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世界最大の損害賠償金を要求した人物!その理由に理解できる?!

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訴訟の国アメリカで、今度は世界最大の損害賠償金を要求して裁判を起こした人がいます。その額はなんと2,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000ドル。

2の後ろにゼロがなんと36個もつく、天文学的な額になっています。こんなとんでもない賠償金を請求したのが、ニューヨーク在住のアントン・プリシマさん62歳です。

彼はどうしてこんな賠償金を請求したのでしょうか?プリシマさんはニューヨーク市とAu Bon Painというカフェベーカリーそして小売業のKマートを相手取って2014年4月11日に裁判を起こしました。

Lowering The Bar(裁判関係をあつかったウエブサイト)によると、彼はマンハッタンの連邦裁判所に一人で現れて、請求しました。

どうしたらこんな額の賠償金になるの?

22ページ以上に及ぶ訴えた内容はどんなものだったのでしょうか。莫大な額の賠償金を請求したからには、相当なことがあったに違いないと思われますが、プリシマ氏は市のバスに乗っている時に、狂犬病にかかっている犬に中指を噛まれたことに対して請求。

またそれが起こる前には、プリシマ氏が地元の病院で治療を受けているときに、中国人のカップルに自分に許可なく写真を撮ったこともあげています。

今回のこれとは別に、プリシマ氏はときどきわけのわからないような訴訟もおこしています。彼は普段よくラガーデイア空港でコーヒーを飲むのですが、そこで、不当な値段を請求されたとして、訴えを起こしたりもしています。

訴訟理由にあなたは納得できる?

彼の訴えは、彼が受けた傷みや色々な損害は決してお金では償うことができない大事なものだと主張し、どれだけ傷みを受けたのか証拠として、血の付いた中指の写真もありました。

プリシマ氏は裁判所に、自分がこうむった損害として、市民としての権利を侵害され、個人的な傷害、差別、ハラスメント、詐欺、殺人未遂、誰かがわざと感情的に苦痛を与えた、自分をだまして何か奪いとってしまおうと陰謀をたてているなどと、支離滅裂な主張をしているようです。

被告として挙がっているリストの中には、Au Bon Pain・Kマートのほかに、コーヒーの値段を不当に取られたとしてラガーデイア空港管理、狂犬病の犬にバスの中で噛まれたとしてニューヨーク市交通局、ニューヨーク市、ホーボーケン大学の医療センターなどが含まれています。

そして、損害賠償金はこれら全てを考えて、36桁も0がついてしまう天文学的な額を要求しているのです。

「What If ?」(インターネット上で疑問に思うことを投稿して答えるウエブサイト)で、この天文学的な額について質問がありました。

Au Bon Painのカフェベーカリーが全惑星に支店を建て、今から星が消滅するまで、みんなをそこで働かせたとしても、この請求額を支払ってしまえることはないだろうと回答があります。

以下はこの記事に対する世間の反応です。

多分、彼は自分がこんなにクレイジーになったのは、狂犬病の犬に噛まれたせいだと思ってるわね。
↑バカと天才は紙一重だね。
裁判所はこいつの訴えを退けて、1万ドル罰金を払わすべきだな。
ニューヨーク市は、このまぬけが請求した2倍の額で訴えをおこすべきだ。
まず、誰がこんな裁判手続きを引き受けたのか?顔を見れば、まともじゃないってわかるだろうに。
↑記事にはこいつは一人(弁護士なし)で現れたと書いてあるぞ。民事裁判じゃ、些細な要求であっても訴えを裁判所におこすことができるんだ。

もちろん、何でもかんでも訴えが通るわけじゃないけど、一応、裁判所のルールに従って、手続きが行われるんだ。彼は明らかに、精神的におかしいけど、そんな彼にも訴訟する権利はあるからさ。

裁判官ジュデイ(テレビの中で被告、原告を裁判官ジュデイが裁くアメリカのテレビ番組Judge Judy。)に裁いてもらったら。
こんなくだらない記事、読んだのは初めてかも
小切手でもあげれば彼はそれで幸せだよ。彼は精神的に不安定だから、2,3年精神病院で過ごす必要があるな。
典型的なアメリカ人がこんなことするんだよね。
↑何て、典型的なイギリス人のコメントかしら。
彼が賠償請求をタイプで打っていたら、きっとゼロのキーが動かなくなったはずだ。
君の訴えが通るよう祈っているよ、おバカさん。
彼は20ドルで今すぐ和解すべきだ。
この男は頭がいかれてるようだ。裁判に勝つなんてありえないのは目に見えているし、訴訟して裁判所にかかる費用を払うよう言われて、多分何千ドルもの借金になるだろう。
いやいや、参ったよ。この記事読んでいたら笑いすぎて死にそうになったわ。さあ、この記事を笑わずに誰かに読んでみてごらん…良い日になるよ。
この男のことを笑うのを止めて、ちゃんとした治療が受けられるようにしてあげようじゃないか。彼は明らかに病気だよ。
そうね、彼がもしこの裁判に勝てば、アメリカが抱えている全ての借金を払えるわね。そうなると、彼ってスーパーヒーローになるんじゃ…。
アメリカにはどのくらいこんなおかしなやつがいるのか?
イギリスにおいでよ。ニック・グレッグ(イギリスの政治家)が君の訴えをちゃんと聞いてくれるから。安心して。君には人としての権利があるんだよ。

プリシマ氏が訴訟を起こしたのはこれが初めてでなく、過去4年の間に中国や有名な銀行のウェルズ・ファーゴ、JPモルガンなどに対しても訴えをおこしています。

ちょっとしたことでも、すぐに訴訟を起こしたがるアメリカ。コメントの中にも出てきたJudge Judyのようにテレビ番組のショーとして裁判番組があるなんて、日本ではちょっと考えられませんよね。

私もアメリカにいる頃に、初めてその番組を見た時は、これは役者さんが原告、被告になってやっているバラエティー番組だと思っていましたが、リアリティー番組だと分かった時は、ビックリしたのを覚えています。

貸していたお金が返ってこないとか、浮気しているから離婚したいとか、公共の場で、日本人だったら恥ずかしくてそんなこと人前では話せないと思いますが。恐るべし訴訟国、アメリカですね。

(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-2631922/New-Yorker-
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訴訟の国アメリカとはよく言ったものだが、最近は日本でもモンスター○○という人たちがとんでもない要求やクレームを付けて話題になっている。そのうち日本でも同じような理由から訴訟し出すのではないか。できるだけ穏便に解決できる心を持っていたい。みなさんの周りにはモンスター○○な人達っていますか?

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年1月13日 10:32 PM

    草が生えた。訴訟。

  2. 日本の名無しさん
    2015年1月14日 4:00 AM

    大して面白くなかった。訴訟。

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