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富山県などの日本海側は世界有数の豪雪地帯です。ここを通過する立山黒部アルペンルートは外国人観光客にものすごく人気の超ホットスポットなんです。
外国人にとって日本の北端にある北海道には「寒さ」や「雪」のイメージがあります。でも実は北海道よりも本州の方が雪が多いんです。
湿度をたっぷり含んだシベリアからの冷たい空気が日本アルプスの高い山脈に当たり、その手前の日本海側、北陸地方に雪が集中するんです。
特に立山付近は地形的に雪の吹き溜まりになっているんです。だから冬場は道が封鎖されるところが多いんです。
立山黒部アルペンルートは富山県と長野県の間を通る観光ルートです。このルートはロープウェイや高原バス、トンネルバス、ケーブルカーなどの複数の交通機関の組み合わせでできています。
その中で最も人気なのが高原バスで通過する「雪の大谷」と呼ばれるコースです。 20mほどの雪の絶壁が500mほど続きます。雪を知らない南国の方はもちろん、北国からの外国人にだって人気なんです。
その秘密は独特な雪質です。このあたりの雪は通常の2倍の水分(重み)があるので、崩れない壁ができるんです。何だか南極の硬い氷を削ったようですね。軽いサラサラの雪しか知らない外国人には信じられないような光景なんです。
除雪作業を行うときは、雪で完全に覆われた道をポールやGPSを使って正確に把握し、19台の重機が使われます。除雪される雪の量はなんと東京ドーム1杯分なんだそうです。雪の量も凄いですけど、これを綺麗に除雪するテクニックも凄いですね。
また、急な天候の変化にも安全に対応できるように、ちゃんと気象予想専門会社からの最新の情報に基づいて作業を進めているそうです。
作業は真冬の1月から少しずつ進められており、4月の開通にはしっかり間に合うようになっています。日本人ならではのきめ細かい丁寧な仕事ぶりですね。
自然保護のために、観光はバスなどの公共交通機関に限られ、マイカーでの乗り入れは許可されていないんです。近年ではマイカー回送サービスなどもあるので、車で行く場合は事前に観光ガイドなどで情報収集をしておくことをおすすめします。
世界的に大人気の立山黒部アルペンルート(雪の大谷)の動画を観た外国人の反応を紹介しましょう。
日本は小さな島国だと思われています。確かに国土面積だけではそう言えるかも知れません。それでも日本は南北に3000kmもあり、海洋面積は世界第6位で、海岸線の長さは世界一なんですよ。
また四季折々の多様な自然に恵まれています。北限にない日本にこんな豪雪があるなんて日本人でも驚きですね。この深く積もった雪は、雪解け水となって、豊かな自然や農業・水産業を育んでいます。
そして、外国人は美しい自然と調和を図る日本人に尊敬の念を持っているんです。
(参考)http://www.japan-guide.com/e/e7550.html
日本人はこの写真を見慣れているのでこれがCGじゃない実物なのはわかるけど、初めて見る外国人は信じられない人も多いと思う。雪がこんなに降るなんてロシアみたいな北の国でもないんじゃないだろうか?さらにこの雪を正確に除雪する技術がすごい!
楽しそうで何より
ここ行ってみたいな、感動すんでしょ?
長期休みが欲しいわ〜
人が住んでいる地域で有数の豪雪地帯ですから
昔の日本人はこんな過酷な土地に住めたのか
日本は北限に住むニホンザルもいますしね。
八甲田越えもところによっては7mくらいになるな。