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信用金庫や地方銀行のカードローンは消費者金融のカードローンとくらべてオトク!そんな話、最近よく聞くことはありませんか?
確かに今は信用金庫や地方銀行は、非常に魅力的なカードローン商品をぞくぞく出しているんです。広島県の呉市を中心として営業している、「呉信用金庫」もそんな魅力的なカードローン商品を提供しているところのひとつ。
でも、実際どれだけオトクなのかカードローンだけを紹介されてもわからない…ってこと、ありますよね。
そこで!大手消費者金融と、今回のターゲットである信用金庫、「呉信用金庫」のカードローンを徹底比較!どれだけ消費者金融よりオトクなのか探ります!
さっそく比較をしていきましょう!…といいたいところですが、まずは比較する対象などの説明からさせていただきたいと思います!
呉信用金庫には、全部で5つのカードローンがあります。
こちらの商品と比較する消費者金融は
の大手4社!本当に消費者金融よりもオトクなのか?まずは「借り入れ条件」から比較していきます。
あまり気にしない、という方が多いですが、借り入れ条件は実は大事な要素のひとつ。
商品によっては、収入が一定額以上ないと利用が出来ない商品もありますので自分が商品の対象となっているかチェックしましょう。
会社名(商品名) | 条件 |
---|---|
くれしんカードローン | ・満20歳以上65歳未満 ・「くれしんリリーフカードローン」を契約していない |
くれしんパーソナル カードローン |
・満20歳以上65歳以下 |
くれしんカードローン 「きゃっする」 |
・満20歳以上65歳以下 ・安定した収入がある ・専業主婦の場合、配偶者の年齢が69歳以下で 安定した収入がある |
くれしん職域カードローン 「きゃっする」 |
・満20歳以上65歳以下 ・安定した収入がある ・呉信用金庫と「くれしんジョイアクトクラブ」の 契約をしている事業所の経営者及び従業員 |
くれしん子育て応援 イクちゃんカードローン |
・満20歳以上65歳未満 ・満18歳以下の子供を養育している親権を持っている (妊娠中含む)、あるいは実質扶養している ・「くれしんカードローン」及び 「くれしんリリーフカードローン」を契約していない |
アイフル | ・満20歳以上 ・安定した収入がある |
プロミス | ・20歳以上69歳以下 ・安定した収入がある |
アコム | ・20歳以上 ・安定した収入がある |
SMBCモビット | ・満20歳以上満65歳以下 ・安定した収入がある |
こう見てみると、特殊な条件が必要となる「くれしん職域カードローン きゃっする」や「子育て応援イクちゃんカードローン」以外はそう条件に違いがないように思えます。
しかし、呉信用金庫には消費者金融とは確実に違う、そして確実に不利な条件がひとつ隠れているのです…。
残念ながら、どうしても消費者金融に勝てないところがあります。それは、「営業エリア」。
呉信用金庫はその名の通り信用金庫なので、営業エリア内に住んでいるか、勤務先が営業エリアにないと、呉信用金庫のカードローンを利用することが出来ないんです。
対して消費者金融はそのような縛りはありません。全国、どこに住んでいようが勤めていようが簡単にお金を借りることが出来ます。
いくら呉信用金庫のカードローンに興味を惹かれていても、広島県外に住んでいるとムリなんです。これは仕方ないこととはいえ、ちょっと厳しいですよね。
しかし、悪いことばかりではありません。呉信用金庫が絶対に消費者金融よりも有利と言える条件があります。
例外として配偶者が許可したという署名や、夫婦であることを証明する書類を提出すれば消費者金融でも借りることは出来るのですが、非常に面倒なため「専業主婦は不可」としている消費者金融がとても多いんです。
しかし信用金庫であればそのような法律の縛りがありませんので、お金を借りたい専業主婦の方なら呉信用金庫一択!となるわけです。
利用条件という面での比較は、「引き分け」といったところでしょうか?呉信用金庫は専業主婦の方でも利用できるという大きなアドバンテージがあるものの、営業エリアという強固な壁に阻まれてしまっています。
消費者金融はお金を貸す人を「収入がある人」という限定こそあるものの、営業エリアは関係なく間口が広いのは魅力的です。次の利用限度額や金利などを見ないとまだまだ決められない、といったところですね。
条件自体は、エリアの条件さえ満たすことができればそんなに消費者金融とは変わらないことはわかりました。
それではお金を借りる上で一番気になる、金利や利用限度額といったところをじっくりと比較していきたいと思います。やっぱりここが一番気になりますよね(笑)。
それではおまちかねの、利用限度額と金利の比較です。呉信用金庫はそれぞれの商品別、消費者金融については会社別に表にまとめています。
商品によっては借入金額に制限がある商品もあるので、該当する方は注意が必要ですね。
また、金利優遇についても一緒にまとめています。少々文字が多いですが見てみましょう。
会社名(商品名) | 利用限度額 | 適用金利 | 金利優遇 |
---|---|---|---|
