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そもそも「男尊女卑」とは、男性を尊重し女性は男性に従うのが当たり前という考え方、またそのような風習です。
インドには今も根強く男尊女卑の傾向が残っています。まず、インドの伝統的な女性観によると、女性はか弱く、男性から守られる存在です。字が読めず、学問も分からず、力が弱く、若くして結婚をして男児を産むことを当たり前とされています。
そして女性は結婚後、家庭で家事に専念することを求められ、それであってはじめて良い妻とみなされます。女性がそれを守り続けていれさえすれば、インドの約8割となるヒンドゥーの調和が保たれ、女性は男性から守られる対象となるらしいのです。
インドのニュースとして度々日本で流れるのは、女の子や若い女性がレイプされたというような事件です。守られる存在のはずの女性が守られてはいません。
しかしながら、このような行為に警察も慣れているのか、はたまた重要視されていないためか対応が遅く女性からは不満の声が多く聞かれます。警察となるのは主に男性であるので、事態の深刻さを軽視しているのではないでしょうか。
そして、「サティー」と呼ばれる風習も以前は存在しました。これは、寡婦が夫の死亡後、火葬の場で殉死することです。それは、夫の焼かれている炎の中に入ることで非常に恐ろしいものです。
これはもちろん男尊女卑の考え方によるもので、夫が亡くなった後、妻は夫より長く生きる資格はなく、周りから存在価値を見出してもらえなくなります。
結婚後、女性は自分自身の家族や親族と縁を切ることになるため、後ろ盾はなくなり守ってくれる者はいません。19世紀にはこの風習は廃止となったようです。
上記のような事件や事実を含めた男尊女卑を恐れ、結婚後の夫婦は男児をもうけたいと願うことが多いようです。実際インドでは男児と女児の出生率に大幅な差が出ています。
統計的にはもちろん男女比は約半分(自然界における男女の出生日率は男性:女性=105:100とも)になるはずです。
しかしながら、AFPの2011年7月の報道によると、インド全国における男女比は、男児1000人に対して女児914人と、1947年の同国国立以降最低となっています。これは明らかに男児の比率が高いのではないでしょうか。
近年の医療の発達により、妊娠初期から性別を知ることが可能となってきました。インドでは性別を理由とする中絶を防ぐため医師は性別を伝えることは禁じられていますが、こっそりと賄賂を渡し性別を聞く夫婦は後をたちません。
弟は冷蔵庫のすぐ横にいるにも関わらず。姉が言い返したら怒られて「言い返したりしないで。弟は男でしょ。だから家事はしなくていいの」そして弟が「お姉ちゃんは家にいる人なんでしょ。それがお姉ちゃんの仕事。生きるために食べたければ口答えはしないこと」と言われたって。これでは意識改革は無理よね。
でもインドでは男性が家族を支配していて、それは小さい時からそのように育てられた長期にわたる親戚や家族の教え方によるものなんじゃないかな。時代は変わってきているけど、人の考え方ってなかなか変えることが難しいから。
でも女性であるはずの義理の母親も協力的ではないと聞くし、そういう人達の教育から始めないとならないと思う。このままでは本当に悲しい。
息子は両親の保険であり、年金であり、老後の安心であった。その点、女の子は夫の家族側に行ってしまうので頼りにはできなかった。それがインドでは今も続いてるんじゃないかな。
インドで男尊女卑の考えがあったのはまぎれもない事実で、その状況が多少向上しているにしても、根強い考えは消滅していないようです。
日本でもし男尊女卑の考えがまだ残っているとしても、あからさまに公的発言をする人はなく、女性もこれほど不平等な扱いを受けることはありません。
(参考)http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/pdf/
2008_0106_ch7.pdf
http://www.afpbb.com/articles/-/2813596?pid=7511556
http://ireport.cnn.com/docs/DOC-1023426
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20110622221622AAW19pn
http://www.india-forums.com/forum_posts.asp?TID=48599
海外コメントを見ると女性の社長もいっぱいいるそうなので、根強く残っている中にも変化が起きているんだと信じたい。それにしてもサティーって恐い風習だな。もっと楽な死に方もあったろうに。
インドのは社会の仕組みとしてではなく宗教的なものの影響でそうなった感じがするな。
二つ目のコメント、女性が変えようとしないと言うが変えようとして何の被害も受けないなら変えるよ あれだけ人口多い国だから地域によって多少違いもあるだろうが、理不尽な理由でレイプやらを正当化するやつらがいるなかで自分の娘に意識改革なんて促すかね?そこで生きていくための防衛策なのでは?
インドの女性たちは気の毒だけど、こういうのは内部から変わるべきであって外国が強制するもんじゃないと思うな
※1
カーストも士農工商みたいな政治的支配システムというより、ヒンドゥー教の世界観と密接に関連してるしな。
政治改革、社会改革ではどうにもならん根深さがある。
しかもヒンドゥー教は紀元前から続く土着宗教で、カトリックみたいな権威的組織もないから、宗教改革も出来そうにない。
女がいないと男も生まれないのにな
インドは西側の国じゃないからな
西側の国はカトリック系キリスト国
日本もアメリカの子分だからそう
結局、生物としての摂理と文明としての理想との間にどう折り合いをつけていくのか
ということだけど、インドのように極端な女性軽視か欧米のように翼端なフェミニズムか
という二元論的なあり方しか示せない世界の現状。
日本はバランスを持った社会を実現できる可能性を有しているのに、欧米コンプレックスに
陥って自らその可能性を捨てているようで悲しい限りです。
あのさ、女と男がいて子は生まれるんだよね。そんな事してたら子供いなくなるかもね、、、、、、、、、、
それって、、、、、、、、、、
日本も似たようなもんじゃんw