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「主婦だから・・・。」「年金生活だから・・・。」と借入先に困っている専業主婦や高齢者の方はいませんか?
東京青梅市にある「青梅信用金庫」の扱っているカードローンは、地域住民が活用できるようコースが3種類用意されており、実は、専業主婦でも高齢者でも借り入れすることができるのです。
青梅信用金庫の近くにお住まいの方、一度、この信金のカードローンを考えてみませんか。
東京の青梅市にある青梅信用金庫は、大正時代に設立された歴史ある信用金庫です。本来は青梅(おうめ)ですが、漢字の読みから「あおしん」と呼ばれます。
東京の青梅市を中心に広く展開し、埼玉にも店舗が多く存在します。
設 立 | 1922年3月 |
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本店所在地 | 東京都青梅市 |
出資金 | 23億円 |
店舗数 | 36店舗 |
金融コード | 1358 |
青梅信用金庫は自ら「のめっこい信用金庫」と表現し、地域と密着した金融機関として様々な活動や業務を行っているのですが、「のめっこい」とは、そもそも関東圏にある方言を活用しています。
青梅信用金庫が近隣住民に身近になってもらうべく、この「のめっこい」の言葉の実践として、マラソン大会に協賛したり、「あおしん地域文化振興基金」を作り、スポーツや文化のための助成も行っています。
もちろん、金融機関として、専門家と連携して地域の企業の相談に乗ったり業務提案なども行っています。
他にも、環境問題にも積極的に取り組みを行っています。ハイブリッド・カーや電気自動車を導入したり、ソーラーパネルを設置している店舗もあります。また、「美しい多摩川フォーラム」にも参加し、ただ地域密着というだけでなく環境にも配慮している金融機関として活躍しています。
よく信用金庫は、地域密着金融機関として業務や活動を行っていることがアピールされますが、そもそも信用金庫と銀行は、どのように違うのでしょうか。
わかっているようでいて実は知らない人が多いのが、この銀行と信用金庫の違いです。業務内容を見ると金融機関としては同じなのですが、根本的な考え方や組織としての在り方が違うのです。
その違いを知らないからと言って利用できないわけではないですが、知っていて損はないと思います。
銀 行 | 株式会社(営利法人)。 金融の円滑を計るために設立され、業務を行う。 |
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信用金庫 | 会員(地域の住民や労働者)の出資による協同組織(非営利法人)。 国民の金融の円滑を図るために設立されたが、それだけでなく貯蓄の増強にも力を入れている。 |
預金は兎も角、よくカードローンで地域で根差した金融機関ということで、借入の条件が営業地域内に住所があるか勤めている、というような内容が盛り込まれています。
これは、信用金庫の場合、融資の対象は会員となっているからです。「私は、会員になった覚えがない」という人もいるかもしれませんが、会員の条件はやはり地域との関係がでてきます。
信用金庫の会員条件
これらの点が、地域と密着していると言われる所以とも言えます。
ちなみに銀行は銀行法にのっとって営業され、信用金庫は信用金庫法と、法律的な部分でも違いがあります。
銀行との違いを見ると、信用金庫が地域密着と言われ、近隣住民との距離を縮めようと努力しているのも頷けます。
そもそも信用金庫は、銀行とは業務は同じでも基本的な部分で違うというのは、改めて知る人も多いのでは?地域発展にも貢献し、必要な金融機関と考えると親近感が湧くものですね。
地域密着金融機関として、業務ではあるのですが、積極的に個人への融資に様々なローンの活用を「あおしん」は提案しています。
「あおしん」のローン種類
それぞれの目的に沿ってどのローンを使うかは変わりますが、限度額内とはいえ借り入れを何度も行ったり、借入目的が都度変わるような場合は、やはりカードローンが一番お勧めです。
そのカードローンに関しては、3種類のコースがあります。
カードローンなのだから、所詮金融機関の利益のためだろうと思われるかもしれませんが、ただ利益のためだけに融資するのではなく、大手では借り入れしづらい人達にも融資ができるよう、それぞれのコースでの特徴や借入条件等は違います。
特に専業主婦や高齢者の場合、消費者金融では借入出来なかったり、銀行によってはなかなか厳しかったり借り入れ対応してもらえない場合があるので、「あおしん」のカードローンを見てみる価値は大いにあります。
そんな中、カードローンのコースが3つあるあおしんは、それだけで選択範囲が広がるというもの。もちろんフリーローンも含めるとコース数は多いと考えていいでしょうね。
とはいえ、コース数が多ければいいと言う訳ではないでしょうから、今からカードローンの内容を見てみてみましょう。
専業主婦は、お金が必要な場面が多い割に、収入がないからと消費者金融では融資をしてもらえない職業(職業というのも何ですが)の一つです。
それは、消費者金融が対象になっている法律の一つ、総量規制の関係でもあるのですが、銀行や信用金庫は総量規制の対象外だという点が、専業主婦にとってはありがたい点になります。
とはいえ本人には収入がないため、必ずしも銀行などのカードローンが利用できるとは限りません。