くれしんカードローン | 10万円~100万円 (10万円単位) |
13.5% | 取引内容 で優遇 |
くれしんパーソナル カードローン |
10万円・30万円 50万円・70万円 ※新規は50万円まで |
13.0% | |
くれしんカードローン 「きゃっする」 |
50万円~500万円 (10万円単位) ※専業主婦は 最高50万円 |
・50万円 ~200万円…14.6% ・200万円超 ~300万円…8.0% ・300万円超 ~500万円…4.5% |
|
くれしん職域カードローン 「きゃっする |
50万円~500万円 (10万円単位) |
・50万円 ~200万円…14.6% ・200万円超 ~300万円…8.0% ・300万円超 ~500万円…4.5% |
|
くれしん子育て応援 イクちゃんカードローン |
10万円~50万円 (10万円単位) |
8.0% | |
アイフル | 500万円以内 | 4.5%~18.0% | |
プロミス | 500万円以内 | 4.5%~17.8% | 初回30日 無利息 |
アコム | 1万円~800万円 | 3.0%~18.0% | 初回30日 無利息 |
SMBCモビット | 500万円以内 | 4.8%~18.0% |
まずは利用限度額から見ていくことにしましょう。消費者金融は全体的に500万円以下までの貸付、呉信用金庫の場合は「きゃっする」の2つを除くと100万円または50万円までと、どちらかといえば控えめな利用限度額になっています。
消費者金融のほうがたくさん借りることが出来ていい…という印象にはなるのですが、こちらもちょっと特殊なしばりが実はあります。
信用金庫のカードローンにはそれがないので、年収の3分の1を超える金額でも呉信用金庫からなら借りることが可能です(実際借りられるかは審査結果次第ですが)。
最高金利を見ると、消費者金融が約18%の設定になっているのに対し、呉信用金庫のカードローンは最高でも「きゃっする」の14.6%と、3%以上の差があることがわかります。
それでは最低金利はどうでしょうか。こちらは呉信用金庫のカードローン「きゃっする」と、アイフル、プロミスの2社が同じ4.5%と同じくらいの設定になっていますね。
ただし借り入れ金額が相当大きくないとここまでの金利でお金を借りることはそうそう出来ません。多くの方は、お金を借りるとしても100万円以内であることがほとんどですから、最高金利、またはそれに近い金利が適用されると考えるのが自然です。
そうなれば、やはり呉信用金庫のカードローンはどれを選んでも十分に消費者金融に比べてオトクと言えますね。
ここで注目したいのが、「金利優遇」の部分です。アコムとプロミスには「初回30日間無利息」というサービスがあります。これは、最初の契約時に借り入れたお金の利息が30日間、なんと0円になるというありがたいサービスです。
残念ながらアコムの場合は初回のみですが、プロミスは長く利用してポイントを貯めることで、再度無利息期間を利用することができます。…が、年単位での利用が必要ですので、今回はちょっと考えないでおきましょう。
このような、金利は高めだけれども無利息期間がある場合と、金利は低いけど無利息期間がない場合はどちらがオトクなのか知りたいところではありますよね。そこで、簡単にですが以下の様な形で計算をしてみました。
金利 | 借り入れ金額 | 返済総額 | 利息対象額 | 返済回数 |
---|---|---|---|---|
18.0% | 50万円 | 888,798 | 388,798 | 89回 |
14.6% | 50万円 | 768,098 | 268,098 | 77回 |
18.0% | 20万円 | 234,724 | 34,724 | 24回 |
14.6% | 20万円 | 230,055 | 30,055 | 24回 |
もちろん無利息期間に意味が無いとは言いませんが、お金を借りて長期的に返済していくつもりであれば、金利が低い商品を選ぶことが大切だということです。
呉信用金庫の「カードローン」の金利優遇ですが、こちらは取引内容によって…という少し曖昧な内容です。これは預金口座を開設している、住宅ローンを呉信用金庫で利用している、公共料金の引き落とし口座を呉信用金庫の預金口座にしている…といった、いかに呉信用金庫を利用しているかどうかで金利が優遇される可能性がある、ということです。
普段からよく利用しているのであれば、さらにオトクな金利でお金を借りられるので非常に魅力的といえるでしょう。
やはり信用金庫のカードローンは強い!?金利面では消費者金融よりも呉信用金庫のカードローンの方がオトク!と断言することが出来そうです。
しかも無利息期間がアリの場合よりも最終的に支払う利息額が少ないのも驚きです。やはり金利は低ければ低いほど、借りる側からするとオトクなんですね。
カードローンの借り入れの重要なポイントと言える、「条件」「金利」「利用限度額」については細かく比較してきましたが、契約してからのこと…つまり、「借り入れ方法」や「返済方法」といった、利便性に関する部分も事前に知っておいて絶対にソンはありません。
借り入れ方法や返済方法なども含めて、それぞれのポイントを比較していきましょう!
