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インドの州政府は役立たず?!処理されない大量のゴミをどうするか?

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2014/11/27

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今の時代、世界どこの国でもゴミに関して様々な問題を抱えています。例えば日本は、焼却場の数が世界一ですので、一見「それだけゴミが管理されていていいことだ」と思ってしまいそうですが、大量なゴミを埋める場所がないため、ゴミを出しては燃やす=ダイオキシン発生で環境に良くないとヨーロッパなどから苦情を受けているのです。

ですが、その一方で4Rである、Refuse(断る)、Reduce(減らす)、Reuse(再使用する)、Recycle(ゴミを資源にする)を日々の生活の中にも取り入れ、ゴミを減らしていかねばならない意識は高い国民であると思います。

日本の中でも名古屋市などは可燃、不燃ゴミのみならず、プラスチック容器、粗大ごみ、危険物などと、ゴミの分別も極めて細かく指定されていることで有名です。日本から遠い国、インドではそのゴミ処理事情はどうなっているのでしょうか。

「ゴミの管理ができない州政府!結果ゴミ村が出来てしまい健康被害多発なり」

自分でタイトルを書いているだけで、何かその現状に半分うんざりしてしまいますが、インドと言えば、どんなイメージをお持ちでしょうか。都市へ行けば行くほど、経済発展の結果、交通渋滞や、空気汚染もひどく、ゴミもそこら中に落ちている始末です。

緑が次々と消えていく街

かつてはガーデンシティ(緑の街)と言われた南インドのバンガロールは今やGarbage City、ゴミの街だと世界から酷評を受けているのです。環境汚染で、多くの緑は今や灰色に砂埃をかぶっており、裕福層が増え、高層マンション建設の需要が急激に増えている一方で、ガーデンシティの象徴であった緑が街から次々に消えていっています。

私がバンガロールに住み始めた10年前と今とでは、生活自体は随分便利になり、良かったと思ってしまいそうなのですが、その代わり空気が悪くなったなと感じています。ゴミの量は昔も今も変わらないと思っていましたが、そうではなかったようなのです。

処理されない大量のゴミ

バンガロールで発生したゴミは市内から20キロ近く離れたMandur(マンドール)という村へ配送されていきます。全ゴミ量の半分以上がこの村へ送られます。ただ、2008年と現在2014年だけで比べてもゴミの量が二倍に増えてしまっているので、カルナタタカ州政府がゴミ予算として設定している金額ではゴミの回収と配送のみ行っている現状が浮き彫りになりました。

つまり、ゴミが配送される村マンドールに毎日バンガロールの半分以上のゴミがただ単に捨てられて行っては、処理されないまま、という事態がここ数年ずっと続いているのです。この問題は2年前にも同じように取り上げられ、健康被害を訴えた村人が抗議ストを起こし、トラックがゴミを抱えたまま行き場がない、という状態が2週間続いてしまいました。

解決されないゴミ処理問題

その問題も、インド式で曖昧にされたまま終わり、2014年5月末を持って、他のゴミ排気場所を作るため、マンドールはゴミを受け付けないという取り決めがされたと思ったのですが、何ひとつ状況は変わっていないとのことなのです。結果、6月のこの1週間で村人の3人が亡くなったそうで、その責任追及は州政府に向けられています。

そして驚くことにこんな状況も明るみになりました。現在、ゴミ処理ができる設備がわずか600トンしか処理できないとのこと。そして1日に2350トンのゴミ処理能力がある他2設備はあるものの、未だ稼働できない状態なのです!!!要はバンガロール市の全ゴミ量の7分の1だけ正しく処理され、あとのゴミは放棄されているということです!!!!!

役立たずのインド州政府の仕事

マンドールというゴミ村の惨状がいくらか想像できたのではないでしょうか。そこの学校に通う生徒も喘息や頭痛、めまいなどの健康被害を訴え続けています。私たちなら、それなら引っ越ししちゃえばいいじゃん、と思ってしまいますが、そんな家庭環境でもない人達がほとんどなんですね。

その元凶となっている役立たずの州政府は、実質的な政策はこれまでひとつも挙げていません。昨年、南インドのスーパースター、ラジニカーンをバンガロール市の清掃キャンペーン大使に掲げたぐらいで、結果が出ていません。本気で、バンガロールは危ないと思っています。

