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あなただけのために走る電車があったとしたらどう思いますか?実はこの話、日本で本当にある話なのです。
場所は北海道の函館で、上下合わせて1日2本の電車がたった一人の女子高生を乗せるためだけに停車するという話。日本を飛び越えて海外でも話題になっているのです。
北海道にある上白滝という駅はおよそ3年もの間、カナさんという女子高生を乗せるためだけに1日2本だけ運行していました。
鉄道は朝の7:04分と夕方の17:08分に上白滝駅に到着するのですが、元々は利用客が少ないために2012年に駅は廃止される予定でした。
ところが運行を行っているJR北海道の調査の結果、一人の女子高生が利用しているという事がわかりました。そしてJR北海道は「上白滝駅に電車を走らせ続けよう」という決断をしたのです。
もちろん鉄道会社もただ走らせるという事を決めたわけではなく、それには条件がありました。
カナさんが高校を卒業するのが2016年の春、「それまでは電車を走らせ続けます」というのがJR北海道の決めたことでした。
期間限定という条件付きではあるのですが、運行を続けるという決断をしたJR北海道の利用者の目線に寄り添ったサービスに対して高い評価が寄せられています。
更にカナさんが通学に使っていた電車ですが、実はカナさんの学校が休みの時には駅を通り過ぎるのです。つまりカナさんの学校のスケジュールに合わせて運行されていたのです。
唯一の乗客であるカナさんは卒業と同時に駅が廃止されてしまう事に対してどう思っているのでしょうか?
「3年間乗り降りをして、当たり前のように存在していた駅なので駅がなくなってしまうのは寂しい」とカナさんは言います。同時に「私のために電車を走らせてくれて、ただただ感謝の気持ちで一杯です」とも言っています。
上白滝駅は上下線でそれぞれの線路が分かれているのではなく、単線と言って一つの線路で上下線が折り返し走っていて、起点となる駅である新旭川駅からは80キロほど離れています。
2016年の3月26日に上白滝駅は惜しまれつつ廃止になりました。
このたった一人のために運行するという心温まる話に、世界中から称賛の声が寄せられているので、紹介していきますね。
鉄道のような公共サービスでは、一人一人にまで細かい対応は難しかったりしますが、それでも日本の鉄道は車内アナウンスも丁寧ですし、鉄道に限らず心のこもった温かいサービスは日本を訪れる外国人に驚きを持って迎えられています。
この記事を読んだ日本人は、鉄道は公共サービスではあるのですが、「日本でならある話かも」と思った人もいるのではないでしょうか?それは日本では優しさや思いやりといった文化が根底に根付いているからです。
日本の鉄道は技術も世界でも最高峰ですし、時間も本当に正確に運行されていることで海外では有名です。
そういったハード面に加えて、日本人の穏やかな優しさであるソフト面が評価され、改めて日本の素晴らしさが再認識された形になりました。
(参考)http://www.dailymail.co.uk/travel/travel_news/article-3395828/
The-train-company-stops-station-everyday-pick-ONE-passenger-school.html
1人のために駅があるっていうのもすごいと思ったけど、海外コメントで「高校生が1人で待っていて安全」って驚いているところも日本の良いところだなぁと思った。
タイトルだけ見て怪力JKかと思ったわ。
時間的に余裕がある中1日2回だけほんの少し泊まるだけ。乗り降りする駅が終点の駅だともっと感心するが。でも、その列車には他の客も乗っている。その子の為にだけ走っているわけでは無い。ただ一旦止めた後に走り出すエネルギーは一人の客の 料金では賄えないだろうけどね
俺もどんなムキムキJKかと期待して開いたら
話題になったら撮り鉄が押し寄せて、マナー糞悪くて批判されたやつ
場所は函館ではありません。遠軽町です。
遠軽と函館は直線で300km離れています。