まずは、それぞれの商品の申し込み方法です。利便性の大きなポイントのひとつですので、ここはしっかりチェックしておきたいところではないでしょうか?
申し込み方法がそれぞれ対応しているかどうかは以下の表の通りです。「○」がついている方法は利用することが出来ます。
会社名(商品名) | 店頭 | ネット | 電話 | FAX | 郵送 | 契約機 |
---|---|---|---|---|---|---|
くれしんカードローン | ○ | ○ | – | – | – | – |
くれしんパーソナル カードローン |
○ | – | – | – | – | – |
くれしんカードローン 「きゃっする」 |
– | ○ | ○ | ○ | – | – |
くれしん職域カードローン 「きゃっする |
– | ○ | ○ | ○ | – | – |
くれしん子育て応援 イクちゃんカードローン |
○ | – | – | – | – | – |
アイフル | ○ | ○ | ○ | – | – | ○ |
プロミス | ○ | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
SMBCモビット | – | ○ | ○ | – | ○ | ○ |
やはりこう見ると、申し込み方法は消費者金融のほうが幅広く、ニーズに応えやすいと言えそうです。
ただ、呉信用金庫のカードローンにも「きゃっする」のようにインターネットからの申し込みが可能な商品もあるので、自宅から申し込みたい!という方はネット申し込み対応の商品を選ぶのがいいですね。
借り入れ方法は、大きくわけて「銀行振込での借り入れ」「ATMからの借り入れ」の2つになります。
消費者金融4社はどちらの方法にも対応していますが、銀行振込は基本的に14時~14時50分までに振込の申し込みをしないと翌営業日以降の振込となるので注意が必要です。
プロミスの場合はジャパンネット銀行、アコムの場合は楽天銀行であれば24時間銀行振込での借り入れも可能です。
ATMからの借り入れは、提携ATMあるいは自社ATMによる借り入れで、こちらの方法を使用するのが一般的ではないでしょうか。
呉信用金庫の場合、銀行振込は受け付けておらず、基本はATMからの借り入れのみとなります。
また、その中の「くれしん子育て応援イクちゃんカードローン」はATMからの借り入れも出来ません。
「当座貸越」というちょっと変わった借り方になっており、このカードローンとひも付けされた口座の残額よりも大きい金額を引き出すとき、その足りない分の金額を自動的に補填するという形での借り入れとなります。
返済システムについては、借り入れ方法よりも変わらないといっていいでしょう。
消費者金融は毎月決まった(決めた)金額を返済する非常に一般的な形式です。呉信用金庫のカードローンについても、
以上の3つの商品は毎月決まった金額を毎月5日または10日に引き落としという形で返済が出来ます。
残りの2つの
は「随時返済」という、自分の好きなタイミングで好きな金額を返済できる形です。利息は毎年2回計算されて自動的に引き落とされます。
次はシステムではなく、方法に目を向けてみましょう。呉信用金庫の場合返済方法を変更することは出来ません。例えばくれしんパーソナルカードローンの利用者がATMで返済をしても、あくまで「追加返済」であり、毎月の返済をATMでの振込で行うことは出来ません。
対して、消費者金融は引き落としは自分で選べる返済方法の中のひとつ。ATMから返済する、銀行振込で返済する…といった方法を取ることも出来ます。
ただ、返済日を忘れてしまう、忙しくて返済ができなかった…といったリスクがあるのも確かです。引き落としが一番確実、かつお手軽なので好みにもよりますが、引き落とししか利用できないのは特に大きなデメリットとは言えないかと思います。
利便性の面については大きく差があるとまでは言えないでしょう。
しかしながら、呉信用金庫は商品によって返済システムが違う(選べない)こと、返済方法も既に決まっていることを考えると消費者金融のほうがより利用者のニーズに応えやすいと言えるかもしれません。
痒いところまできちんと手が届いている、と言えるのはやはり消費者金融の間口の広さを感じさせますね。
色々なポイントで比較してみましたが、いかがでしたでしょうか?
消費者金融は利便性も高く、すぐに借りることが出来るというスピードでは呉信用金庫のカードローンを上回っていると言えるでしょう。
とはいえ、呉信用金庫のカードローンも使いにくいのか?と言われたら決してそうではありません。非常に使いやすい商品が揃っていますし、特にメインバンクとして利用している人であれば金利優遇のチャンスもあります。
もしものためにカードローンを契約しておきたい、日常生活のサポートとしてカードローンを利用したい、と考えている方なら金利の面で圧倒的に消費者金融よりも呉信用金庫の方が圧倒的にオトクです。
今まで信用金庫からお金を借りる、といった選択肢がなかった方も、これを機会に呉信用金庫を、エリア外に住んでいる方は地元の信用金庫のカードローンに注目してみてはいかがでしょうか?
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