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フィリピンメディアによると、23歳の女性が背中と足に重度の火傷を負い、6時間も治療せずに放置された。
この恐ろしい写真は、“コーヒーを入れるのが遅すぎる!”とサウジアラビア人の雇い主がフィリピン人メイドに熱湯で火傷を負わせたものだ。
ファトゥマとして知られているこの23歳の女性は、この事件が起きた時、アラブ人家庭(名前公表せず)で働いていた、とABS—CBNニュースを伝えている。
“コーヒーをすぐに持って来なかった”と女性の雇い主が怒り、彼女に熱湯をかけたと報じられている。
首、背中、腕に重度の火傷を負ったファトゥマは、6時間も病院へ連れて行ってもらえなかった、とフェイスブックのポストで訴えている。
彼女は現在、フィリピン大使館に保護され、治療と滞在施設が与えられている。
この事件のあと”ファトゥマの従姉”という女性が、憤慨しフェイスブックに怒りのメッセージと、ぞっとするような写真を載せている。
フェイスブックのメッセージ:
彼女はリヤドに来て、まだたったの2ヶ月しか経っていない。彼女が着いて5日も経たないうちから、男性のボスに叩かれ、時々は食べ物だって奪われた。
彼女は熱湯をかけられたあと、6時間も病院へ連れて行ってもらえなかった。病院へ行った後はすぐに家に戻され、働かされた、あんなにひどい怪我をしているにもかかわらず!“
アムネスティ・インターナショナルによると:
もし逮捕されたら、裁判をする事になりますが、それは通訳なしで完全にアラビア語だけで行われるのです。労働者達の多くは弁護士を雇うお金もなく、助けを求める家族もいないのです。“
3年ほど前にもサウジアラビアの家庭でメイドをしていたインドネシア人が、誤って子供を死なせてしまい、インドネシア政府への事前通告なしにメッカで処刑されるという事件があった。
その時もサウジ・インドネシア間で緊張が高まり、一時インドネシア政府はサウジにメイドを派遣せず、サウジ労働省も家事労働者へのビザを発給しないという自体を招いた。
仕事を求めてアジアから海外へ移住する者の70~80%は女性が占める。特にサウジアラビアではインドネシアやフィリピン、スリランカからのメイドが人気であるが、これらの女性には搾取と暴力などの危険も隣り合わせだ。
一時移住を斡旋する業者には不法移住を斡旋する者もおり、その場合移住者が危険な目にあっても訴える事ができない。
渡航費用などの借金を抱える女性達は、搾取、暴力にあっても逃げる事も出来ないのが実情だ。
労働者を派遣する側の政府は彼らからの送金で利益を得、労働者受け入れ国の政府は彼らの低賃金労働で利益を得ている。
サウジ政府は、今度はベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラデッシュなどから労働者を確保する可能性を探っていると言われるが、これら女性移住労働者には、両国の人権に対する意識の改革と労働法の強化が必要である。
そのサウジはそのあと彼女を起こしてあげたかって?もちろんノーよ。彼女がどくまで、ただ車に座っていただけ。通りかかった西洋人達が彼女を起こしてあげたの。サウジの典型よ。
でも皆今でも同じだって知ってる。サウジアラビアには、高等政治事務所には黒人は入ってはいけない、というアパルトヘイトがある...
でも勿論、石油のせいで国際社会も無視しているんだ。
彼女達はTCN(Third Country Nationals第三国人)と呼ばれいてた。
可哀想な女性達は、魅力的な宣伝と何百ドルも作れるという約束に騙されて、あの国やって来た。
こういう金持ち悪魔の4~5歳の子供達でさえ、彼女達につばを吐いたり、動物のように扱っていた。
政府は絶対に介入しなきゃダメだよ。
暴力を停める為には社会全体のキャンペーンが必要で、被害者の身分に関わらず、加害者を罰することだ。
君たちの中で、サウジアラビアで不当な目にあった事がある人がいるのか、それか、これは魔女狩りか?僕が知っているサウジ市民は皆いい人達で、ハエさえ殺さないよ。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-2634241/Pictured-horrific-burns-suffered-Filipino-maid-Saudi-boss-threw-boiling-water-caused-storm-countrys-servants.html
未だにこのような奴隷制度を思い出させる事件が起きているなんて、びっくりした。
日本ではメイドを雇う文化がないので実感がわかないが、サウジアラビアでは実際メイドをどう見ているのだろうか?