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タイの結納金ってテスト?タカリ?騙される日本人男性

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2015/06/21

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国際結婚がさほど珍しいものでもなくなった昨今では、タイ人と日本人の国際結婚の例も珍しいものではなくなりました。

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※配偶者が外国人の国際結婚の推移

けれども、お互いに良い想いを持って結婚したのに、結婚してみたら結婚観があまりにも違いすぎて、破局・・・なんて話もよく耳にします。

そこで今回はタイ人の結婚観や慣習について紹介することで、タイ人と国際結婚を考えている方に、少しでも「ああ、こういうところって面白いよな」と前向きに捉えてもらえたり、日本人とタイ人のカップルがお互いの価値観を見直すお手伝いができたりすればいいなと思います。

ナニ?!結納金が100万バーツ?!

タイには結納金という風習がとても強く残っています。この場合の結納金とは当たり前かもしれませんが、男性が女性の両親に渡すお金のこと。

これはタイ人の仏教観が根底にあり、今まで苦労をかけて育ててくれた両親にきちんとお礼をし、楽をさせ、孝行することが仏教において最も大切な「功徳」となるからです。

さて問題はその金額。一般的にタイ人同士の結婚の場合の相場は5万バーツ~20万バーツ(日本円約15万円〜60万円)、または金1~5バート分だそうです。(金1バート=17,000バーツ(日本円約4万円前後))

タイ人女性と結婚しようとしたら、結納金は100万バーツ(約300万円)、200万バーツ(約600万円)というふうに言われたという日本人男性もいるようです。

ここで大切なのは、その金額が「テスト」なのか「たかり」なのかを見極めることです。両親は大切な娘を嫁に出すのですから、相手の男性の力量を測るために無理な金額を言ってテストしている場合もあるのです。

タイ人女性もこの「テスト」で男性側が逃げてしまうのではないか、という不安もあるようなので、ほとんどのケースでは両親の高額な結納金の請求は「テスト」のようですね。

その場合は冷静に女性の両親と話し合い、双方が納得いく値段に交渉でもっていきます。ここで大切なのが「冷静に」対応すること。

タイの人々はケチな人は嫌いです。先程も書いたとおり、これは仏教の徳を積む行為ですので、100万バーツと聞いて激怒したり絶対無理だと大声で言ったり、逃げ出したりするような男性は、一気に軽蔑されその後の関係に響くことでしょう。

そして大抵の場合、この結納金は結婚挙式後に両親が結婚祝いとして戻して来る場合が一般的です。

また金はタイでは日本以上にとても重要であり身近な財産です。金の値段の上がり下がりにとても敏感ですので、現金よりも金のほうが喜ばれる場合が多いようです。

ただし、この金額がたかりだった場合・・・その時は執拗に金額を迫ってきたり、話し合いの余地がなかったりします。その際は二人の今後は考えなおしてみた方が良いでしょう。

結納金というテストをクリアし、愛する女性との結婚を勝ち取るのか、それともテストではなく、愛というカモフラージュを被ったお金の亡者だったのか。いきなり立ちはだかる最初の試練です。

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※結納金イメージ

籍を入れたくないってどういうこと?!

現代のタイ人同士の結婚で大きな問題となっているのが、籍を入れない事実婚が多いということ。日本人は結婚=入籍が当たり前なのに、籍を入れたくないタイ人がとても多いのです。

その理由としては

  • 法的書類の手続きが面倒になる。

    全ての法的手続きの際には必ず配偶者のサインが必要であり、配偶者のサインがない場合の書類は無効扱いになってしまう。なので、自分の意思で何でもやりたいようにできなくなるなんてイヤ!と考えるのです。

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    ※タイの入籍手続き書類

  • 夫婦財産の共有制度問題

    夫婦の間の財産に大きな財産があったとします。例えば土地や、建物や、車。これらの財産はたとえ離婚したとしても、離婚相手の財産は自分のものであり、逆に自分の財産は離婚相手のものして扱われてしまいます。

    つまり、一度籍を入れると嫌いになった離婚相手と一生財産を共有しなければならないのです。この夫婦財産の共有の法律による様々ないざこざ、トラブルはタイのドラマの定番です。

