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2005年、春。4月中旬よりロンドンの地下鉄の駅構内に掲示された宣伝広告用の1枚のポスターが物議を醸し、若い女性を中心に広告への批判が殺到しました。
問題となったのはいったいどんなポスターで、どんな理由からだったのでしょうか?
問題となったのはプロテイン・ワールド社のダイエット用サプリメントTHE WEIGHT LOSS COLLECTIONの宣伝広告でした。
ポスターには≪ARE YOU BEACH BODY READY ?(あなたの体、ビーチへの準備OK ?)≫というキャッチコピーが踊り、ビキニ姿の痩身の女性モデルが起用されました。このポスターを見たロンドンっ子は大激怒。
すぐさまポスター撤去の請願書の署名活動が始まり、ガーディアン誌の調べによるとその日のうちに4万4千以上の署名が集まったそうです。またイギリスの広告を取り締まる機関ASAにはこの広告への216件の苦情がよせられました。
『この広告は痩せていない女性からすると侮辱的であり、また女性差別にあたる』
『この広告に使われたキャッチコピーは、女性の美しさの基準に間違ったイメージを与えかねない』
Twitter上にはこの広告を非難する声があふれました。またフォトショップを使って同広告を皮肉ったパロディー広告が数多く作成され、街中では広告ポスターへの批判的な落書きがが多く見受けらるようになりました。
このムーブメントはフェミニストのブロガーたちの間にも広まり、『女性は社会的に受け入れられるために何らかの努力をしなければいけない存在なのか?』といった女性たちの怒りの声が上がりました。
またビキニを着用してこの広告の横に立ち、たとえどんな体形であってもみんなビーチへ行く準備ができていると主張する女性たちも現れました。
この騒ぎにプロテイン・ワールド社はすぐさま不満の声を上げ、ポスター撤去の要求を退けました。そして同社は反撃ともとれる次のような声明を発表しました。
このようにこの騒動は、悪い評判とはいえ世間の関心を集め、その状況をしたたかに利用して売り上げを伸ばしたプロテイン・ワールド社の一人勝ちのような状況になりました。
隣国イギリス・ロンドンでのこの騒ぎはフランス人たちの間でも大いに話題になり、大きく取り上げられました。ここでこの問題に関するフランス人たちの意見を聞いてみましょう。
プロテイン・ワールド社の広告を巡る一連の騒動を目の当たりにして言えるのは、ロンドンっ子たちは宣伝広告に対して、また女性差別問題に対してかなりシビアな視点を持っているということです。
一方でフランス人の間では男性と女性で意見が二分しているようです。そしてフランスではこの騒動をきっかけとして、広告業界のありかた自体に疑問を投げかける動きもみられるようになりました。
もし問題になった広告が東京の地下鉄の駅に張り出されてもここまで大きな問題にはならないような気がするのですが、みなさんの意見はいかがでしょうか。
(参考)http://www.letemps.ch/Page/Uuid/abf518ba-ef5b-11e4-8a43-
4ad205b10b56/Are_you_beach_body_ready_laffiche_sexiste_qui_fait_
enrager_%C3%A0_Londres
http://www.terrafemina.com/article/cette-pub-pour-mincir-avant-l-ete-met-
les-anglaises-tres-en-colere_a270558/1
http://www.lexpress.fr/styles/beaute/critiquee-la-campagne-beach-body-
ready-est-retiree-du-metro-de-londres_1676423.html
http://www.reputationvip.com/fr/blog/du-bad-buzz-au-good-buzz-le-cas-
protein-world
http://www.lexpress.fr/styles/beaute/votre-corps-est-il-pret-pour-la-plage-l-
affiche-qui-ne-passe-pas-dans-le-metro-de-londres_1675491.html
http://www.20minutes.fr/insolite/1595931-20150426-royaume-uni-
campagne-pub-jugee-sexiste-fait-polemique
http://www.madmoizelle.com/beach-body-ready-polemique-354903
このモデルがかわいそう。イギリスの女性は太めの人が多いから、被害妄想が激しいと勘違いされてしまう事件だと思う。この一件で認知度は上がったかもしれないけど、結局売り上げまで上がったかどうか、結果を知りたい。
文句つける時間があるなら
痩せるために何か行動したら…?
※1
そういう問題じゃないっていうのはわかっていて煽っているだけだよな?
ビクトリアシークレットのモデルなんか摂食障害みたいに細いじゃん。それよりはこのポスターマシじゃないかね
豚ババァ自体は何処にでもいる
立派なのは堂々と要求を突っぱねた会社だね、日本の会社も見習ってほしい
薬の副作用や病気で太ってしまう人もいるのにね。
女だけど全く不快にならない。夏前にこんな広告あったら水着になるからダイエットしなきゃ!と思うくらい。
ビーチの”主役”になる準備はいいか
位にしとけば良かったかもね
侮蔑されてるような気がするなら、その感覚にしたがい、ダイエットでもすりゃいい。
自分の感覚を偽って、相手が悪いにすり替えてりゃ世話ねぇわ
侮辱がどうこうではなくて、そもそもビーチに行くには痩せていなければならないという感覚はどうなのっていう話じゃないの?
※7みたいな広告ならまったく問題にならなかったと思う
男だろうか女だろうが人種が何だろうが、デブは醜い。マツコデラックスくらいのキャラクターになれば面白いけど。
日本のファッション雑誌なんかが海外に渡ったらクレームだらけだな。
ダイエットや美容商品は、そもそも綺麗になることが商品の価値だろ。
その否定しちゃうとダイエット商品に意味がなくなる。
痩せろよデブって感じだがな、抗議して奴らはなんなの。
イギリスの肥満率は欧州でも高いからな
少しは気にして良いと思うよ
性差別なのかねぇ……
たるんだ身体で半裸になるのが格好良いと思ってるのかと、逆に聞きたいが
女性バージョンしかないの?
女性の隣に鍛え上げられた男性も並べておけば
大丈夫だったかもしれないのに
男はデブ or ガリでもOKだけど女だけはパーフェクトじゃなきゃダメってか?
まぁ自分は男の体型よりも
まきびしみたいなワキ毛の方が気になるんだけどもねw
世間がガリ=完璧な体って刷り込むから
ちょいポチャの子でも吐いてまで痩せようとする
日本語が不自由なくせに海外の反応まとめやっちゃいかんよ。