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遅すぎたプリツカー賞受賞?!世界中で高い評価を受ける日本人建築家

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2014/09/08

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2013年、建築界のノーベル賞と言われる「プリツカー賞」を71歳にして受賞した日本人建築家がいる。彼の名は伊東豊雄。

世界の著名な建築家達と並んで、伊東豊雄の受賞は日本人で6番目となる。近年、この賞は、建築におけるグローバルな傾向を文化的な批判を背景に持つ建築家の受賞が続いていた。

やっと受賞できたブリッカー賞

そんな中で、伊東豊雄はすでに40年に渡るキャリアを持ち、これまで世界中で高い評価を得てきた。彼の受賞は驚きを持って迎えられたというより、むしろやっと受賞できたという感がある。

TOD’S表参道ビルや銀座のミキモトなど、伊東豊雄の建築は、構造的に斬新で美しく、常に私たちに新しい方法論を提示してきた。

個人住宅や公共施設も数多く手掛け、海外でもヨーロッパからアジアまで、ランドマークとなるような建築物をデザインしている。

国内外で才能を活躍する伊東は、世界の現代建築の流れに影響を受けながらも、常に「建築とは何か」という意義を自身に問い続けてきたようだ。

転換期となった「せんだいメディアテーク」

彼にとって特に大きな転換期となったのが、「せんだいメディアテーク」だ。13本の太い樹木のようなチューブが7層の床を支えるこの建物は、全面ガラス張りで建物のどこからでも外の景色が見渡せるようになっており、内と外の一体感を感じさせる。