  • 一度籍を入れると離婚しづらいから籍を入れたくない。

    タイでは入籍し夫婦となった者同士が離婚するにはタイの民法で定められた、10項目の離婚に値する理由と合致していない限り、離婚できないようになっています。

  • 扶養義務を負いたくない。

    一度でもタイを訪れたことのある方ならわかると思いますが、タイは女性社会です。人口も女性のほうが多く、よく働くのも女性です。

    仏教国ですので男性は昔であれば、兵隊かお坊さんになれば良かったので、ビジネスを行うのはもっぱら女性だったんですね。これは現代社会でも同じです。

    なので、特に女性は夫の扶養義務を負ってまで籍を入れたくないのです。扶養したら男は働かず、遊び呆けてしまうからです。

日本人にとっては当たり前の入籍するという手続きも所変われば厄介ものになります。やたらと入籍したがるのも考えもの。

上記の財産共有制からも想像できるように、もしかしたらあなたの財産が狙われているかもしれないということは覚えておいてください。

入籍役所の人気争い

入籍したくない、したいの議論はよく二人で話し合って欲しいのですが、さあ入籍をしよう!!と決めた二人は入籍するための役所の選定に入ります。

入籍する役所は日本人からすれば住所の最寄り役所で行うのが一般的ですが、タイでは現住所と住民票が一緒ではなくても良いのです。ですので「入籍に人気の役所スポット」が誕生しました。

<バーンラック役所>

入籍手続き役所の元祖となるのがバーンラック役所です。タイ語で「愛」は「ラック」と言います。

そこに目をつけたのかどうかは分かりませんが10年ほど前からバーンラック役所で入籍手続きをしたカップルは末永く添い遂げることができる。と言われていて、特にバレンタインデーの日は入籍手続きをしたいカップルでごった返します。

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*毎年2月14日のバーンラック役所の入籍手続きの様子

このバーンラック役所が入籍人気スポットになると、他の役所が負けじと様々な謳い文句で「うちの役所こそ一番入籍に縁起がいいぞ!」名乗りを上げてきました。
一例を挙げたいと思います。

<サパーン スーン役所>

サパーンとはタイ語で「橋」を意味します。つまりここで入籍手続きをする二人の愛の架け橋となりますよ。ということらしいです。

<サンパンタヲン役所>

サンパンとはタイ語で「関係する」という意味。つまり「二人の関係を永遠に導く」うちの役所こそが最も入籍に縁起がいいぞ!ということらしいです。

と言うように、役所の名前と縁起の良い言葉にちなんでいたものが多かったのですが…

<バーンクムテイアン役所>

入籍手続きをされたカップルの記念写真撮影プレゼント。というツワモノが出始めました。

すると、「愛を誓い合った二人の健康診断無料プレゼント」「フアヒン旅行を抽選でプレゼント」さらには「29,000バーツぽっきりで韓国旅行5日の旅一組さま!」というように、もう縁起云々ではなくなりつつある役所も出始めてきているのです。

このように、入籍の役所選びに躍起になる相手の姿がなんとも滑稽に見えてしまいます。そして相手の本性が垣間見えてうんざりしてしまうという外国人も少なくはないのです。そこをぐっと堪えられるか、ここでもあなたの愛が試されますよ。

結婚式前に疲労困憊・・・写真撮影1000枚

タイの人たちは写真が好きです。特に美しい写真が大好き。美しいものを撮影するのも、見るのも大好物。そんな彼らだから、結婚式で欠かせないのがPre Weddingの写真撮影なのです。

日本でも結婚前の二人の記念として撮影する人も少なくありませんが、タイの写真撮影ほど気合とお金と時間を使い、ユーモアに溢れる撮影は他にないでしょう。

まず、この撮影にかかる費用ですが、だいたい相場で一枚あたり500バーツ〜700バーツ(約2000円前後)。ただし、少なくとも100枚は撮影します。そして多い人では1000枚以上撮影するそうです。

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※一般的な伝統衣装による写真撮影

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※私服でも撮ります

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※街中でも撮ります

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※露出度高めでも撮ります

一般的な撮影パッケージとしては、まずウェディング衣装による撮影(衣装2着〜)、私服衣装撮影(衣装3着〜)、CG撮影、エキストラを含めた撮影です。ただし侮ってはいけないのが、衣装合わせとメイクアップの時間です。

