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1950年代に大流行したフラフープは、近年ダイエットアイテムとして注目されています。そんな中、韓国発の突起の付いたフラフープは拷問器具のようだと話題になっています。
一般的なフラフープはだいたい1mほどの丸い輪のこと。プラスチックなどの素材で出来ていて、輪の真ん中に入って回転させる用具です。ダイエットやショーなどで楽しめます。
腰だけでなく、首や腕、足などでも回されます。古代ギリシャではこのフラフープの原型があり、実際にダイエットに使われていたそうですよ。
フラフープの名称は、動きがフラダンスに似ていること、英語の輪(ループ)を組み合わせた語なのです。けれどでも登録商標などの絡みで、各メーカーの商品名(フリスビーなど)で呼ばれることが多いようです。
1958年、フラフープは日米同時に大ブレイクします。日本では販売店には行列ができ、月間80万本も売れたそうです。
健康や美容に良いとされたフラフープは大人から子どもまで熱狂し、多くの競技会も催されたようです。今のおばあちゃん達が、このフラフープに夢中になっていたなんて想像つきません。
けれども空前の大ブームは、わずか40日間で終わります。 路上で遊んでいた子どもが交通事故に巻き込まれたり、内臓障害などの健康への悪影響がマスコミで取り上げられたからです。マスコミの影響力は凄いですね・・・
のちにフラフープと健康被害の関連性は科学的に否定されましたが、そのブームは再燃することはありませんでした。
2000年以降、フラフープの魅力が見直されつつあります。効果的なダイエット器具としても注目をされているのです。重さは500gから1kg程度がベストな状態だとされています。軽すぎると十分なダイエット効果が望めないからです。
ネットでも話題になっている韓国発の地獄のフラフープは、突起部が脇腹にあたり激痛を伴う健康器具です。重量は2kgもあるので、体格の小さい日本人女性にはかなりの負担です。
慣れれば心地よいらしいそうですが、人によっては青あざができる場合もあるそうです。関心のある方は、くれぐれも自己責任で挑戦してみてください。
では、この地獄のフラフープの動画を観た海外の視聴者から、たくさんのコメントが寄せられています。
日本のインターネット通販などでも「マッサージ・・」や「指圧ボール付き・・」などの名前で類似品が販売されているようです。
しかし、動画で紹介されるような地獄のフラフープよりも、もっとソフトタッチでカラダにやさしい感じのものが好まれるようです。これは国民性の違いでしょうか。
とは言え、ダイエットと美容は現代人に共通の関心事です。韓国式の地獄のフラフープの是非は別として、フラフープ自体はウエストや下半身の引き締めに効果が期待できます。特にインナーマッスルを上手に刺激してくれるようです。
どのダイエット器具でも同じことかも知れませんが、買ったけれども、使っていない・・・なんてことにならないように気をつけましょうね。
(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Hula_hoop
http://www.ebay.com.au/itm/New-Dynamic-W-Health-Hoola-Hula-Hoop-
Weighted-Exercise-Diet-5-07lb-2-3kg-Gift-/140924661112
突起がデカすぎて恐い。このフラフープは2kgもあるということで筋トレに効果大だと思う。重さは重要だと思うけど、突起は必要あるのかな?