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アメリカで、ある男性が新たな海の旅に挑戦しました。それはハムスターの回し車のような形の浮輪の中に入り、約5600kmの海を『走る』というものでした。
フロリダを出発しバミューダ、プエルトリコ、ハイチ、キューバ、そしてフロリダに帰ってくるという壮大な冒険のはずでしたが、フロリダからわずか80kmのところで沿岸警備隊に救助されます。
実は彼の挑戦は二回目、前回は110kmのところで救助されています。
ハイドロ・ポッドと呼ばれる球体とその中に入っているレザ・バルーチさん
通称『ハイドロ・ポッド』と呼ばれる球体の中に入った男性、アメリカ、フロリダ州在住のレザ・バルーチさんの挑戦は今回が初めてではありませんでした。彼は過去にも様々な挑戦をしています。
2007年には陸路でアメリカ合衆国の外周を走ることに挑戦し、202日間かけて11700マイル(約19000km)以上を走り切りました。そして彼は『海を走る』ことにも挑戦し始めます。
2014年には魔の三角海域とも呼ばれる、バミューダ・トライアングルを走ることを目指していたのですが、バミューダにたどり着く前にレスキューに発見されてしまいます。
彼は激しく疲労していながらもまだ諦めておらず、レスキューに「バミューダはどっちだ?」と尋ねていたそうです。
今回の挑戦でも沿岸警備隊に救出されてしまったレザさん
そして今回の挑戦は、フロリダのビーチからバミューダ、プエルトリコ、ハイチ、キューバ、そしてフロリダに帰ってくるという約5600kmの海を完走するはずでした。しかし今回も沿岸からおよそ80kmのところで救助されてしまいます。
警備隊に発見されたとき、レザさんは救助を要請していたそうです。しかも今回はアメリカ沿岸警備隊の命令違反ということになっています。というのは、彼は事前に今回の挑戦を自身のウェブサイトで発表していました。
彼が公開した旅の持ち物はGPS、衛星電話、ビデオカメラ、そして食べ物はプロテインバー、ツナ缶、スポーツドリンク、海水のろ過装置とチューイングガムだけでした。
それを発見した沿岸警備隊は、「計画性が無く、安全性が低い。自身だけでなく救助者などの他者の生命をも脅かす危険がある」ということで事前に止めるように警告していました。
命令違反になってしまったレザ・バルーチさん
今回のような命令違反では、7年以下の懲役や4万ドル程度(約430万円)の罰金になることもあるそうです。それだけではなく、沿岸警備隊の救助費用も安くはありません。
2014年にハイドロ・ポッドから救助された時に使われた税金は14万ドル(約1500万円)以上だったそうです。しかしながらレザさんはこれからも挑戦していくことを公言しています。
ハイドロ・ポッドによる海のマラソンはこれからもチャレンジしていくようです。
ちょっと呆れてしまうような今回の救助でしたが、人命と多額の税金がかかっていることを考えるとちょっと深刻でもあります。
この出来事について海外の人々はどのように思っているのでしょうか。海外の人たちの反応をご紹介していきたいと思います。
勇気を出して挑戦していることなんだから馬鹿にするんじゃなくて応援するべきだと思うね。ただもっとしっかり計画、準備してチャレンジしてほしいけど。
なんともちょっと情けない今回の事件です。世界中で様々なことで記録に挑戦する人がいますが、今回のこの『ハイドロ・ポッド』には驚かされました。
個人的には挑戦に関してはすごい勇気のあることだと思うのですが、やっぱりちょっと準備不足という印象を受けます。
サポートチームをしっかりと用意して、失敗しても出来るだけ問題や事故にならないようにしておいてほしかったです。それに2回目のチャレンジでもあったのでもう少し頑張って欲しかったとも思いました。
今までには様々な挑戦を成功させてきているので実力はあるのだと思います。これからも挑戦は続けていくという事らしいのですが、次からはしっかりと計画して、ぜひ偉業を達成して欲しいです。
(参考)http://www.huffingtonpost.com.au/entry/coast-guard-rescues-
bubble-man_us_571fb008e4b0f309baeedbfb?section=australia
http://www.today.com/news/bubble-ahoy-ocean-bubble-man-says-he-ll-try-
running-t88871
心だけじゃなく頭も10代のような感じがする。走りたければ陸路を走ってほしい。
このバカを救助する為に大勢の救助隊員が命を懸けてるのを分かって無いようだな。
税金なんか二の次に心配すりゃ良いだろがよ。
辛抱の場合は目くらの障害者も同罪だぞ。障害者だからって手加減せずぶっ叩け。差別はいかんでの。
辛坊はその後、海上自衛隊に多額の寄付をしたから許してやれ
無茶してダメだったら助けてもらえる冒険してる人って、どこにでもいるのね。
こんなもんで80kmとか110㎞とか移動したのがすごいな
移動というか、漂流なんだろが
葦船より移動能力低そうだし