しかし、銀行や信用金庫の特徴でもあるのですが、「あおしん」のカードローン「あおしんきゃっする」も他行と同様に、配偶者に安定した収入があることが条件にあるとはいえ、専業主婦でも借り入れができるのは大きなポイントの一つと言えます。
ちなみにある程度の年齢の方の場合、年金収入のみだと申し込みすることはできません。(年金受給の方は、「シルバーきゃっする」があります。)
あおしんきゃっする概要
申込条件 | 青梅信金の営業区内の居住、または勤務(営業)している 満20歳以上65歳以下 (満66歳に達した誕生月の翌月からは返済のみ。) 安定した収入がある (専業主婦、パート、アルバイトも可、ただし専業主婦は配偶者に安定した収入があること) ※年金収入のみは不可 信金ギャランティ(株)の保証が受けられる |
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使い道 | 自由 (ただし事業性は除く) |
契約極度額 | 50万円以上100万円以下・110万円以上200万円以下・210万円以上300万円以下・310万円以上400万円以下・410万円以上500万円以下・510万円以上700万円以下・710万円以上900万円以下の7コース |
利用限度額 | 10万~900万円 (専業主婦は50万円まで) ※借入期間中、限度額が増減することもあり |
利率 (年率) |
4.5~14.6% |
返済方法 | 残高スライド方式 |
返済日 | 毎月10日 (土日祝日の場合、翌営業日) |
融資期間 | 3年(自動更新) |
担保・ 保証人 |
不 要 |
必要書類 | ■ 原則、運転免許証(無ければ、個人番号カード・パスポート・顔写真付住民基本台帳カード・運転経歴証明書のいずれか) ■ 900万円コースの場合は所得証明書類が必要 |
※「あおしんきゃっする」の申し込み極度額と利用中のローンの残高合計が700万円を超える場合は、青梅信用金庫の出資加入が条件です。
大きなポイントとして、所得証明書類が700万円コースまでは必要ない点があげられます。
この700万円まで所得証明書類が不要となっている額は、他と比べてもかなり親切な額です。通常では、所得証明書類が不要なのは、せいぜい300万円までの金融機関が多いです。700万円という額でみると、大半の人は所得証明書類が不要になるのではないでしょうか。
また、利用中のローン残高との合計額が700万円を超える場合の条件もあるのですが、借入ができないというよりも出資加入が条件となっている点もある意味、特徴的と言えそうです。
そもそも、契約極度額が900万円と金額が大きいです。以前は、500万円まででしたら、かなり金額アップしています。
こうやって見ると、専業主婦の視点とは別に、高額融資に対してもかなり柔和な対応がうかがえます。高額融資を考えている人には、検討に値するカードローンと言えそうです。
借入の上限額は900万円と金額は大きいですが、専業主婦に対しては50万円までとなっています。一見、少ないように思えます。
しかし、専業主婦の借入限度額から見ると、多くても返済は10,000円となります。返済能力のことを考えると、これはこれで十分な額ではないでしょうか。
毎月の返済額は、下記に示しましたが、それこそ生活費を預かる機会の多い主婦には、なんとかやりくりして返済できる金額と言えます。
毎月の返済額
返済日前日の借入残高 | 約定返済額 |
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30万円以下 | 5,000円 |
~50万円 | 10,000円 |
~70万円 | 15,000円 |
~100万円 | 20,000円 |
~150万円 | 25,000円 |
~200万円 | 30,000円 |
~250万円 | 35,000円 |
~300万円 | 40,000円 |
~500万円 | 50,000円 |
~900万円 | 60,000円 |
もちろん、毎月支払われる約定返済の他に随時返済も可能なので、お金に余裕がある時は、随時返済をすると負担は早く減るのではないでしょうか。
「あおしんきゃっする」の申し込みは以下の申込方法があります。
どの方法においても、最初は仮審査申込という形になっており、返答にて仮審査に通過すると、店舗にて改めて本申し込み、契約となります。
最終的に店舗へ出向くという手間はあるのですが、直接話も出来ると言う点で、疑問点などの解消や細かい相談もできるというメリットはあります。
専用の仮申込ページでは、自身の内容だけでなく、配偶者の収入や勤務先等の項目も入力の必要があるので、配偶者の情報もきちんと把握している必要があります。「よくわからないから適当でいいわ。」とすると、後で困ったことになりかねませんので注意しましょう。
ただ、一番忘れてはいけないのは、審査があることです。
申し込みは仮審査の申し込みとなっています。審査は誰でもあるので、ある意味平等です。虚偽をしない、丁寧な受け答えをするなどの、努力は当然必要です。
専業主婦専用のカードローンではないので、当然、他の利用者の方もネットでの申し込みページは当然あります。要は、申し込みの記入内容は基本的には同じなのですが、勤務先への記入が本人か配偶者という括りの違いと思えばわかりやすでしょうか。
