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「こんにちは、宅配便です。」と言って宅配便があなたの家にやってきました。あなたは、ドアを開けます。その時、あなたの飼っているカワイイワンちゃんが宅配便さんに挨拶するかのように、尻尾を振って、じゃれるように寄ってきて、可愛くジャンプ!
日本でも犬を飼っている家であれば、このような光景はよくあるものではないでしょうか?
ところが、イギリスではもしこのようなことがあれば、訴えられて、裁判を起こされてしまうということにも。場合によっては、刑務所行きなんてことも起こってしまうかもしれません。
「えっ!たった、こんなことぐらいで?」と思ってしまうかもしれませんが、どうしてこんなに犬の飼い主にとって、厳しいと思える状況になっているのでしょうか?
動物愛護団体が、犬の飼い主に、もし自分のワンちゃんが自宅に来たお客さんに飛びついてしまったら裁判を起こされてしまうこともあるので、注意するよう促しています。
先週、危険な犬に対する法令の改正が実施されました。改正点は、以前は公園などの公共の場で、もし自分の犬が手におえないぐらいコントロールができなくなった時に、その飼い主はそれに対して責任をもたなければならなかったのです。
それが今回、公共の場だけでなく、飼い主の自宅でもそのようなことが起こった場合に責任をとらなければならなくなりました。そして、もし自分の犬が人に怪我を負わせてしまったら、以前は最高2年の刑だったのが、5年と増えています。
このルールはそもそも郵便配達の人たちを守ろうということでできたもので、それぞれの飼い主にもう一度自分たちのワンちゃんにきちんとしつけができているのか再確認してもらおうということになりました。
飼い主の中には、自分のワンちゃんをわざわざ犬の調教師のところに連れていって、玄関でいかにお利口さんにしていられるか、しつけの訓練を受ける必要のあるワンちゃんもいるようです。
ウイリアムさんは、かなり飼い主に厳しくなったこの件について、次のように語っています。
このワンちゃんの行為は決してあなたに噛みついて攻撃しようとしているわけではないでしょうが、そうとられる可能性だってあり得るのです。
この法律はまだ始まってはいませんが、飼い主に対してもっと飼っている犬に責任をもってもらいたいのです。自分の家に誰かが来ると犬の本能として犬自身も相手に対して、警戒心を見せるでしょう。
また、人懐っこく遊んでもらいたいばっかりに、飛びついたり、軽く腕に噛みついたりするかもしれません。こういった行為が時には相手に恐怖心をいだかせてしまうことだってあるわけです。」
この新しい法令は、たとえ犬が実際に噛みついたりしなくても、相手が身の危険を感じれば、飼い主の方は処罰の対象になる可能性があるのです。
こういった犬のトラブルを避ける方法として、手っ取り早くできることは、誰かがあなたの家に来たときに、犬を別の部屋に置いておくとか、庭から玄関に犬がアクセスできないようにするなどして、犬を締め出してしまうことです。
そういったことができないのであれば、犬の調教師やしつけの専門家などに、きちんとしつけをしてもらうことだという事ですが…。
この記事に関しての反応は次のようなものでした。
教えてくれよ、じゃあもし誰かが僕の家に侵入して、僕を守ろうとして、僕のカワイイワンちゃんが反撃したら、それでも、僕は訴えられてしまうのか?
イギリスではこの法律の改正によって、飼い主が責任・自覚をもって犬を飼うようになってほしいと願っているようです。日本もペットを飼っている人が多いと思いますが、このようなちょっと行き過ぎた法律があると、犬を飼うのも考えてしまうかもしれませんね。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-2631482/Pet-owners-
warned-jail-threat-dogs-jump-greet-visitors-homes.html
中には犬が苦手でいきなり飛びつかれて襲われたように感じる人もいるだろうが、さすがに自宅の玄関先でジャンプしてきて5年の刑はちょっと重すぎるのではないかと疑問に思う。これが世界のスタンダードになっていくのか、これからが心配だ。近年は独身女性を中心にペットの需要が高まったとテレビで伝えられていた。飼い主の責任感や自覚も同じように高まっていって欲しい。
この動物愛護団体を自称する団体は
政府の工作団体だろ
こういうのはとにかく、施行後初の判例次第になるだろう
違法DL法と同じだよ