実はウェブデザイナーを目指していた！？ディーン・フジオカってどんな人？

ディーン・フジオカは朝ドラ『あさが来た』で五代友厚役を好演して話題になりました。彼は日本だけでなくアジアで人気を誇る新星です。甘いマスクで女性たちを虜にするディーン・フジオカの魅力を探ってみましょう。

生粋の日本人なの！？

『あさが来た』で初めてディーン・フジオカの魅力を知った方も多いでしょう。でも彼はそれまで長いキャリアを海外で積んできました。日本への“逆輸入型”の役者とも言えるかもしれません。

ドラマでの英会話や役者名からハーフまたは外国籍とも思われがちですが、本名は藤岡竜雄。福島生まれ千葉育ちの純粋な日本人です。

千葉の名門、県立船橋高校を卒業後、18歳でウェブデザイナーとして起業することを夢見てマイクロソフトの本拠地、アメリカのシアトルに留学します。

コミュニティー・カレッジやシアトル大学で専門分野を学びましたが、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのようにIT界での成功はできませんでした。しかし、シアトルでのマルチカルチャーな体験は彼のキャリアの大きな糧となったのです。

2004年、彼の人生に大きな転機が訪れます。旅行中の香港のクラブでラップを飛び入りで披露します。これが偶然プロデュースの目に止まり、香港の雑誌やCMモデルとしてのキャリアをスタートするのです。

そして更なる活動の場を求めて台湾に拠点を移し、ドラマや映画で役者としての人気を確立します。台湾で製作されたドラマ『ホントの恋の見つけかた』や『笑うハナに恋きたる』などは日本でも放送され、徐々に注目を高めていきます。

2015年にはアメリカで人気の西部開拓時代の探偵ドラマ『ピンカートンズ』にも日本刀を使うケンジ・ハラダ役で出演しています。

才能豊かな男前

彼はモデルとしての優れた容姿に恵まれています。身長は平均的な日本人よりも高い180cm。バランスの良い筋肉質なボディ、セクシーな瞳とまつ毛、そして魅惑的な微笑み・・・本当に男前です。

でも彼が優れているのはそのルックスだけではありません。日本語、英語、中国語など5ヶ国語を堪能に操ることができます。役者や監督として活躍するほか、ミュージシャンとしても高い才能を持っています。

歌やギター、ドラム、ピアノができる他、自ら作詞・作曲・プロデュースも行なっています。趣味では格闘技（中国武術とキックボクシング）やチェス、撮影etc・・・・本当に多才ですね。

ディーン・フジオカの芸名は日本人にはユニークですが、中華圏ではイングリッシュ・ネームを持つのが一般的。香港でのデビューの際、彼はシアトル留学時代にホストファミリーから呼ばれていた名前“ディーン”を使ったのです。

中国語（ディエン）で当て字を使う時は“靛”（インディゴ＝青藍）が使われます。

インターネットにアップロードされた彼のドラマや音楽プロモーション・ビデオには世界中の熱狂的なファンから沢山のコメントが寄せられています。

ますます目が離せない！

ルックスや音楽、役者、語学力などマルチな才能に恵まれたディーン・フジオカをちょっと羨ましくさえ感じる人も多いです。しかし、あまり知られていませんが、彼は人一倍に向上心が強く、そして大変な努力家なのです。

常に現状に満足せずに新天地を目指しています。ドラマ『あさが来た』では難しい鹿児島訛りの日本語と英語を見事に使いこなしていました。聴力が素晴らしいだけでなく、プロ意識の強さを感じます。

ディーン・フジオカは台湾人と日本人とのハーフだと勘違いしている方が多いですね。日本人の父と台湾人に母の間に生まれたアジアのスター、金城武の影響かもしれません。

私生活ではインドネシアの女性と結婚している双子のお父さん。今後も目が離せない世界で活躍する日本人です。

（参考）http://www.tokyoweekender.com/2015/04/dean-fujioka-takes-a-
killer-approach-to-a-global-career/

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