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【画像あり】壮絶な一年戦争!反乱軍と政府軍の華麗なる攻防

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2016/09/09

W616
ロンドンのある街にある建物の壁に『RED』と小さく落書きされています。しかし数日後にはそれは赤くペンキで塗りつぶされてしまいます。

これを面白く思ったアーティストは、そこから一年以上にわたり何度も何度も落書きを繰り返していきます。落書きに冗談を交えながらの攻防は一年に及び、アーティストはその攻防の全貌をネットに公開しました。

(実際の壁の写真)
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REDの戦い

Mobstr(モブスターと発音する)はロンドンを中心に活動するストリートアーティストです。街中の至る所に様々な作品を残していきます。彼のアートの特徴は少し皮肉的なコメントを壁や看板など様々なところに描くことです。

今回のこの壁はおそらく以前に落書きがあった部分が赤いペンキによって塗りつぶされています。彼はそこに黒字で『RED(赤色)』とだけ書きました。しかしながらこれもまたすぐに上から赤いペンキで塗りつぶされてしまいます。

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その後、彼はまた同じように『RED』と書きます。しかしもちろんまた同じように消されてしまいます。そしてまた『RED』、また消され、それが六回繰り返されます。

そしてついに『RED』は赤い壁を越えて、上のレンガ部分まで突入します。しかし今回は赤い壁ではないので、文字は『RED?』になっています。

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今度は、水圧で汚れを落とす機械によって消されてしまいます。次に書かれたのは『PRESSURE WASH(水圧で洗い流すことの意味)』、その下には『PAINT RED(赤く塗れ)』でした。

今回は赤く塗りつぶされていないからでしょうか。次は赤い壁に描かれた『赤く塗れ』の部分だけ塗りつぶされてしました。しかしその上の『PRESSURE WASH』はそのまま残されています。そこで彼はさらにコメントを書き足します。

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『WHAT ABOUT THIS?(これはどうするの?)』とコメントします。さすがに怒ったのか今回は上の部分も同じように赤いペンキで塗りつぶされます。それに対して『YOU WENT ABOVE THE LINE(境界線を越えちゃったね。)』とコメント。

その後も消しては書いてを繰り返し最後には全ての壁の部分を真っ赤に塗りつぶされてしまいます。しかし彼は最後にもう一つコメントを残します。

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『WELL, THAT’S ONE WAY TO END IT. THANKS MATE, IT’S BEEN FUN.(まぁこれも終わらせ方の一つだね。ありがとう、楽しかったよ。)』と真っ赤な壁に書き残します。こうして最終的にはアーティスト側が終わりの意思を見せました。

壁一面「RED」になっちゃった

彼は後に振り返って「最後まで分からなかったのは、いくつかの場所は赤で塗りつぶしたのに、いくつかの場所は水で洗い流してたことかな」と話します。市の清掃業者は一年間合計で12回も同じ壁を掃除する羽目になりました。

しかし彼の話によると最後のコメントは未だに残っているそうです。これについて彼は「一年かかっちゃったけど、最後には勝てたのかな?って思ってるよ」と話しています。

一年間の攻防をまとめた動画です。(『RED』ストリートアート)

今回の一連の出来事について市は次のようにコメントしました。

「毎年壁の落書きの清掃に掛かる費用はおよそ20万ポンド(約3500万円程度)です。そして今回のこの一連の事件だけで600ポンド(約9万4000円程度)が掛かっています。

落書きは建物の価値を下げるだけでなく、街の発展にも悪影響を及ぼします。なので除去は可能なときに素早く行います。落書きを見つけた場合、犯人は警察によって起訴されます」

