/indemnizaciones-automaticas-en-renfe-com/
http://blog.goeuro.es/que-hacer-retraso-cancelacion-tren/
https://es.wikipedia.org/wiki/Trenes_de_Buenos_Aires
遅延証明書も信頼の上に成り立ってるんだとわかった。海外の仕事は本当に適当すぎて、生活していてイライラすることも多いんじゃないかなって思うのは、日本人がせっかちだからかな?
まあ、日本だって意外と駅員寝坊して遅延とかちょくちょくあるのもご愛嬌。
一度の遅刻で首とか、外国も厳しいね
労働基準法はないのか?
遅延が滅多にない?しょっちゅうあるわw
まあ大抵遅刻しないレベルだけどね。