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「竹鶴」、「山崎」、「響」、「余市」、…。ここ数年、スコッチ・ウイスキーやアイリッシュ・ウイスキーなどと並んで、フランスのリカーショップの店頭で日本のウイスキーを頻繁に見かけるようになりました。
また日本のウイスキーを置いているバーやレストランの数も増えてきています。しかもどうやら一過性のブームではなく、フランス人の心をしっかりと捕らえているようなのです。どうして日本産のウイスキーがフランスで人気なのでしょう?
2015年、「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013 (The Yamazaki Single Malt Sherry Cask 2013)」が、著名なウイスキー評論家であるジム・マーレイ氏によるウイスキーのガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015(Jim Murray’s Whisky Bible 2015)」で世界最高のウイスキーに選出されました。
このことに代表されるように、近年日本産ウイスキーは国際的なコンテストで軒並み高評価を獲得しており、本場の欧米産を差し置いて賞の常連となっています。
過去には日本産ウイスキーの評判がよくない時期もありました。しかしながら各酒造メーカーが品質向上に努め、近年では欧米産にも負けない品質のおいしい日本産ウイスキーが数多く登場しています。
そして、2004年ごろから、それまであまり国外の消費者に目を向けていなかった日本の酒造メーカーが世界の市場に目を向け始めました。その結果、日本のウイスキーの評判はいまや世界中に知れ渡り、世界のウイスキー愛好家たちを魅了しています。
フランスといえばまず思い浮かぶのはワインですが、実はフランス人はウイスキーも大好きです。
ここ50年ほどでフランス人はウイスキーをよく飲むようになり、フランスはスコットランド産シングルモルトウイスキーの最大消費国のひとつに挙げられるほどになりました。
アメリカ人が年間約12億5千万本消費するのに対し、フランスは年間約13億5千万本も消費します(ポータルサイト、プラネットスコープ調べ)。じつに一人当たり年間2本以上のウイスキーを消費している計算になります。
日本産ウイスキーの消費量に目を移しますと、2010年のIWSR(The International Wine & Spirits Record)では、520万リットル消費する第一位のアメリカ合衆国に次いで、第二位のフランスでは290万リットルの日本産ウイスキーが消費されたと報告されています。
あまり知られていない事実ですが、フランス人はウイスキーを好み、そして多くのリカーショップで日本産ウイスキーのコーナーが設けられるほど日本のものに一目置いています。
最後に軽い苦味が残るスコッチ・ウイスキーに比べ、日本産のものは甘く、まろやかな味わいが特徴です。
繊細で複雑な味わいをもつ日本産ウイスキーは、癖のある香りと味を持つスコッチ・ウイスキーよりも一般的に受け入れられやすく、ウイスキー初心者にもおすすめです。
美味しいものには目がないフランス人がそんな日本産ウイスキーを放っておくはずがありません。目先の流行には流されず、良いものは良いと認め取り入れていくフランス人の間で日本産ウイスキーは市民権を得ています。
そんな日本産ウイスキーを称賛するフランスの人々の声を紹介しましょう。
おいしい水とたしかな日本の職人技術に支えられ、日本産ウイスキーは世界でますます市場を広げています。
のど越しがよく、まろやかなその味わいは、味にうるさい古くからのウイスキー・ファンのみならず、ウイスキー入門者をも魅了し、幅広いファン層の獲得に成功しています。
日本産ウイスキーの世界規模の人気は日本国内ではあまり知られていないのではないでしょうか。お酒にはめっぽううるさいフランス人にも認められた日本のウイスキーの人気は、一過性のブームではなく本物だと言えるでしょう。
旅行や仕事でフランスに行く機会がありましたらぜひ現地の酒屋さんを覗いてみてください。きっと欧米産のウイスキーに混じって日本のウイスキーをみつけられるでしょう。
遠い異国で見慣れた日本のウイスキーの瓶を見かける…、日本人として誇らしい気分になりませんか ?
普段あまりウイスキーを飲まないという方も、世界に誇れる美味しい日本のウイスキーを味わうべく、今宵、グラスを傾けてみてはいかがでしょうか。
(参考)http://www.lexpress.fr/idees-cadeaux-noel/vins/whisky-japonais-de-
l-ombre-a-la-lumiere_1623188.html
http://www.lefigaro.fr/conso/2012/03/21/05007-20120321ARTFIG00786-le-
whisky-japonais-seduit-de-plus-en-plus.php
http://avis-vin.lefigaro.fr/spiritueux/o30539-spiritueux-le-meilleur-whisky-
du-monde-est-japonais
http://www.cdiscount.com/vin-champagne/whisky-scotch-alcool-aperitif/
whisky-japonais/l-1294137.html#_his_
http://www.monwhisky.fr/whiskies/par-pays/japon.html?p=1
日本のウイスキーが世界でこんなに高い評価を得るなんて日本人として嬉しい。日本のお酒は海外のものと比べ値段も手頃なので、より多くの人に飲んでもらえて、評判も広がりやすいだろう。
美食のフランスで認められるというのは嬉しいですね
メーカーのたゆまぬ努力の賜物です
なんて言っても自分はアルコール全般がダメなので飲めないんですがね・・・フランスさんは日本のサブカルも評価してくれてて、それも嬉しいです
確かに日本人が好むきめ細かいまろみのような味わいだよね。日本酒をライバルとしてる以上このような味付けになるんだろうね。
なお肝心の日本で売れないため増産できない模様
そして生産中止へ…鶴17年…余市と宮城峡のノンエイジ化…悲しいなぁ
認められるのは嬉しいんだけど下手に人気出て売れると手に入りづらくて困るんだよな
今だって原酒足りなくてノンエイジ化してるくらいだし
俺は日本人だけどウィスキーの起源は韓国
日本人は国産も飲むけどスコッチ好きだけどね
バランタインとかシーバスリーガルとかブレンデッド12年もののコストパフォーマンスの良さを国産ウイスキーが打破出来てないし
なんか色々突き詰めちゃう日本人の感性と色々と面倒くさいところに拘るフランス人の感性には通じるところもあるんだろう
お互い理解出来ないところももちろんあるが
国際水路会議の度に日本海をトンヘとか表記する糞会社は嫌い。
それで抗議の度に「今後2度とこのようなことが無いように~」とか、愚にもつかない言い訳する嘘吐くし。
良い気分になるために呑んでるだもの。
不愉快なメーカーなんて必要ないわ。
酒はただ酔っぱらために飲んでたのだが、美味いものであり味わうものだと気づかせてくれたのが「山崎12年」だった。
日本のウィスキーは、初めて飲む人にオススメってのは納得できる。
自分はいつのまにかバーボン派になってたけど。
ウィスキーは売れたから増産!って出来ないからなあ
見込みと販売数に差がでると最近のブームで品切れって状態になる
これからも手に入ると良いな!
税制改正で体質改善を余儀なくされ、今効果が現れているんだろうな。
ニッカの鶴17年白ビンがとにかく旨い。
中身は一緒かもしれないけど、白ビンが旨く感じるのはなぜだろう。
高級系がバブル時代の増産で質や量があったから良かった部分もあると思う。
十年以上後のマーケット予測なんてだきないから大変だね。