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「死の道」と呼ばれる世界で最も危険な道!ボリビア ユンガスの道

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ボリビアには「死の道」との異名がある世界で最も危険な道があります。わずか80kmほどの距離ですが、年間200-300人(2006年現在)も亡くなっているとんでもない道路なのです。

史上最悪!死の道路

米州開発銀行はこのユンガスの道を世界で最も危険な道と発表しました。1983年には100人以上が亡くなったボリビア史上最悪の交通事故もこの道路で発生しています。道路のあちこちに立つ十字架は怖いですね。

ちょっとハンドル操作を誤ったり、土砂崩れがあると、真っ先に600mの崖下に落ちてしまいます。道は非常に狭いにも関わらず、大型トラックやバスも次々に通過していきます。

一応、上りの車両が優先されるというローカルルールがあるそうです。事故や自然災害で通行止めになると、ターンをする場所もないので、元の場所にバックで戻ります。特にバスやトラックなどの場合は大変です。

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そもそもボリビアって?

ボリビアは日本人にとってあまり馴染みのない国ではないでしょうか。南米大陸のペルーとブラジル、チリ、アルゼンチン、パラグアイに囲まれた内陸国で、人口は1000万人弱です。

正式名称は「ボリビア多民族国」で公用語はスペイン語を含めて3つあります。南米の最貧国であるだけでなく、過去に100回以上のクーデターが発生している政情不安な国でもあるのです。

あのラテンアメリカの英雄、チェ・ゲバラの最期もこのボリビアでした。ボリビアには麻薬大国という別の顔もあります。コカインの原料のコカの葉も合法的に栽培しています。貧しいこの国ではコカインが主要産業なのです。

1930年代にはパラグアイ国境地帯のチャコ地方に油田があるという誤報が元で、パラグアイと激しい戦争になりました。莫大な被害を出し、戦費で国家財政は疲弊しました。

パラグアイ人の呪いなのか?

このユンガスの道はパラグアイ捕虜を使って作られ始めました。あまりにも危険な工事だったので、多くの捕虜が命を落としました。このため、この道で多くの人が事故死するのは、パラグアイ捕虜の呪いとも言われています。

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この道路は標高3600mに位置する最大都市ラパスから標高4650mのクンブル峠を超えるルートです。富士山よりも高い山岳道路と言えば分かりやすいでしょう。

2006年に20年かけて2車線の迂回路が完成しましたが、それまではパラスとボリビア北部をつなぐ数少ない道だったのです。

11月から3月の雨季シーズンの運転は特に難しいです。豪雨や霧で視界が悪い上に、舗装されていない道路の泥が跳ねて、フロントガラスを汚します。もちろん、スリップ事故や落石などもあります。

排水路もありませんので、山からの滝をそのまま浴びる所もあります。 無事に走破できたとしても、車は泥だらけになってしまいます。

この世界で最も危険な道路には沢山のコメントが寄せられています。

12時間ごとに片側通行にすれば、安全に通過できるんじゃないの?これで問題解決!!
それはいいアイデアだ!
ボリビアの人に教えてあげよう。
一日ごとに片側通行にするって方法もあるぜ!
今は別の道路ができて助かるよ。昔は地獄への道だったからね・・今は自転車ぐらいしか走らないんじゃないの。
死ぬのは誰だって恐いね。この道を走れと言われたら、無神教でも安全を神頼みしたくなる。
ここを運転する奴は自殺願望があるのかね。
ほとんど落下しかかっている車もあるじゃないか!
この道を車で通過する勇気もないけど、歩く勇気もない。
この動画を見始めたら一瞬も目が離せない。
今は新道があるそうだけど、昔は地元の人にとってはこの道しかなかったのさ。
社会科の授業でこの動画を観た。
マウンテンバイクで踏破したいな。
こんな狭い道にどうして大型バスを通行させるの??
本当にそうね。こんな狭い道を大きな車で通過するなんてイカれているわ!
私は運転に自信がある方だけど、こんな道は死んでも嫌。
俺はこの道を通ったことあるよ。結構エキサイティングだったけど、対向車とすれ違うときは谷に落ちるような気分になった。
発展途上国ならではの道ですね~私達の世界では考えられません。
発展途上国はインフラに力を入れないと、なかなか発展が難しいよ。
私はいつか絶対にこの道を運転してみたい。
あり得ない。絶対にこんな道はあり得ない・・・
これを道路というのは間違っている。
なんでこんな場所に道を作るんだ??
コスタリカにも危険な道があるよ。
途上国の人々は貧しすぎてインフラを整備するお金がないのさ。このインフラには我々は援助すべきです。
南米には危険な道が多い。
ボリビア政府はよくこんな道を放置してきたものだ。住民も文句を言わないの??
ここに行きたい人の気が知れない!!
こんな発展途上国に限って政治家はヘリで移動するもんだよ。一般に人のことなんか考えない。
フィリピンにもこんな道がありますよ。
この道路を使ってコカインを運んでいるのか・・・
政府が無策だって!?その前にボリビアに政府なんかあったっけ?
完全に一般車両を排除してレース用に使ってみたら(笑)
何故だろう?この動画の中で道を走っているトラックはボルボばっかり。
アメリカだって整備されていない道はあるんじゃないの。
この道を走る方はくれぐれも気をつけてくださいね。できるだけ小さな車を運転しましょう。
この動画で、ユンカスの道は世界的にますます有名になるだろう。
ハイキングをしてみたいとは思うけど、その場合、車は完全にシャットアウトして下さい。

迂回路ができたおかげで、このユンガスの道の交通量がかなり減りました。代わりにマウンテンバイクを楽しむ命知らずの挑戦者に人気のスポットになりました。

とは言っても、道路は舗装されず、ガードレールもないので危険な事には変わりありません。日本人女性を含む18人がマウンテンバイク事故で亡くなっています。

心臓の弱い人にはとてもお勧めできる観光ルートではありませんが、もし旅行をされる時は景観に見とれず、足元に気をつけてください。

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合法とは言え、麻薬を日常的に使う方々がこのユンガスの道を使っていると考えると怖くなりますね。もしかしたら、恐怖を抑える為に積極的に使っている可能性もあります。とにかく、いろいろな意味でここは天国に一番近い場所なのかも知れません。

(参考)http://www.lostateminor.com/2015/09/16/the-most-dangerous-
road-in-the-world-has-drops-of-2000-feet-and-no-guard-rails-naturally/
http://www.amazingworldplaces.com/death-road-bolivia/
http://www.summitpost.org/another-mudslide-in-the-yungas/414896
https://en.wikipedia.org/wiki/Yungas_Road

スリル求めてわざわざ行く人が信じられない。十字架の写真が生々しい。雨の日とか絶対この道通りたくない。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年6月23日 1:42 AM

    呪い…いや、整備と交通整理の方の問題でしょ。別に道路があるのなら良かった。

  2. 日本の名無しさん
    2016年6月23日 1:52 AM

    一台分の細さですれ違うってどういうこと

  3. 日本の名無しさん
    2016年6月23日 4:23 AM

    わずか80キロ?
    わずかか?

  4. 日本の名無しさん
    2016年6月23日 6:48 AM

    某すずむし「四国にもこんな道があるぞ」

  5. 日本の名無しさん
    2016年6月23日 11:00 AM

    3月このデスロード、チャリで下ってきたけど、ガイドによると実際は年間5人も死んでないらしいよ。イスラエルの基地害がレンタカーで走ってたのは流石に白人達も失笑してた

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