しかしそれと同時に壁の損傷を防ぐためにも、質の高いストリートアートは地域にとっても得であり、街の文化の発展にも貢献するとみなす方針もあるそうです。

一年もの間繰り広げられた、ちょっと愉快な攻防でしたが、海外の人たちの目にはどのように映っているのでしょうか。では様々な国々の声をご紹介していきたいと思います。

いつも思うんだけど何で外の壁に描くの?家でキャンバスでも紙でも、どこでも書けばいいじゃないか。街が汚くなって本当に迷惑だよ。
面白いじゃない。一年も掛かったなんて、執念と根気ね。
この人ものすごく良い冗談のセンスを持ってるわね。それでこそアーティストじゃない。
ビデオも全部見た方がいいわよ!この人すごくクリエイティブだと思うわ。
消してる側もなかなかいいセンスしてるよね。
正直なところ、最後の壁の方が最初よりずっと綺麗だよね。おしゃれでいいと思うけどなぁ。
こんなのはアートじゃないよ!税金の無駄遣いさせてるだけじゃないか。アートとこんなものをごちゃまぜにしないでほしいな。
壁を汚すなとか、器物損壊だとか言ってる人が居るけど、最初の壁を見て誰がきれいな壁だと思うのよ。最後の壁の方がずっと綺麗じゃない。良いアートはこうやって認められていくべきよ。
これの為だったら、全然僕は税金払ってもいいけどね。芸術的な街で良いと思うけどな。
これだけのお金と人の労力がかかってるんだよ。ちっとも笑えないね。
動画は面白いし、見た目にもオシャレかも知れないけど、やっぱりこれはやっちゃいけないことだよ。塗られた壁だって傷んですぐ壊れるようになっちゃうし、結局お金も物も無駄にしてるだけなんだと僕は思うよ。
夜に見張りでもつけて捕まえるべきだったんだよ。こいつらなんか結局好き放題落書きしてるだけじゃないか。
オシャレなアートは生き残っていってほしいね。汚い落書きはいらないけど、こういうのはユーモアで良いじゃないか。
街中で見ててもせっかくオシャレな絵が描いてあるのに、上から汚い落書きで消されちゃってたりするんだ。なんか悲しいよね。
面白いアイデアだけど、やっぱり犯罪は犯罪よ。人に迷惑かけてるじゃない。
一年間だと思ってみてたら鳥肌が立っちゃったわ。
清掃員が本来もっと褒められるべきだろ!一年間も消し続けたんだぞ。
何十年、もしかしたら何百年建っていたレンガがこんなことで台無しにされてしまっていたら、もったいないとは思わないかい?
ほんと面白くていいけど、できれば税金は他の事に使ってほしいわね。
僕は最後にアーティストが勝って良かったと思うよ。前は見るに堪えない壁だったのが、最後はずっとカッコよくなったじゃないか。ただ最初から全部一色で塗りつぶしとけば良かったのにって思うけどね。

やり方次第では落書きも観光名所になる

街中のストリートアートをめぐる今回の問題、賛否が分かれそうな話題です。やっぱり法律としては犯罪だし、いろんな人に迷惑が掛かってしまうから駄目だとも思います。

しかし街中を歩いてオシャレな絵や文字が書いてあると、ちょっと写真を撮りたくなってしまう自分もいます。

オーストラリアのメルボルンには、一つの通りが『スプレーの落書き』だらけの場所があるのですが、様々なアートや、レベルの高い絵も多く、すっかり観光名所になっています。

一つの文化として認められたので、街にとっても、アーティストにとっても結果的に良かったのですが、これは例外なのかなと思います。ただ街中がオシャレな絵でいっぱい、というのには憧れてしまいます。

(参考)http://www.buzzfeed.com/danieldalton/red-red-red#.rv6gABb6gb
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3147268/Spray-Graffiti-artist-
records-year-long-saw-battle-council-worker-tasked-cleaning-vandalism-
finally-admitting-defeat.html

壁のペンキ塗りにこんなにかかるなんて。REDぐらいどうでもいいと思うけど、始めから十分汚い壁じゃん。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年9月10日 12:35 AM

    犯罪を面白いと感じる外国人の感性が解らない。

  2. 日本の名無しさん
    2016年9月10日 7:00 AM

    これが赤壁の戦いか

  3. 日本の名無しさん
    2016年9月10日 7:42 AM

    福島は放射能汚染された地域だから、産業廃棄物をどんどん持ち込みましょう
    そうしたら、本気で税金を使って今まで以上にキレイになるから結果的に良い

    この「落書き犯罪者」を称賛するヤツは、↑の内容に賛同するんだろうか?

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