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【動画あり】グラフィック・ポイと呼ばれる道具が超絶カッコいい!!

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グラフィック・ポイという道具はご存知でしょうか?おそらく、知らないという方が大半なのではないでしょうか?

これは、空間に任意の文字や画像を映し出せてしまうという、なんだかちょっと子供心をくすぐられてしまうようなアイテムです。

このアイテムは開発されて比較的まだ間もないですが、現在世界からもかなり熱い視線を注がれつつあるようなので、こちらでいち早くみなさんにご紹介したいと思います。

日本人の飽くなき探求心はすごい!

グラフィック・ポイについて触れる前に、まずその技術の基盤を作った先人たちに敬意を表したいと思います。

2014年、3名の日本人、赤崎勇(名城大学教授)、天野浩(名古屋大学教授)、中村修二(米カリフォルニア大学教授)が青色LEDの開発に成功したことによってノーベル物理学賞を受賞した事を記憶している方も多いと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、簡単なおさらいとして上記3名がノーベル賞受賞に至った経緯を辿ってみましょう。

赤色LEDは1960年代に開発され、緑色LEDも数年後に開発されましたが、青色LED開発に至っては技術的に困難を極め、世界中の研究者が長年取り組んでもなかなか実現には至りませんでした。

その状況を打破するキッカケを作ったのが、赤崎教授と天野教授でした。「窒化ガリウム」という材料を用い、明るい青色を放つのに成功しました。

中村教授はそれを発展させ、安定して長時間明るい光を放つ青色LEDの素材開発をした結果、1993年に晴れて青色LEDを製品化することに成功しました。

青色LEDが開発されて最も革新的だった事は、既に開発済みだった赤色LEDと緑色LEDに青色LEDが加わることにより、光の3原色が揃い、フルカラー表示が可能になったことです。

それまでは不可能だった白色LEDも表現可能となったことによって、一般家庭や商業施設にも普及しました。

駅などで目にする電光掲示版の表示が見やすくなったことや、冬の間私たちの目を楽しませてくれるイルミネーションが様々な色をしていて美しいのも、青色LEDが製品化された結果によるものです。

日常的、非日常的に目にするそういったものも、長年の研究と努力の上に成り立っていると思うと、感慨深いものがありますよね。世の中への貢献度を考えると、彼らがノーベル賞を受賞出来たのも納得出来ます。

グラフィック・ポイって?

最初にご紹介したグラフィック・ポイという道具も、そんな研究者たちの努力の末LEDによるフルカラー表示が可能になったことによって開発された物のひとつです。

棒状の道具が鎖でつながれ、その先の持ち手部分を中心点として、その中心点を軸に連続回転させる事により、個々のLEDが画像として空間上に浮かび上がっているように見せる事が出来ます。

データを取り込むことで任意の文字や画像、それに写真までもがかなり高精細に表現することが出来ます。

これはジャグリングの要素も取り入れつつ使用する道具なので、一般ユーザー向けというよりは、パフォーマー、ダンサー、ジャグラー向けの道具といえるでしょう。

最近YouTubeにあげられた一般ユーザーの投稿が世界中からかなり熱い視線を集めているようです。実際に使用している所をこちらの動画にてご覧ください。

画像にはどういう意味があるの?

この動画で表示されているのは、「INGRESS(イングレス)」という、Googleによって開発された世界に数千万ユーザーを有するAndroid/iOS向けの、世界中のユーザーが参加する多人数参加型モバイルオンラインゲームに関連する画像で、表示されている画像の意味はユーザーには分かる内容になっています。

簡単にゲーム内容について説明すると、ユーザーは架空現実に存在する2大勢力のどちらかに属し、GPS機能を使用しながらGoogleマップ上を実際にプレイするゲームフィールドとして冒険します。

世界中のあちこちに点在する「ポータル」という目印になるポイントを「ハッキング」していき、同じ勢力に属する仲間と連携して各勢力の陣地を拡大していくという、いわば世界を舞台に遊ぶ陣取りゲームです。

現在世界規模での人気ゲームというだけあって世界中でイングレス関連のイベントが催されており、2015年3月28日に京都でINGRESSの世界イベント「SHONIN-証人-」が開催されました。

ちなみに動画をあげたイングレスファン本人はというと、動画がTwitterなどで話題となり、Google幹部の方の目に留ったことがキッカケで、晴れてイングレスの世界イベントに公式パフォーマーとして招待されたそうです。

凄いですね。グラフィック・ポイ、何だか今後はますます注目されていきそうですね!

死ぬ前にやるべきことのひとつが見つかった。日本のアノマリー(世界戦)に行かなくては。
何故今までこの動画を見逃していたのかしら。何回見ても見飽きないわ!
ワオ。
賛成だよ。ワオしか出てこないよ・・・
これはヤバい。このパフォーマンスは格好良すぎる!
見てみろよ。このエージェント(プレーヤーの呼び方)は「ダルサナ・トーキョー(前回東京で行われたイングレスイベント)」で過激になっちゃってるよ。
なんて素晴らしいの!
ぶっ飛ばされたよ。
これは動画編集によるものなのかしら?一体どうなってるの?
これのやり方、ググったらわかるのかなw
これはLEDの発光体ひとつひとつが映し出されて画像になっているんだよ。もし道具が静止した状態であれば、ただのランダムな光にしか見えないが、この棒状の道具を一定のスピードで回すことによって、ひとつのまとまった画像として目に映るようになっているんだよ。

この道具を見るまではデジタル時計でしかこういった技術が活かされているのを見たことがなかったな。

これは目に映る残像なのさ。
なるほど。そういうものだってことがわかったわ。だけど、こんなに複雑に見えるものは見たことがないし、やっぱりどうしてそう見えるのかが本当に不思議!
しばらく練習を重ねないとこういう風には見えないだろうね。遅すぎても映像は見えてこないし、早すぎても見づらくなってしまうだろうね。
これはPOVシステムを使ってるから見えるんだろう。
このアイテム、買わなきゃ!
マジで格好いいよ。こんな物は日本にしかないんだろうな・・
これは「日本イングレス共和国」にしかないね!
これはあまりにカッコ良すぎる!!!
こいつは新しいライトセーバーだぜ。

日本人が開発に成功した青色LEDによって、LEDで表現出来る色の幅が飛躍的に広がり、その結果世の中に多大な貢献をしました。

そういった実質面でプラスの影響の他、その結果生まれたグラフィック・ポイの様な道具も、文化的に様々な影響を世の中に与えています。そしてこれから更に多様な文化が育っていくキッカケになっていくのではないでしょうか。

改めて、長い年月を掛けて青色LEDの開発を成功に導いた技術者たちに尊敬の念と拍手を送りたいと思います。

(参考)http://www.nikkei.com/article/DGXLASGG0700M_X01C14A0MM8000/
http://www.appbank.net/2015/03/18/iphone-application/999994.php
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ingress
http://livedoor.blogimg.jp/akaricenter/imgs/f/0/f0bc7219.jpg
http://wired.jp/wp-content/uploads/2014/10/shutterstock_175234814.jpg
http://ignisshop.com/out/pictures/master/product/1/pixel-graphickpois-
433.jpg

青色LEDの発明でノーベル賞をとったのは記憶に新しいけど、こんな分野にまでLEDが利用されるなんて面白いと思う。LEDのポイで Googleの幹部から声がかかることもあるんだぁ!動画見たけどこれはいい宣伝になる。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年6月1日 8:48 PM

    以降、夕立禁止

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