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水曜日の白昼、フランス・パリの繁華街で驚くような事件が撮影されました。1人の女性がATMでお金を引き出していると、背後から女性ジプシー(ロマ)に襲われたのです。助けを求めても、背後の通行人は何事もなかったかのように通り過ぎます。
この犯罪者も全く周りを警戒する様子がありません。当然のように被害者の女性からお金を奪い取ります。その後も慌てて逃げる様子もありません。襲われた女性は必死に周りに助けを求めますが、誰も彼女を助けようとはしません。
被害者女性はジプシー女性のジャケットを掴みますが、ジプシー女性はそれを振りきって、歩いて去っていきます。不思議な事に、被害者女性は警察に助けを求めようとはしていないのです。日本ではあり得ない光景です。
この白昼の強盗シーンは、数百メートル離れたビルの上から撮影されていました。この写真により逮捕されたのは、ジプシーのマリアナ・ガンディック容疑者(25)とサンドラ・バシウ容疑者(35)です。2人は「盗賊の女王」として悪名高かったそうです。
今回の事件が発生した場所はセーヌ川河岸で、ルーブル美術館やエッフェル塔、ノートルダム寺院などのフランスを代表する名所が集中するエリアです。おまけにすぐ近くには大きな警察署もあるそうです。
襲われた郵便局のATMは、ジプシー犯罪者のターゲットにされていて、被害者が続出していたのです。
実はちょうど1年前、全く同じ場所でイギリス人旅行客がジプシー強盗に襲われました。そして、その様子も英メディア、メールオンラインに撮影されていました。
残念なことにパリではこのような犯罪は日常茶飯事だそうです。「華の都」パリのイメージがガタガタですね。本音でいうと、パリ警察はジプシーの取締りを嫌がるそうです。事件があっても「警告」程度で釈放してしまうことが多いらしいです。
ジプシーの中でパスポートを所持しているものは一握りで、大半の者が住所すら持っていないのです。彼らを逮捕・起訴するのは手続き上、とても面倒なのです。
こんな警察の対応を知ってか、この被害者女性も”野良犬に噛まれた”ように諦めてしまったのかもしれません。
このような強盗以外に、犯罪に手を染めるジプシーは多く、そのやり方は巧妙です。例えば、飢餓撲滅のニセ募金で相手の気をそらし、「英語を話せますか?」などと声掛けをします。その一瞬の隙にスリなど行うのです。
移民問題に揺れるヨーロッパですが、このジプシー犯罪もかなり深刻なようです。この事件に関するコメントの一部を紹介しましょう。
このジプシーの取扱いはフランスの悩みの種です。一部のフランスの政府高官は、ジプシーをフランス流の生活に馴染めない外国人と見なしています。またサルコジ前大統領の方針を引き継ぎ、ジプシーを締め出す方向で動いています。
このフランス政府の動きに対しては、いくつかの人権擁護団体や宗教団体が非難を続けています。このジプシーの犯罪問題は容易に解決しそうにありません。これからパリに行かれる方は十分ご注意を!
(参考)http://www.dailymail.co.uk/news/article-3230794/Pictured-shocking-
moment-female-commuter-mugged-Roma-gypsies-streets-Paris-no-one-
came-help.html
ここまで堂々と強盗できるなんて、この犯罪をなくすには相当な時間がかかりそうだと思う。全員がこうだとは思わないけど、ジプシーが嫌われてる理由がわかった。
海外ってATMが外にあるよね…
こんなの犯罪者には持ってこいじゃん
>>1
日本みたいなボックスタイプだと逃げる事すら出来なくなるぞ。