建物の支柱としてランダムに配置されているチューブはスケルトン構造になっており、設備系統やエレベーター、採光や通風などライフラインとしての役割も持っている。

幾何学的で直線的な建築ではない、不規則で自然なうねりを感じさせる建築が、コンピューターを使って解析することで可能になった。

伊東は「建築を生き物の巣と捉えれば、そこには機能性だけでなく居心地の良さという感覚的な要素も必要になってくる」と言う。

せんだいメディアテークは、人々が集い情報を交換する場として、まさにこの感覚的な要素を大切にした建物と言えるだろう。

2011年の東北の震災も耐え抜いたこのメディアテークには海外から多くの人々が建築を見ることを目的に訪れる。

3.11の震災は、伊東にとって、建築とは誰のものか、改めて問い直すきっかけになったという。

伊東が建築を担当した被災地に建つ「みんなの家」は、仮設住宅で暮らす人々の憩いの場としてシンボル的な存在となった。

人が集まることで新たな価値が生まれる、動きのある建築を考える伊東豊雄は、広大な視野を持った稀有な建築家として、今世界から注目を集めている。

伊東豊雄は恒久的な建築物を作る。そして同時に建築界に大胆にも新しい道を切り開いた。彼の建築プロジェクトは楽観的で明るく、楽しい雰囲気があり、独自性と普遍性両方を兼ね備えている。
(東北の震災時に)天井板が非常に大きく揺れているように見えたが、メディアテークは壊れなかった。他の建物はバラバラに崩壊してしまった巨大な震災の威力に対して力強く建っていた。建物の基本構造に失敗がなかったということだ。
彼の長年の信条に、矛盾する価値観に思えるものをどうにかして包括しなければならない人間的な建築というものが影響している。全て兼ね備えた理想郷の代わりに、彼は夢のように焦点が揺れ動く様々な世界を私たちに見せてくれる。
作品における体験的な身体性が評価されプリツカー賞を受賞した、この71歳の建築家は作品の評価が固定されることを拒絶する。彼に次に期待できることは何か?間違いなく新しい根本的なモデルチェンジだろう。
伊東豊雄は彼のキャリアの中で膨大な数の建築物を建築しているが、私の考えでは、彼は常に、「建築の限界を超える」という1つの目的の上で仕事をしているように思える。この目的が達成された時、彼は自分が成し遂げた仕事について自然に任せることを恐れないだろう。
日本の建築家、伊東豊雄によるエルメスの時計のためのすばらしい建物。エルメスの最高級の職人技術の世界を再構築する場でありながら、この日本のクリエーターは、手仕事の精密さと同様に自然の物質の気高さに愛情を注ぎこんだ。このとても軽い構造の、くつろげる空間で、サロンのお客は新しいエルメスの時計を発見できるのだ。
伊東豊雄は正確で思慮深く繊細で機知に富む情熱家だ。そして控え目で自然体な威光を天賦のものとして持っている。そこでは沈黙が言葉と同じくらい数えられ、パヴィリオンはエルメスのお店のように人間性を残している。
今までのプリツカー賞の受賞者と非常に異なる建築家だ。ズントーやサナア、ソウト・デ・モウラ、ワン・シュウなど、これまでの受賞者が一般的に感覚的で詩的で保守的な建築方法を取ってきた一方で、今年の受賞者(伊東豊雄)は建築に革新をもたらし、今までの方法論を壊し新しい言語を生み出した。
受賞するに値する建築家だ。
彼におめでとうと言いたい。彼は2年前に受賞していたはずだと思うけど。
素敵だね。彼が受賞したのは本当に嬉しい。彼はいつも最もすばらしい建築家の1人だ。
とても革新的なアーティストのための賞。私は日本でせんだいメディアテークに行ったことがある。その進化した構造的なチューブが、すばらしい内部の空間を作っていた。おめでとう、伊東豊雄。
おめでとうございます!私はあなたの建築が好きです。すばらしい。
去年の受賞者については全く賛成できなかったけど、今年は喜んで賛成するわ。
伊東の「みんなの家」のコンセプトは、建築の目的は賞を取ることではなく、人類全員の必要を満たすことにあるということを、輝きを持って思い起こさせてくれる。
彼のエッセイを編集した本「メディアの森のターザン」で幾つか刺激を与える思想を紹介している。しかし「透層する建築」についての彼のコンセプトは、私たちの身体的且つヴァーチャルな存在の2つの身体についての思考であり、とても感動させられる。私は彼を新しい扉を開けようとする開拓者のように思っている。
私は彼のファンです。
すばらしい講義でした。ありがとう。
これは情報に富み、包括的で役立つ講義です。
私はこれが津波の後、どうなったか考えてしまう。
この建築物は単純に、みんなが異なる感覚によって独自の楽しみを見つけられるケーキのように表現できると思う。
依然として建っている!
ありがとう。私は真に伊東豊雄の建築物やアイデアのファンです。
私は伊東豊雄の全てに夢中だ。この人は天才だ。エレベーターの光がチューブを通って流れていくのが好きだ。美しい。
すばらしい!!!!!!
この建物に恋に落ちてしまったわ。
この映像を20回見てる。
伊東豊雄はすばらしい!!!敬服する!

伊東豊雄は建築の創作過程において大事にしている信条として、同時代の人といかにすごい!という意識を共有するかということを挙げている。

建築物がどういう意味を持ち、どんな象徴となるか、それを最初から予測することはできない。あくまでもその場所を使用する人々が新たな価値を追加していく。

そう考えれば、建築物は時間を経て成長していく自然とも捉えられる。身体的な体験を建築に盛り込もうとするのも、あくまで人や自然という私たちのリアルな環境に重きを置くからである。

私たちも小難しく考えず、1度素直な心で伊東豊雄の建築に向き合ってみてもいいかもしれない。

(参考)http://www.nytimes.com/2013/03/18/arts/design/
toyo-ito-wins-the-pritzker-architecture-prize.html?_r=0
http://www.theguardian.com/artanddesign/architecture-d
esign-blog/2013/mar/19/toyo-ito-pritzker-prize-architecture
http://www.archdaily.com/344740/2013-pritzker-prize-toyo-ito/
http://www.fabricegueroux.com/Montres-Hermes-l-architecte
-Toyo-Ito-habille-le-monde-horloger_a1572.html
https://www.youtube.com/watch?v=TLBWQHW7-j0
https://www.youtube.com/watch?v=NZJSjTIm2Uk
https://www.youtube.com/watch?v=s48eEBc6WOk

東北の大震災で残った建物として、世界中の人々から称されるのは素晴らしいと思う。

単にデザインが素晴らしいだけでなく、建築として最も重要な”建築物であること”が彼の作品には根底としてあって、それが証明された出来事だった。

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