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麻薬犯罪が多すぎるインドネシア。取り締まっても、取り締まっても、結局は汚職警官によって罪を逃れる犯罪者達。そんな現状に、とうとうインドネシア政府がとった対策が、あまりにも異常過ぎる!
世界でもTOPレベルの麻薬大国「インドネシア」。麻薬に手を出す人も、また製造者や売人も、取り締まっても後を絶たず、それどころか汚職警官により罪を逃れる犯罪者が増えるばかり。
そしてどんどん麻薬に手を出す人が増え、国の治安も悪化する一方。
そんな酷すぎる現状に、国家麻薬機関(BNN)のブディ・ワセソ長官刑が考え出した対策が、あまりにも現実離れしすぎていると世界各国で話題になっています。
刑務所では、賄賂で汚職に染まった看守が多いというのが現状。どんなに頑張って逮捕しても、結局刑務所内で囚人たちは野放し状態。刑務所内から麻薬の取り引きだって自由に行える状態。
そんな汚職看守の代わりに、何と「人喰いワニ」を投入しようと言うのです!長官によると、理由は「ワニには贈賄(ぞうわい)が効かないから」とのこと。
確かにワニに賄賂(わいろ)は無意味ですが、人喰いワニを使うって!?と各国のメディアも一斉に報道します。この対策に人々は賛否両論で、まだ決定された訳ではないので、悪い冗談だと信じていない人も多いとか。
「きっと長官の悪い冗談だよ」と思っていた矢先、長官の「麻薬の売人・製造者は、大量虐殺者と同じ。人々を滅ぼす兵器を売っている。そんな人間に慈悲なんていらない。ワニに食べられて当然だ」というコメントから、どうやら相当本気のよう。
既に2匹の獰猛な人喰いワニを購入したという噂もあり、最終的には刑務所の池の広さが許せば、1000匹まで増やしたいとのこと。また、ワニだけではなく、アマゾン川に生息するピラニアやトラなどの猛獣も投入すると意気込んでいるそう。
ワニ、ピラニア、トラで一杯の無人島に刑務所を設置。映画のような話ですが、これが本当に実現されたら、麻薬犯罪者の数は果たして減るのでしょうか?
ナショナルジオグラフィック以上のリアルな生物学を子供たちに学ばせられるさ!どうやってトラが人を襲うか、はたまたトラVSワニはどっちが勝つか!?とかね。
インドネシアではどうなのかしら?どちらにしろ、かかる経費は膨大な額よね。だったらいっそ、全ての州の刑務所をなくして、一つの無人島に囚人全部を集結させて、ヘリコプターで上から食料品だけ落としておけばいいのよ。それくらいの経費だったらまだ安く済むわ。
確かに麻薬に関する犯罪は後を絶たず、どの国の政府も頭を抱え込むほど、その現状は深刻です。
アメリカでは麻薬により人生を台無しにしている若者たちや、メキシコでは子供の麻薬売人まで。もっと酷いものになると、親が麻薬欲しさに子供を売ってしまうというレベルにまできている所も。
この現状をどうにかして変えたいという気持ちは分からなくはありませんが、セキュリティを人ではなく機械に任せるとか、全く賄賂なんて効かないような対策はあるだろうに・・・と思ってしまうのは私だけでしょうか?
日本でも覚せい剤等で逮捕されるニュースを時々テレビで耳にしますが、考えたら他の国に比べればまだマシなのかもしれませんね。それでもやはり、麻薬はゼロにすべきですが。
(参考)http://www.reuters.com/article/2015/11/13/us-indonesia-prison-
idUSKCN0T20R520151113
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/indonesia/11985173/
Indonesia-plans-prison-island-guarded-by-crocodiles-for-drug-convicts.html
http://www.theguardian.com/world/2015/nov/10/indonesia-plans-to-use-
crocodiles-to-guard-death-row-drug-convicts
http://manslife.com/13484/indonesia-planning-for-crocodile-prison-guards/
https://www.rt.com/news/321812-tigers-piranhas-prison-guards/
この発想はすごい!長官は汚れてないのかな?インドネシアは旅行に行っても警官がいちゃもんつけて罰金払えって言うって有名になるほどだから、どこに助けを求めればいいかわからない。