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女性の権利が主張され尊重されるようになってきた現代においても、まだまだ男尊女卑を思い出させるような文化や習慣の名残が世界各地には見られます。
アフリカのナイジェリアを一例に挙げてみると、この国において女性は25歳から30歳の間に結婚することが求められており、30歳を過ぎても独身でいる場合この女性は一家の邪魔者とみなされてしまいます。
男性が結婚したい女性を選ぶ場合、女性にはプロポーズを受け入れるほか選択肢はありません。男性は家族に女性を紹介し、結婚後は一生涯をともにすることが求められます。
さて、結婚できてハッピーエンド…と思ったら大間違い。結婚後の女性の扱われ方は、女性の権利が主張されるこの時代には少し受け入れられ難いものでしょう。
ナイジェリアでは子供の世話はすべて女性の仕事とみなされています。子供を育てる過程で生じるすべての仕事は女性が責任をもち、一方で男性は子供の教育や世話に関して一切責任がありません。
もちろん女性は夫の身の回りに関しても一切を引き受け家事を果たし、しかし家族のことに関して決定やその他意見を言う権利は全くありません。
つまり男性が妻と子供の所有者であり、家族の成員はすべてに関して男性の決定に従わなければなりません。
結婚が高く評価されるナイジェリアでは、結婚の成功は女性の責任です。どういうことかというと、もし結婚関係が破たんした場合責任をとらされるのは女性で、男性側には全く責任が追及されません。
つまり女性だけが恥をかくということです。夫婦間の性関係においても女性は拒む権利が全くありません。
妻は夫に一生忠実であることが求められますが、男性は結婚外の関係をもつことが普通とみなされます。
皮肉なことにこの習慣の弊害としてエイズが蔓延しており、夫が妻にウイルスをうつす危険が大変高くなっています。
ある女性の夫が亡くなった場合、他の文化と同様故人を追悼する儀式が行われます。これによって故人が他界に旅立つことが容易になるとナイジェリア人は考えています。
しかしこの儀式、そして儀式後の生活は残された妻にとっては苦痛と言っても過言ではないでしょう。この儀式においてまず行われるのは妻の頭にカミソリをあてること、つまり髪がすべて剃られるわけです。
その後地元の医者が、この女性が見境のない性交渉をもったことがないかを確かめる手術を行います。この時に用いられる道具はほとんどが消毒殺菌されていないため、感染症や病気をひきおこす結果になってしまいます。
この儀式の後、残された女性は強制的に故人の親族との結婚を余儀なくされます。
これはナイジェリアの結婚制度の一部にすぎませんが、考えるだけで背筋が凍るような感覚を覚えます。文化や習慣として片づけられないこの現状に、世界からは疑問の声が上がっています。
国際的に人権の保障が叫ばれる時代ですが、世界のあらゆるところにはまだまだ文化や習慣として片づけられてしまっている様々な人権侵害があるようです。
まずはその存在に気づくこと、そしてそれをおかしいと勇気をもって声を上げることが求められているように感じます。世界のこの声が届き、ナイジェリアの女性が本当の幸せと安心感をつかめるようになることを心から願うばかりです。
女性の人権的に大きな問題だと思うが、宗教や地域の仕来りが優先してしまうのが悲しい。
良い文化は引き継ぎつつ国際化が進み、人権に対する理解が得られればと思う。
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私はナイジェリアに住んで居ますがこれは昔、昔の話すぎますね。
髪剃る以外日本と大差ないじゃないですか。