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小学校の理科の授業で課題に必ずといって出されるのは“蝶の観察日記”ですよね。日本の学校に通う小学生ならだれでも通る道。モンシロチョウやアゲハ蝶など、幼虫がさなぎになり蝶になっていく様子をまじまじと観察していたものです。
さて、あのエキゾチックな幼虫を食べる宿題が出されたらどうしますか?みんなが口をそろえてノーということでしょう。しかしあの幼虫(毛虫)が日常的に食べられる地域があることをご存知でしたか?
ジンバブエを中心として、ボツワナ、ナミビア、南アフリカなどの国々では、モパネワーム(日本名)という種類の毛虫がよく見られます。毛虫の中でもサイズが大きく、とてもカラフルなこのモパネワーム、この地域では男性も女性も狩りに出かけます。
捕まえたらすぐに尾のほうを突き刺して内臓が機能しないようにし、歯磨き粉のチューブのように中身を外に押し出します。
モパネワームの収穫と売上は、億万長者にもなれるというほど金が動く業界で、例えば南アフリカだけでも毎年1600トンのモパネワームが取引され、ボツワナに至っては毎年800万ドルものお金が動くようです。
そしてなんといっても商人たちにとっては都合の良いこの産業、というのも一キロの牛肉を準備するのに一頭の牛が10キロの食料を必要とするのに対し、一キロのモパネワームを準備するのにはなんと3キロの食料が必要なだけなのです。
少ないコストでこれだけの量が生産できれば、彼らにとってもとても好都合といえます。他にも注目できるのが、タンパク質の含有量です。
これらの毛虫は私たちの身体が必要とするタンパク質の塊と言われ、そのおかげでジンバブエの村々に住んでいる人々は、私たち都市に住んでいる人がかかる特有の病気にかからないという調査結果も出ています。
調理の仕方も様々で、煮物にする人もいればスープにする人も、かりかりのフライにすることもできます。またドレッシングをかけてサラダにする人も…。
さすがにここまでなると想像を絶します…。エキゾチックなあの毛虫たちをこんな方法で栄養源にしてしまうアフリカの方々には脱帽ですが、我々日本人としてはやっぱりちょっと抵抗ありますよね。
世界のあらゆる地域にそれぞれ独自の習慣があるとはいえ、アフリカのこの毛虫を食べる習慣、世界の反応はどのようなものでしょうか。
世界の反応を見てみると、文化として、また将来の希望としてこの習慣を積極的に支持する人が多いようです。ビジネスの観点から見ても、毛虫の将来は意外に明るいのかもしれません。
それにしてもどうしても受け入れがたいこの毛虫を食べる習慣、日本にやってくるまではひとまず今の日本のおいしい食事を楽しみたいものです。
(参考)http://es.globalvoicesonline.org/2014/03/09/ocho-platos-de-africa-
que-les-desafiamos-a-probar/
http://es.globalvoicesonline.org/2014/03/09/ocho-platos-de-africa-que-
les-desafiamos-a-probar/
見た目の悪いものは栄養価が高いものも多いけど、さすがに幼虫はすりつぶしてくれないと食べる気になれない。何でも食べそうな中国人も嫌がるなんて!アフリカ人はレベルが違う。
深宇宙航行宇宙船の宇宙食候補に
無菌ゴキブリってのが研究されてる
こういうものが食卓に並ぶようになる前に死にたいわ。
フランスに有るよね?
虫料理売ってるデリってwミルワームとかだったけど。