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世界には日本とは違ったいろいろな風習がありますが、特にインドでは子供や赤ちゃんに対する一風変わった風習が根強く残っています。
インドの子供たちは、もともと目が大きいのですが、その目を更に強調するかのように、目の下に黒色で太いアイラインを書いているのをご存じですか?
このアイラインはただのお化粧という位置づけではなく、深い意味があるようなのです。
黒色のメイクアップを赤ちゃんの目に施す、この伝統はインド、パキスタン、アフガニスタンでは普通です。両親達は、アイライナーが目を保護し、視力をよくするものだと考えています。
しかし、最近ニューメキシコで報告された鉛毒ケースによると、両親が子供の顔へ施す化粧品には細心の注意を払わなくてはならないという結果が出ました。
メキシコのある街に住む2人のアフガニスタン出身の子供たちが、目のメイクアップによって血中鉛レベルが極めて高くなってしまっていました。
その家族はアフガニスタンから難民として移住してきました。Kajal、カジャルと言われる伝統的なアイライナーを一緒に持ってきていたのです。
その家庭の乳幼児が保育園にて鉛の検査をしたときに、血液の1デシリッター中に27マイクログラムの鉛を発見したのでした。これは一般的に危険だと考えられている5倍の量にあたります。
その子の4カ月になる弟の血液からは、更に高いレベルの血中鉛が発見されました。
ニューメキシコの健康局はすぐさま、その目の化粧品を鉱物だと疑いました。科学者たちの間ではカジャルは鉛を含んでいるものだという認識が、もう10年以上もありました。
そしてこの鉱物は簡単に子供の肌や目を通って、血液への入っていってしまうのでした。
一方で両親達は目にいいものだと信じてカジャルを使っていました。
健康局のスタッフがその家族の家にあったカジャルを検査してみますと、鉛が54パーセントも含まれていました。それは化粧品における着色料を定める規定の27000倍の量でした。
鉛は神経毒です。特に赤ちゃんや幼い子供にとってもっとも害を及ぼします。ごく少量でも、脳の発達へダメージを与え、それが一生の問題になってしまうことだってあるのです。
幸い、アフガニスタン移民のその子供達にはそういった症状はなく、その後、両親がメイクアップ化粧品であるカジャルの使用を止めてから、一か月のうちに血中鉛レベルは低下していったそうです。
高度の鉛を含むアイラインの化粧品、カジャルはアメリカでは違法です。しかし、化粧品は一般的に鉱物への規定はなされていないのです。
また2013年6月に公表された調査においては、36個中24個のアメリカ産の口紅が鉛を含んでいました。それでもその量は0.00013パーセントのみです。
このカジャルの使用に関して、世界中からいろいろなコメントが寄せられていました。
私もその家族に、カジャルを使うと鉛毒を引き起こしてしまうんだと伝えたんです。訪れるたびに、両親やその祖父母たちにも使用を止めるように言い続けていたんですが、そのアドバイスも無視されました。
1歳にして鉛テスト、鉛毒を起こしてしまったんですね。
どうでしょうか。日本にはこういった健康被害の可能性があるものを子供たちに使うことはしませんよね。危ないものはダメなのです。
危なくても、それが私たちの文化だからと無理やり押し付けたりはしないと思います。ですが、例えばインドではそれが普通に通っているのです。
よくわからないんだけれど、昔からの風習だからということで強制的に続けているのです。誰が何と言おうと、我が道を進んでいる国々の人たち。
日本の数々の文化を思い出してみてください。体に良くないのに継承されているものなんてないですよね。
(参考)http://www.npr.org/blogs/health/2013/11/22/246706295/eye-makeup-used-to-protect-children-can-poison-them-instead
医療や科学技術が未熟だった時代に生まれた伝統や風習は、中には間違っていることもあり、都度改善していくべきである。
10年も前から危険だということがわかっていながら、そのままだったのは実害がでなかったからなのか?
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