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1997年に特別行政区となってからも、ますます活況を呈している香港。世界中の文化が集まり、ショッピングや食べ歩きには最高の街と言えるでしょう。
イギリスの植民地だった名残から、ロンドンやニューヨークと並ぶ金融都市でもあり、毎年多くのビジネスマンや観光客が訪れています。ルイ・ヴィトンなんて、本場パリよりショップ数が多いんだとか。
しかしそんな華やかな都会の姿とは裏腹に、香港にはわれわれの知らない暗い一面があるようです。
まずは、香港について豆知識。香港の面積は約1100平方キロメートル。これは日本の札幌市とほぼ同じ大きさです。
人口は700万人を超え、人口密度は1平米あたり6688人とされています。ただし可住地に関しては1平米あたり約5万人で、これは東京で最も人口密度の高い豊島区(2万1870人/1平米)の倍以上です。
香港では現在、何万人もの人々がまともな場所に住むことができず、劣悪な環境を住居とすることを余儀なくされています。とある町には、金網でできた犬小屋をアパートとして貸している場所があり、そのあり得ない光景が世界中で話題になっています。
さてこの「アパート」、大きさは約1.8メートル×75センチ。見た目は、われわれが日本でも目にする、まさにあの金網の犬小屋です。それが一部屋に約20台並べてあり、上には最大3台まで重ねてあります。
この場所を貸している大家は、何と1台につき約200ドル(約2万円)もの家賃を徴収しているんだとか。最下段の家賃は上2台よりも高く、その理由はケージ内で立つことができる高さがあるからだそうです。
しかし環境のひどさについては、上2台と何ら違いはありません。この「アパート」に住んでいる人は現在、推定10万人とされています。住人は幼い子供から老人まで老若男女を問いません。
79歳のある男性は、もうそこに30年以上も住み続けているというのですから、このアパート、一体いつから存在しているのでしょう。中には8歳の少女までいます。
ほとんどの建物にキッチンはなく、水道やトイレはもちろん共有。食事はテークアウトで済ませている人が多いようです。
このアパートが初めてできたとき、国に衝撃が走ったとか。ところがこれらのアパート、減るどころか増え続ける一方。
世界経済が低迷していく中、イギリス支配下で金融都市として栄えていた香港はその影響を大きく受けることになり、より多くの人々がこうした生活を送る結果になってしまったんだそうです。
別の生活形態があるとすれば、それは路上生活だというのですから、それと比べればここでの生活は悪くはないようです。
一方、雨風はしのげるとは言え、劣悪な環境に変わりはありません。ある男性住人によれば、建物内部の気温は、外の気温と比較すると2、3度高く、あまりの暑さに明け方まで眠れないこともしばしばなんだとか。
しかも、ゴキブリ、トカゲ、シラミ、ネズミなどは日常茶飯事。いつか、寝ているときに耳の中にでも入ってくるんじゃないかと、ヒヤヒヤしているんだそうです。
ではここで、世界のコメントを見てみましょう。
ところで香港にはその昔、「九龍城砦」という巨大なスラム街がありましたが、その密集度合と言ったら目を見張るほど!それこそ東京の比ではありませんでした。そして今でも、幾何学模様を見ているかのような超密集型マンションは、香港の街でよく見かけられます。
国土の狭い日本ですから、住宅事情については他国の人より理解できることが多いでしょう。しかし香港の住宅や貧困の問題を耳にするたび、日本はまだまだましだと思ってしまうのです。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-2084971/Hong-Kongs-
cage-homes-Tens-thousands-living-6ft-2ft-rabbit-hutches.html
香港の人口密度が東京の豊島区の2倍なんて初めて知った。日本も土地が狭いイメージがあったけど、こんな近いところにもっと人口密度の高い場所があったなんて!犬小屋アパートなんて絶対ヤダww
犬小屋だから、日本の兎小屋より少し広いんだな。
絶対住みたくねぇ。しかも香港って平均年収低いのに、彼らはどうやって生活してんだろ?
香港の面積は2700平方キロですよ。
東京のほうが人口密度は高いです。
訂正を求む。
1平米に6,688人?
そんなバカな!
香港の住宅事情を知って、自分の住んでる公共の住宅がなんと広く感じる事か
ここが狭い、使い勝手が悪い、など贅沢で、感謝に溢れます。