どちらにしても、申込自体は24時間対応(電話は対応時間が決まっている)ですが、回答に関しては、申込時間によっては翌営業日に回答ということになることもあるので、急いでいる場合には注意が必要です。
専業主婦にも特化していると言える「あおしんきゃっする」ですが、そもそも地域が限られていることは忘れてはいけません。店舗・ATMがある利用対象地域ですが、これらになります。申し込む前に確認した方がいいと思います。
もちろん、専用申込ページがあろうと、専業主婦専用のカードローンではないのと、極度額が大きいという点でもいろいろな人にも使えそうですね。所得証証明書類が500万円まで不要なのもありがたい点です。
借り入れが難しいのは専業主婦だけではありません。高齢者だと年齢制限に引っ掛かる場合が多々あります。年齢以外にも年金生活者ということで条件に当てはまらず、申し込みすらできないことがあります。
そんな高齢者向けのカードローンが「あおしん」にはあります。
「あおしんシルバーきゃっする」がこれに当たります。
あおしんシルバーきゃっする概要
申込条件 | 青梅信金の営業区内の居住、または勤務(営業)している 満60歳以上69歳以下 (満70歳に達した誕生月の翌月からは返済のみ。) 年金受給している (国民年金、厚生年金、共済年金、厚生年金基金) 信金ギャランディ(株)の保証が受けられる |
---|---|
使い道 | 自由 (ただし事業性は除く) |
契約極度額 | 50万円 |
利率 (年率) |
14.6% |
返済金額 | 毎月10,000円 |
返済日 | 毎月10日 (土日祝日の場合、翌営業日) |
融資期間 | 3年(自動更新) |
担保・ 保証人 |
不 要 |
必要書類 | 原則、運転免許証(無ければ、個人番号カード・パスポート・顔写真付住民基本台帳カード・運転経歴証明書のいずれか) |
※利用期間中に、限度額が増減する場合もあり。
※申し込み限度額と利用中のローンの残高合計が700万円を超える場合、出資加入が条件になります。
今は「年金だけでは生活できないから。」と働く高齢者も増えてきているため、年齢さえ条件に引っ掛からなければカードローンに申し込みできる、という場合も増えていることでしょう。
しかし、中には年金だけで上手に生活している人もいます。とはいえ、普段は年金だけで上手に生活しているとしても、急にまとまった出費が必要になる場合だってあるでしょう。
融資額も50万円と一般のカードローンと比べたら小額になりますが、年齢を考えると十分な額と言えるのではないでしょうか。
いざという時に便利なカードローンですが、高齢者向けとしての注意点はどうしても出てきます。借入上限の年齢の問題です。
カードローンとしては高齢者向けのあるなしに関わらずどこも同じなのでしょうが、高齢者だからこそ気をつけないと、すぐにその年齢に達してしまいます。これはある意味仕方がないことでしょう。
しかし、一般的なカードローンの年齢条件は、大よそ65歳前後が申し込みの上限となっていることが多く、比較してみると、このシルバーきゃっするは、高齢者向けとなっているため、かなり条件が緩いと言えます。
他の注意点としては、申し込みがFAXでの仮審査申し込みのみとなっている点です。
年齢的にパソコンなどを使ってインターネットからの申し込むという方はあまりいないのかもしれませんが、今の高齢者は様々な活動に意欲的です。中にはパソコンが得意な高齢者もいるでしょう。しかし、この申し込みに関しては、残念ですがその実力を発揮することはできそうにありません。
申し込みの流れとしては、FAX送信ののち仮審査に通過した場合、店頭にて正式に申し込み、契約へと進みます。FAXも苦手な方には最初から店頭に出向いた方が早いかもしれませんが…。
そんな中、限度額は一般的なカードローンよりも少ないとはいえ、あおしんの「シルバーきゃっする」は、年金受給者向けのカードローンとして、いざという時には重宝します。年齢も年金者向けなので、69歳まで申し込み可能というのは嬉しい点ですね。
「あおしん」には、3つのコースのカードローンがあるとしましたが、もう一つの「あおしんカードローン」は、一般的なカードローンで限度額が100万円の為、会社員や小額融資希望の方に向いていると言っていいでしょう。申込みはインターネットまたはFAXとなります。
こうやって見ると、やはり一番便利がいいのは、申し込み方法がいくつかある「あおしんきゃっする」になるでしょう。専業主婦でも借入可能として、ネットで専用の申込画面があるのはそれだけ申し込みする方がいるということと、対応してもらえるということが言えるからでしょう。
もちろん、どんな職業においても、申し込み方法を見るとこのコースが一番勝手がいいように見えます。
しかし、年金生活者には、やはり「シルバーきゃっする」が一番便利となるでしょう。
ただ、どちらにおいても最終的には店頭での手続きとなるため、一見手間に感じるかもしれません。だからこそ親身になって相談にのってくれるのが、「のめっこい」信用金庫としての青梅信用金庫の特徴とも言えるのではないでしょうか。
地域の人たちのための金融機関です。困った時は、相談に乗ってもらうといいでしょう。
関東地方の広範囲を対象としているとはいえ、地域が限られた信用金庫としては、かなりいい内容のカードローンと言えるのではないでしょうか。「のめっこい」金融機関を目指している青梅信用金庫のカードローンは、該当地域の方にはオススメの一つと言えるのではないでしょうか。