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チップがなくなる?!アメリカのレストランは今どう変化しているのか

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2015/02/27

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初めての海外旅行で戸惑うチップ。国によって違う基準とアメリカでおこった新たな風潮とは?

チップが苦手な日本人

「日本にチップっていう文化は無いんだよね・・・」と、いつも会計の際チップを置き忘れて、帰り道に気付いた時に頭の中でする言い訳。私は海外生活をしているが、そんなに裕福な暮らしぶりじゃないため、たまにしかレストランに行かない。

だからいつも忘れてしまうチップ。実際一体いくら払ったら良いのかも分からないし、払うのが惜しいくらい、生活に困っている時期もあったから、いつも悩みの種(些細なものだけどね 笑)。

まあレストランに気軽に足を運べる様になったら、気にしなくはなるのだろうけど、やはり提示された金額通り支払いたくなっちゃうのが人間の性。

でも日本人以外もチップいくら払ったらいいか分からないものらしい。語学学校の授業でチップの事を取り上げた時、「私たちの国では!」とか「ドイツでは・・・」とか活発な発言が飛び交っていた。

実際、国ごとにどのくらいの違いがあるのかな?と調べていたら、なにやら興味深い記事を発見した。というのもアメリカではチップ制度を無くそうという動きがレストラン業界で出ているそう。

超大国のひとつアメリカがこんな動きを見せるのはちょっと意外。各国のチップ事情や、チップに対する考えなどが盛り込まれていたのでこの記事を参考に紹介したいと思う。

そもそもチップはどのくらい出す物なのか?

先ほど申した通り国ごとにチップの金額は違っており、

  • アメリカ、カナダ、イギリスでは会計の10%~15%程の金額が基準。特に良い世話をしてくれたウエイターには25%まで出す事も多い。
  • ドイツ、フランスでは高級レストランでは5~10%が基準、中級レストランではおつりの小銭を渡し、切りのいい数字でお金を受け取るような感じだ。
  • アジア圏は、観光客を扱う高級レストランやホテルではチップの文化は無いが、ヨーロッパの植民地だった国では根付いているそうだ。

やはりアメリカやイギリスなど、トップに位置する先進国である程、金額は高くなるようだ。しかしアメリカでは先ほど書いた通り、チップ制度を無くす風潮が出てきているそうだ。

一例として、ロサンゼルスそして幾つかの地方都市の高給レストランでは、メニューにはっきりと、チップは不要であるという旨の記載がされているそうだ。そのかわりサービス料込みの値段になったことにより、料理の値段は上がっているそうだ。

ウエイターにとってチップ廃止は死活問題

そこで悩まされているのはウエイターの方々である。こちらもびっくりなのだが、ウエイターの最低賃金の時給は$7.25(日本円で750円くらい)だが、じつはこれチップを貰った上で計算されている時給なのである。

なので実際に支払われなければいけないとされている最低賃金の時給は、チップの金額を除いた$2.13(約460円)なのである。チップがウエイターの収入の重要な柱となっているので、この約$5に苦い想いをしているウエイターも多いのである。

サービス料込みになった事で、時給5$で勤務するシステムに切り替えた店も多いそうだが、ウエイターの賃金自体がそもそもそこまで高く無い事を考えると、それでもかなりの痛手だ。チップが貰えないというのは、実は生活に大ダメージを与える事に直結するのだ。

ただ良い面も勿論ある。計算が楽になったそうだ。やはりせわしない業務の中、チップ代も入れて計算するのが厄介ではあったようだ。それに加えて、お客さんの機嫌で仕事の成績などが左右されなくなった事である。

いいサービスをするウエイターであればある程度チップは貰いやすいだろうが、言い換えればお客さんの規則性の無いその日の機嫌や気まぐれな気分で、ウエイターの評価を定められていた事でもある。これにより上司によるきちんとした評価基準が定められることにもなるそうだ。

アメリカではこの方式がどんどん採用されてきているようで、後にヨーロッパにも普及していくだろうと学者は見ている。

チップを払わないことが従業員の生活に直結する時給システムがあった事に驚いた。もしかしたら「私のケチ&払い忘れ」で損害を被ってた人がいたと考えると・・・・申し訳ない気持ちでいっぱい。

