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横入りなんて当たり前!マナーを守っていたら何もできない国

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中国に旅行に来たり、また住んでみて困ることの一つは、みんな並ばないということ。公共のトイレに行こうと思って日本のように入口に並んでいるとドンドン抜かされます。

トイレの個室の前に並んでいても、後ろから人が来てノックしていきます。強引に割り込まなければいつまでたってもトイレにいけないのです。他にも、みんな並ばないために困ってしまうこともいろいろあります。

でも、中国では「文明」な社会を目指そうと国全体でマナーを重視するよう促していますし、多くの人が素質を向上させたいという気持ちを持っています。

マナーを守らない中国の文化

そんな思いを持つ人たちが戸惑っている問題についての記事とそれに対する中国人の反応をご紹介します。

昨日、6歳の子供と散歩中子供がケンタッキーでソフトクリームを買いたいとi言うので行った。レジは3つ、お客さんもたったの5、6人。私は、隅に座って子供に買いに行かせた。

子供はずっと礼儀を守り、前の人が買うのを待っていた。そこへ、次から次へとお客さんが入ってきて、子どもを抜かして注文を始めた。店の人も彼らの注文を取り始めた。

そこへ、別の子供が列に割り込んできてソフトクリームを買っていった。十何分かしても、子供はまだソフトクリームが買えていない。どんどん列に割り込んでくる大人たち。怒りに燃えながらも、子供の様子を見守っていた。

マナーを守っていたら何もできない

30分ほどたっても、まだ買えない子供。そこへまた人が割り込んできてので耐えかねず、レジに行って「子供よ、あなたは本当にマナーがある。でもマナーはみんなが守るべきものだ。でもこんなに多くの大人がみんな守っていない。並ぶと言うことがどういうことかみんなに教えてあげなさい」と叫んだ。

ケンタッキーを出てから子供に、「マナーというのはみんなが守るべきものだ。もしみんなが守っていなくて、あなた一人が守っていたら、最後になにも得ることができないよ」と言った。

すると、子供は「わかった。みんなが交通ルールを守っていなければ、僕も守らなくてもいいんだね」と言うのだ。学校でも家でもマナーを守るよう教える・・・これからどうやって子供を教育していけばいいのだ。

みんな必ず守るべきもの。たとえば、並ぶこと、赤信号で止まる事。これらは憲法のようなもの。みんな並ばなくてもいい。赤信号でも渡ればいい。これは地方の条例のようなもの。

国外では憲法はみんなが守るべきもの。だから、赤信号で渡れば、文句なしに警察に捕まる。中国では、憲法は条例と対立することもあるもの。だから赤信号で渡ってもだれも何も言わない。

春節の時の列車の切符を買うときも割り込みがある。あるものは罵り、あるものは義憤に駆られて怒り、中年に殴られた。
わたしだったら、列に割り込んできた人に注意し、割り込ませない。そして子供に自分はただしいということをわからせる。そして、他の人が間違ったことをしているときには、自分の正しいことを守る権利があることをわからせる。
自分がマナーを守ればいい。周りが何をしていようと、自分は自分。子供を連れて道路を渡るときには、たとえ多くの人が赤信号で渡っていても、前の信号が青でない限り私と子供は絶対わたらない。

子供がなぜ渡らないのか聞くと、彼らは規則を守っていないからだと説明する。こうして、子供は赤信号では絶対渡らない。損をすることを恐れてはならない。そこから心の平安を得る。

交通規則を守るかどうかどうでもいい。車にぶつかられなければいいだけだ。列には並ばなくてはならない。もしみんな並ぶならば・・・
マナーは守るもの。一番我慢ならないのが、「みんな守らない。だから私も守らなくてもいい」という言葉。私は一番嫌いな言葉だ。並ぶということ、これは対処しやすい問題。直接列に割り込んで来た人に注意しればいい。権利は自分で守るものだ。

マナーを守るのは、いい市民。中国にはこういう人が必要。自分の子供を教えることから始めよう。

以前、私は買い物に行ったとき、ある人が列に割り込んできた。私はただレジの人に、あなたが彼に先に精算するんだったら、私は苦情を言うよ。そしたら、その人おとなしく後ろに並びなおした。こういう時は強くでなければならない。
あなたは子供に代償について話せばいい。何をしなくてはならなくて、何をすることができて、どんな益があるか、どんな代償を払わなくてはならないか。具体的な問題を具体的に話す。こうすれば、子供は一生損をしない。守らなくてはならない時には、しっかり守り、列に割り込まなければならない時には、だれよりも早く割り込むようになる。

たとえば、ケンタッキーでソフトクリームを買うなら、みんな列に割り込んでくるなら、子供にも割り込ませるよう教える。そうすれば早く買える。それにそんな時にはだれも責めたりはしない。

もしみんな並んでいるなら、必ず並ばなくてはならない。でなければ、暴力を振るわれるかもしれない。交通法規は、たとえみんな守らなくても、守るように教える。なぜなら少しの時間の代償は命かもしれないのだから。

中国の人も、みんなが列に並ばない時どうするべきか意見が分かれています。みんないろいろな主張を持つと同時に、どのように子供に教えるべきか迷っている人も多いことでしょう。子供は周りの環境に影響を受けやすいものです。

中国で子どもにマナーを教えることは大切だという認識が高まっている一方、環境が整っていないため、親の苦労も人一倍だと言えます。都市部では、かなりマナーが行き届くようになってきました。でも、田舎までこういったマナーが行き届くのはまだまだ先のことだと思われます。

(参考)http://bbs.tianya.cn/post-free-1162828-1.shtml

中国にマナーが浸透するのはあと100年はかかりそうな気がする。

日本もいつから列に並ぶなどマナーが守られてきたかわからないが、いま中国に引っ越せと言われたら、とても嫌な気分になると思う。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2014年10月6日 11:52 PM

    マナー良く並んでも毒物を食べさせられる国

    なんだかなあ

  2. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 12:26 AM

    大陸まで行かなくても、中国の団体客を受け入れてるホテルとかに行けばすぐ地獄が見れる
    蝗とは言い得て妙だわ

  3. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 12:46 AM

    横入りは横浜の方言

  4. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 1:37 AM

    よく言われるのは、東京オリンピックの時に、メディアが日本人のマナー向上キャンペーンを張ったのがきっかけと言われていますね。
    ただ、戦中や戦後の配給に、列をつくる写真も残っているので、正確なところはわかりません。

  5. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 9:06 AM

    江戸時代既に左側通行を義務付けられてた国だし

  6. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 9:21 AM

    中国すげ~

  7. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 10:05 AM

    サバイバルな国だ

  8. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 12:03 PM

    きちんと行儀良く順番を守って待っているこの子供が30分も待ってまだソフトクリームを買う事ができず、周りの大人が誰も助けようとしないというこの状況・・
    人間として腐ってないか?子供が可哀想だろ。

  9. 日本の名無しさん
    2014年10月7日 11:22 PM

    中国の人々は明文化された法律以外にも
    マナーという名の慣習法が存在するということを知るべきだな
    法の実効性は皆が守る事で初めて担保される
    まあマナーの悪い日本の人もその意味を噛み締めて欲しいけどね

  10. 日本の名無しさん
    2014年10月9日 4:36 PM

    「無理が通れば道理引っ込む」
    指導する立場の共産党員自らが無理を通す国で、道理が生まれるわけがない

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