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真夏は50℃なのにエアコンなし!電力不足で悩む生き地獄のインド

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インドの中でも、標高が高く、年中過ごしやすいと言われる都市、バンガロール。しかし、インディアンサマーと恐れられる4月5月は、とにかく暑いのです。

涼しいはずのバンガロールでさえ、日本の猛暑日を思わせる暑さなので、他の地域となれば、その暑さときたら、私たちの想像を絶するようなものに違いありません。

インドの夏は想像以上の暑さ

私のインド人ママ友の実家、アンドラプラデーシュと言うところでは、真夏は50度を超える日々が続くそうなのです。信じられないような世界です。しかも、毎日6時間の停電は当たり前というのですから、大変です。

ブチっと全ての電気が消える。しばらくするとまたブチっと切れる。そして点いたかと思ったらまた消える・・・。

私も10年前にインドに関する予備知識が全くない状態で働いていた時は、突然会社の電気がブチっと消えるので、それは毎回驚いていたものです。私たちにとって停電というのは、日本に住んでいると、数回も経験することはなかったのではないでしょうか。

また断水も然り、小学校の頃に、真夏に2回だけ断水の時期があったように記憶しています。停電、断水共に、何回起こったかを覚えていられるぐらい日本では、ほとんどあり得ないことですよね。

新聞に「今日の停電情報」

でもインドでは、電力不足が深刻で、多くの地域で電力制限が課せられています。例えば、新聞では本日の情報として、どこの地域で何時から何時まで停電になるなどが記載されています。そうやって節電することで、電力を保っているのです。

もちろん会社や病院などでそのように頻繁に停電が起こってしまっては、仕事にならないので、発電機が備えられており、停電になってもその発電機がすぐに対応する仕組みになっています。

ここ数年で急激に増えている高層マンションでもそのようなシステムが整っていますが、そうでない地域や場所に住んでいる人達にとってはとんだ迷惑な話です。よって、1日の大半を電気なしで暮らさなくてはならなくなっているのです。

この5月の酷暑期にインドのウッタラプラデーシュという地域で、深刻な電力不足が起こりました。日中の12時間が停電だと言うのです。

とんでもない暑さの日中をエアコンやファン(インド式の天井に備え付けてある大きな扇風機)なしで過ごさなくてはならないのですから。

発電機があったとしても、それすら対応できません。よって、多くの工場でも作業が全く進まず、ひどい被害が出ているとのことでした。

多くのクレームや政府への働きかけがあり、1日12時間停電だったところが、6時間のみの停電になったとのことですが・・・。どうでしょうか。電気なしで過ごすなんて、私たちには想像できない世界ですよね。

私も独身時代は普通の狭いアパート(つまり発電機の設備なし)に住んでいたので、停電に備えて、緊急灯(電気があるときに充電しておいて、停電時に使うライト)を常備していました。

需要 > 供給

このような事態が何故インドで発生しているかと言うと、ご存じの通り、インドは世界の17%の人口を占めるほどの大国なので、電気の需要に供給が全く追い付かない慢性電力不足が原因です。もちろんインフラが日本のように整備されていないのも理由のひとつです。

そして、インドでは風力や水力発電に頼っている比率が多いのですが、その肝心の水力さえも、酷暑期になれば、雨も降らず水不足となって、電力も供給できない事態に追い込まれているようです。

インドと言えば、カレー、ガンジス川、ターバンのイメージが何故か強いですが、このような問題も山積みなのです。

そんなインドの状況を世界の人々はどう思っているのでしょうか。

需要に対して供給が全く追い付いていない。原子力設備の輸入も予算がかかるので、実現しにくい。
インドでも私たち外国人が住む場所は発電機などの設備も整っているので、さほど不自由は感じていませんが、その分、ローカルの人達が大変な目に遭っているとは・・・。
半日停電になっている時は、電気がある時間帯にベットルームをエアコンでガンガンに冷やしておいて、熱帯夜に備えておきます。
インドの現状を見ていると、意識的に節電するようになりました。
これだからインドはダメなんだ。
あまりにも停電が続くと逆に笑えてきます。
電気を使わず、ロウソクを使おう。
原子力より、太陽光発電の方がいい。需要が供給レベルより大幅に多く、電力の無駄使いへのコントロールができていない。よって、村の農家が1番の被害者となっている。太陽光発電が、村できちんと整えられ、村議会が運営できるようになれば、農業に有益だと思う。
政府の無計画が全ての原因でしょう。あとは政治汚職も多いので。
真夏はファン(インド式の天井に備え付けられている大きな扇風機)を最速で回していても、途中で止まることもしばしば、凍らせたペットボトルを両手に抱いて寝ている始末です。
電力供給源が風力や水力などの天然資源に頼り過ぎていることが、電力カットが多い最大の理由です。
チェンナイに住んでいますが、発電機があるきちんとしたアパートに住んでいても、酷暑期は長時間の停電に悩まされました。
この汚職漬けから解放されたら全てのインフラも改善されていくと思う。
これはインドの問題ではなく、インド政府の問題なんだ。
一生解消されない問題だと思います。
インドの中でもムンバイはインフラが整っています。電力も。デリーは停電が多いです。
ムンバイもインドらしからぬ、インフラが整っていますが、パンジャビのチャンディガも快適です。他の地域は大変ですよね。
インドでは長く生活できるとはなかなか思えない。やっぱインフラがひどい状態では。
電力泥棒や、電気代を支払わない人達が多いことも停電の原因です。
州政府と中央政府がタッグを組んで、インフラ改善に投資しなくては、この慢性電力不足は解決しないだろう。

日本に住んでいると、停電や水不足が遠い世界のような出来事に思えてきます。もちろんどこの国に住んでいようと、限りある資源を有効に大切に使っていくことは全ての人において義務だと言えますが。

しかし、今日の予定を組む際に、電気が何時から使えなくなるから、あれしてこれしておかないと・・・・水もこの時間帯しか出ないから・・・・などと考えなくてもいい私たち日本人は何と贅沢でラッキーなのでしょうか!

(参考)https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20100214130304
AAsK6hO
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20120420222126
AA9Xi8H
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20091130161616
AAEy2Yz
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20090723083032
AAda2wr
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid=20130506190701AAsLVlL

インドはITのイメージが強いので、電力が不足していては仕事に大きな支障が出るので、早く対策したほうがいいんじゃないか。インドは人口も多く、夏はとても暑そうなのでそれをカバーするのは相当大変だなぁ。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年3月25日 9:09 PM

    日本も50代後半以上の人は停電を経験してるんだよねでも日本は小さいし
    言語もいくつかあるわけでもないし
    東京オリンピックや日本人国民性も重なって
    急ピッチでインフラが整ったけど反面
    不便な村を捨てる人が増え廃村したとこが沢山出て
    伝統や文化が途絶え60年代後半に問題になってたのを以前ドキュメンタリーで見ました

    今は全国インフラが整い村に人が戻ってきて
    復活した村もあるようです
    インドもこれからインフラが整う過程で様々な問題が起きるでしょうね

    クーラーがなかった時代はインドの皆さんはどうしてたんでしょう

  2. 日本の名無しさん
    2015年3月25日 10:03 PM

    ゾッとするな
    ハードモードどころじゃないな
    地下に住むとかできないもんかね

  3. 日本の名無しさん
    2018年3月21日 4:55 AM

    電気がなかった時代はどうしていたのでしょう
    その時の方法を使えばいいのに
    インド政府は、何をしてるんだ〜

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