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SANAA(サナア)の二人が作った建物を見たことがありますか?実は、世界中にあるんです!
SANAA とは、Sejima and Nishizawa and Associatesの略で、日本人建築家の妹島和世(せじまかずよ)さんと、西沢立衛(にしざわりゅうえ)さんによる建築家ユニットです。
建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞や、日本建築学会賞、金獅子賞などの賞を世界で取りまくっている凄い二人組なんです!
上の写真は、北陸新幹線開業で今話題の石川県金沢市にある『21世紀美術館』です。この建物もSANAAが建築したものなんです。
筆者は、この美術館に何度か行ったことがありますが、どこからが美術館の始まりでどこまでが公共施設の部分なの?!というように、とても住民や観光客に開かれた建築物だと感じました。
全体がガラス張りの空間で、これ以上のオープンな建物はないだろうなって感じです。
どれぐらいオープンなのかを例に出すと、初対面のアメリカ人があまりにオープンマインド過ぎて、いきなりオナラの許可を求めてくるぐらいのオープンさです。(はい、下品でごめんなさい。しかもわかりにくくて。)
最近では、上の写真の、フランスにあるルーブル美術館の別館「ルーブル・ランス」をSANAAが手がけました。この美術館を設計するにあたって、何と世界中から120件以上の建築事務所がコンペに応募したそうです。多いですよね。
でも、その中からSANNAの設計案が採用されたというのだから、彼らがいかに飛びぬけた才能を持っているかがわかります。同じ日本人として、とても誇らしく思います。
では、ここでそんなSANAAが世界中で作った建物に対する海外の人々のコメントを紹介します。
海外の人たちのコメント、いかがだったでしょうか。建築好きの人もそうでない人も、SANAAの二人が作りだす開放的で美しい建物に魅了されているようです。
海外の建築家が作りだす豪華絢爛で、悪く言えば張りぼてのような建物に見慣れていると、SANAAの作りだす建物はシンプルで開放感があるのでその違いに驚くことと思います。
これは、日本人らしく自然や環境と一体感のあるナチュラルな感性が受けているのかなと思います。
ただただ派手に作るのではなく、そこに住む人や訪れる人が気持ちよく過ごせるよう‘おもてなし’してあげる設計姿勢が世界中の人に受けているのかもしれませんね。
このような、シンプルだけど心地よい美しさというものを我々日本人は知っているのかもしれません。誇りに思いましょう。これからもSANAAのお二人のご活躍をお祈りしています!
(参考)https://www.facebook.com/sanaa.co.jp
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/movphoto/photo/photo_04.html
https://www.google.co.jp/search?q=MUseum+SAnna&ie=utf-8&oe=utf-
8&hl=ja#lrd=0x89c25985dc52a495:0xe5b742a70f4c59da,1
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%
96%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&ie=utf-8&oe=utf-
8&hl=ja#lrd=0x47dd308ef285ff95:0xeb88cdf657209056,1
ニューヨークのNew Museumに行ってみたい。世界から応募した120件のコンペで日本人建築家が勝ち抜いたなんてとても素晴らしい快挙だと思う。海外の称賛コメントが凄すぎる。
国立競技場のコンペでこの人達の案を握りつぶしてザハの案にした安藤
この二人、実は内縁関係。
国立競技場のコンペは、この人達の案が選ばれていれば今みたいに揉めなかったかもしれない。
ザハ案とせって、惜しくも2位だったとか。
日本で開催されるオリンピックだから、日本人建築家がふさわしかったかも。