その場ですぐ衣装が全着決まればよいのですがなかなか決まらないことが多いようで、衣装合わせのために1ヶ月は期間を用意しておいたほうが良いでしょう。

費用はパッケージ料金で平均2万バーツ〜4万バーツ(約6万円〜12万円)ですが、水中撮影や空中撮影など10万バーツ(約30万円)以上の高額パッケージもあるようですね。

さて、なぜPre Weddingの撮影が重要かというと、タイ人の中でも意見は様々あるようですが、一言で言うならば「これから夫婦になる二人を写真で結婚式来場者にお披露目」するためのようです。

タイの結婚式では会場の受付から会場まで、このPre Weddingの二人の写真がズラーっと飾られます。来場者はそんな二人の美しい写真の数々を眺めながら、この二人の仲睦まじさを確信し、今後の幸せを祝福するのです。

写真撮影だけに1、2ヶ月も費やし、何十万というお金が飛んで行く。最初は乗り気だったけれど、だんだんとバカバカしく思えてきてしまうかもしれません。せっかくの記念撮影ですから、楽しく笑顔の写真を残していきましょう。

結婚式の招待状がユニークすぎる

最後にご紹介したいのが結婚式の招待状。タイでは招待状は基本本人たちから手渡しで渡されます。これは二人を本当に祝福する人たちのために用意される席が結婚式だからです。

最近ではこの結婚式の招待状がとてもユニークなものになってきているようです。一例をご紹介します。

<宝くじ風招待状>
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<映画のチケット風招待状>
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<飛行機チケット風招待状>
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<銀行の小切手風招待状>
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<新聞記事風招待状>
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これらは決して本物ではありません。あくまでも「◯◯風」です。ですが、もらった側はとても喜びますし、受け取った時盛り上がること間違いなしでしょう。

招待する人たちをとにかく楽しませたい。喜んでもらいたい。そのための結婚式なのです。タイの人たちのサービス精神とユーモアがなかなかに楽しいと思いませんか。

タイ人同士結婚に関する

質問者:結納金はいくら位が相場なの?恋人はお金持ちじゃないから結納金が高すぎて逃げてしまうんじゃないか怖いんです。

  • 私の場合、すでに妊娠していて出産費用が必要だったから、台所用品で必要な消耗品のセットを渡すことになったわよ。
  • もし裕福なら100万バーツだよ。そんなに裕福でないなら5万バーツから20万バーツだね。
  • 15万バーツと金5バートよ。高いかしら。
  • 金1バートか2バートがおすすめだよ。

質問者:入籍する?しない?

  • 私は入籍したくないわ。
  • 子どもや奥さんになる人の権利のことを考えたら入籍する努力をするべきだよ。子どもにはきちんとしたものを残さなきゃ。
  • 別れてしまったとき問題が起こることを考えたら入籍しないのに賛成だわ。
  • 自分の友だちが入籍しようとしていたら絶対やめさせるわ。
  • 彼女が入籍しろってうるさいんだ。どうしたらいい?
  • 率直に言うよ。男なら入籍するべきなんじゃないかい?

質問者:なぜPre Wedding撮影をするんですか?

  • Pre Weddingの写真は、結婚という人生に一度だけの行事を美しく素晴らしい衣装とメイクで残して、記憶に残すためのものだよ。
  • 撮りたいから撮る。それだけよ。何かある?
  • 私達も写真を撮ることが嫌いでした。けれど、結婚の時の美しい写真がほしいからPre Weddingは撮りました。
  • 私もなぜ撮るのかわからないわ。私達も写真を人に見せるのはとってもおかしいことだと思うから、マンガ調の絵でみんなにお披露目したわ。
  • 確かに撮影は面倒だったけれど、美しい彼女が見られることはとても嬉しかったよ。

タイ人を恋人や妻にもつ海外の声は

僕と彼女はお互いに愛し合っているけれど、彼女は僕が彼女の望みを2年以内に叶えなかったら別れると言われているよ。その望みとは家を二軒建てろとか、コンドミニアムをバンコク都内で購入しろとか、自分の店がほしいとかなんだ。
僕もタイ人彼女と結婚する時に高額な結納金を請求されているよ。お金と愛を一緒にする考え方が全く理解できないよ。
僕が一つだけ言いたいことはね、GO GO Barやデイスコ上がりの娘に捕まった時は、逃げろ!!だよ。
僕が彼女に初めて会った時、彼女はやたらと家の自慢や両親の自慢をするんだ。でも実際は全く違っていたよ。話してる内容も毎回会うたびに変わるんだ。
彼女はなかなか携帯電話に出てくれないことが多いんだ。携帯電話を3つ4つもっているみたいだ。
結婚する前に確認しておくべきことは、働いている場所も住んでいる場所も小さいのに、スマートフォンやアクセサリーや洋服はものすごく高価なものだったら、それは怪しんだほうがいいよ。