チップをきちんと渡したとき、全力の笑顔をしてくれるのにはこういった背景があったのね。ホントごめんなさい。

でもチップ制度廃止の風潮はレストラン業界のみで起きていることで、ホテルの従業員などもチップ込みで働いている人も多いそうなので、理解がある人は渡してあげて下さい。

ちなみにこちらはドイツのニュースで目にしたレポートだったのだが、どのような反応が寄せられているのか興味深いもの。一部紹介する。

おれはこの間、家族大人3人子供2人で食事した際、80ユーロの会計に加えて15%のチップを払ったよ!
アメリカのこの20%のチップのシステムは信じられない。悪いサービスになんでここまで払わなければ行けないのだ。
15%?ドイツではそんなに払わないな!
我々はその国のルールを完全に理解する必要は無いのではないかな?
時間辺り5ドルって!
アメリカのウエイターはドイツよりもめちゃめちゃフレンドリー。
アメリカには法的な最低賃金はないようなもんなんだよ。
ドイツはサービスが含まれていて、会計では四捨五入をする。だいたいで良いけどね!
アメリカのサービスは他のヨーロッパよりも親しみやすく可能性があるといつも感じているよ。
最近私は飛行機を降りた時にパイロットに20ユーロ手渡したかったんだけど、残念ながら手渡せなかった。
ウエイターは高い賃金の為に、固定客を獲得しようと努力しているのに。
ドイツでもチップは生活収入の為の重要な存在である。
10%はドイツでは一般的で、期待されている数字だよね。
例えば62,80ユーロを63,00ユーロに切り上げてる寛大さは普通。驚く事ではない。
どんな金額でも10セントくらいは多く払うな。コーヒーでも。
私は様々な国でレストランのサービスをしているが、チップをもらうと報われた気持ちになる。最高なひとときの為に用意された奇麗な皿、ワイン、雰囲気、すべてに多くの手が加えられているのだから。
私はサービス乞食だな。
サービスが悪い時はチップを払わない。これは侮辱の意味を与える為に使う。
100ユーロ超えても俺は10%払うな!
私は、ウエイターへの支払いは客の満足度に依存している事、それは良いことだと思う。

寄せられたコメントのほとんどはチップを払うことを前提として書き込まれていて、自分が小さく見えた。ほかにも俺はこのくらいの金額でこのくらいチップ払ったんだぜ!というチップ話も多く書き込まれていて、チップが文化として根付いている事の意味を知った。

チップなしでも最高のおもてなし

でも私はチップを無くして、サービス料込みの値段での表記というのはグローバル化に根ざした話でもあると感じた。私の様に払わないヤツに生活も悩まされる事もないだろうし、チップの有無で気まずい空気が流れる事もないだろうし。

日本は無いのが当然だ!と書くと乱暴だけれども、日本人のサービスの基本的な考えは無料で提供するもの。意地の悪い言い方に聞こえるかも知れないが、チップに影響されるサービスより、サービスを施して当たり前という考え方の日本のサービスはすごいなとも思った。

(参考)http://www.spiegel.de/karriere/ausland/kein-
trinkgeld-fuer-kellner-restaurants-in-den-usa-
schaffen-tip-ab-a-971067.html

アメリカでチップ廃止を進める風潮が出てきているなんてビックリした。チップなしの時給が約460円ってwwそりゃチップ払ってもらわなきゃやってられないだろうけど、チップがなければ、良いサービスをしないって考え方はやめてほしい。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年2月27日 6:07 PM

    円とドルの為替レートとか計算すると面倒だと思うから、わざわざ円に直さなくても良いのに…。

    日本は乞食に関しては法律で規制されてたと思う。
    ちょっと拡大解釈すると乞食するのも、乞食せざるを得ない状況を知りつつ改善の努力をしない周囲の人間も犯罪者ってことになるかと。

  2. 日本の名無しさん
    2015年2月27日 6:13 PM

    単に日本等に比べて欧米が野蛮なだけた

  3. 日本の名無しさん
    2015年2月27日 6:53 PM

    ハワイ行ったが意味不明なシステムだった
    そもそも最低賃金なんかで働かすなよ

  4. 日本の名無しさん
    2015年2月27日 7:17 PM

    アメリカで日本の1円玉をチップで置いてきたら、喜ばれたわ。

  5. 日本の名無しさん
    2015年2月27日 10:24 PM

    欧米行ったら飯を食っても、タクシーに乗ってもチップの額を計算しなきゃならない。
    円高だったらさほど痛くはないが、
    円安の今は一回の旅行で大散財。
    そりゃ世界最高レベルの商品とサービスでチップ不要ならアジアの旅行客は日本一択になるわな。 手放しで喜べるかは疑問だけど、価格の10%くらいとかケチなことやってたら1100億円規模(だっけか)の儲けが入って来ないんだな。

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