いかがでしたでしょうか。

やはり夫婦になるカップルの間で一番トラブルになりやすいのはお金の問題のようです。もし結婚披露宴をタイで行うのであれば、日本のように「結婚のお祝い金で披露宴の費用はとんとんになるだろう」なんてことは考えないことです。

何故ならば、Pre Weddingの撮影やユニークな招待状でも分かるように、タイの人たちの考える披露宴とは、自分たちの家族友人に感謝をし、笑ってもらい、楽しんでもらうことが何よりの目的だからなのです。

そのため一般的なタイの披露宴のお祝いは一人100バーツ〜1000バーツ(約300円〜3000円)です。それに対し披露宴の平均的な費用は30万バーツ〜100万バーツ(約100万円〜300万円)。しかしそれ以上かかると見積もっておいてください。

お金の話は日本人同士のカップルでさえ信頼関係が大切です。これから夫婦になる二人の間でよく話し合って素晴らしい結婚になることを願います。

結婚相手がどこの国籍であっても、信頼関係が大切なことに変わりはありませんが、日本人がよく覚えておかなければならないことは「タイ人の日本人に対するあこがれや、誤解は想像以上にとても大きい」ということです。

タイは貧富の差がとても大きい国です。外国人とりわけ、日本人の私達は、タイの人たちからするとものすごく裕福に感じられるのです。このことをよく覚えておいてください。

「愛し合っている」だけではダメなのです。お互いの価値観や概念を知識として理解しておくということはとても大切です。

たとえ驚くような価値観や、理解に苦しむような出来事があったとしても、根底にある知識があれば私達日本人は、冷静に話し合えもするでしょう。もしかしたら面白いじゃないか!と楽しむ余裕さえ生まれてくるかもしれませんよ。

(参考)http://xn--vcs21fjxxq62b.jp/
http://www.phuketall.com/webboard/view.php?id=47668
http://wedding.kapook.com/view57285.html
http://www.dailynews.co.th/bangkok/300783
http://www.thairath.co.th/content/481048
http://pantip.com/topic/32630927
http://pantip.com/topic/32082716
http://www.9ewedding.com/price-package.html
http://women.sanook.com/16429/
http://www.oknation.net/blog/K-Expert/2013/07/29/entry-1
http://www.thailandprivatedetective.com/cheating_thai_girlfriend.html
http://www.thethailandlife.com/sin-sod
http://www.thaivisa.com/forum/topic/552200-problems-with-my-thai-girlfriend/

たかりなんて嫌だwwいまだに本当にそんな結納が残っているのかな?ユニークな結婚式招待状とか見ているとタイの結婚式はとてもユーモアのある楽しそうなものっぽい。タイの結婚式が見られる機会があったら、是非一度見てみたいなぁ。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年6月22日 12:09 AM

    丁寧でとても良い記事だけど「タイ人とは結婚しない方がいい」みたいなメッセージをうっすら感じるのは気のせいか?

  2. 日本の名無しさん
    2015年6月22日 7:38 AM

    テストとか。
    何か嫌な感じですね。

  3. 日本の名無しさん
    2015年6月22日 9:18 AM

    同国の女に相手にされない日本人や英語圏の男がタイ人を買おうとしたら思いの外高かった
    というだけの話

    ただ、タイ人自身にとっても法整備が遅れてるのは問題なのでは。結婚しただけで婚前の資産まで結婚相手と共有になるだけでもゾッとするのに離婚しても解消されないとは。
    おそらく、建前として離婚が存在しなかった時代のままアップデートしてないんだろう

  4. 日本の名無しさん
    2015年6月22日 11:53 AM

    結婚には金が必要、って意外と古くからの不変の慣習なんだよね

  5. 日本の名無しさん
    2015年6月23日 12:55 AM

    古今東西、結婚に関しての伝統的な風習で金品を要求する、嫌な事をやらせるのはよくあることだから、特におかしくないな

    自国の人でなく面倒が増える外国人とわざわざ結婚しようとするのは男女とも大体訳ありだしね

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