バンガロール在住の日本人である私ですら危機感を覚えてしまうインド州政府の仕事っぷり、そしてゴミの惨状。世界の人々はどのように感じているのでしょうか。

そこら中、ゴミだらけで道も歩けない。
現状が変わらない理由はやはり政府にあったのか。
バンガロールをゴミの街だと言い切るのはまだ早いような気もするが、他のインド都市では汚染の状況がひどい。ゴミ処理についてはバンガロールは最悪。
私たちが使わなかったり、着なくなった服もメイドは喜んで受け取ってくれる。そして長いこと使ってくれているので、インドでは自然にリサイクルが成り立ってしまうものだと思っていたのだが、ゴミの処理にそんな問題があったなんて。
私が住んでいるアパートの前は空き地になっているんですが、そこも気がつけばゴミ捨て場として使われています。
ゴミ捨て場でなくても、ゴミがあればみんながそこにゴミを捨てるようになっている。
セキュリティが常駐しているようなマンションであれば、ゴミ収集車も毎日来てくれるが、そのような場所に住んでいなければゴミ収集車は来たり来なかったりする。
実際私の友人の娘はゴミやら埃の汚染で、喘息を起こし、医者にチェンナイに引っ越せと言われてその通りにしました。うちの子も週末の2日外に連れていくと体調を悪くしてる。
焼却炉を作り過ぎても大気汚染につながってしまうが、全くないような状況のバンガロールは限度を超えている。
環境汚染につながる全ての事柄が政府の怠慢だと見受けられる。
外を歩きたくない。
2年前世界のメディアに報道されたのに、全く変わっていないのが信じられない。
バンガロールは緑の街だと聞いていたのに全然違った。
街が汚い、の一言です。
街を整備する清掃員も政府が管轄しているのではなく、ビジネスとして個人がやっているところもたくさんある。政府が動いていないから。
インド政府のやり方には半分あきらめている。
日本とインドのゴミ問題は根本的な問題が違う。
バンガロールがもっとキレイならここに住んでもいいと思う。
汚いのは基本的に受け付けられない。
州政府がもっと努力するべきだ。

このように、日本でもインドでも、それぞれの国がゴミに関する問題を抱えていますが、インドのそれは日本とは根本的な問題が異なっています。それはゴミをただ単に捨てるだけで、ゴミを一定の手段で処理をすることを怠っているという事実

政府は何をやっているんでしょうか。2年前に世界に報道されているにも関わらず、一向に解決していない問題。日本だったらさすがにそれはあり得ないでしょうに。日本人も、ゴミ削減に一層意識して努力していかねばなりませんが、インドがそこへ至るまでにどのぐらいの年月が必要なのでしょうか。ああ、日本人でよかったと思わずにはいられません!

(参考)https://in.answers.yahoo.com/question/index?
qid=20070218205257AAoImKJ 
http://steps-centre.org/publication/bangalore-
garbage-city/ 
http://www.dailymail.co.uk/indiahome/indianews/
article-2649895/Bangalore-Police-guard-landfills-residents-streets-outrage-health-problems-caused-illegal-dumping.html

インドや中国など人口の多い国はゴミも大きな問題になりそうで、将来が怖い。地球はひとつなので、日本も工業製品だけでなく、ゴミのリサイクル方法を輸出してインドや中国などゴミ問題が大きくなりそうな国へ援助を行ってほしい。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2014年11月27日 3:05 PM

    インドの歴史を学んでみるとすごい文明を築いた国家で尊敬するんだけど、インド人の国民性はけっこう厄介だと思う。
    日本人が書いた本だけど、インドの国民性を記してあって日本人とは合わないかなぁと思った。まぁ否定的に書いてあったわけではなく悪い印象は持たないんだけど。
    叔父がインドで仕事したことがあって、初めての海外生活でかなりカルチャーショックを受けたらしい。地球にはこんないい加減な民族がいるのか!と(笑)
    まぁインドが特別そうだってわけじゃないんだろうけど彼の滞在中の話は面白かったなぁ

    インドは人口も多いしこれからもっと発展の余地があるし可能性ありまくりですごく羨ましいけど、まずは民度を改善していかないと。いろんなことを徹底すれば、そのうち様々な習慣や秩序が自然になるし、結果としてスムーズな発展に繋がると思うんだけど。
    インドが世界一!とかの未来もなかなか面白そうだと個人的には思ってる。

  2. 日本の名無しさん
    2014年11月27日 4:10 PM

    今の日本のゴミ処理場でダイオキシンなんて出る訳がないだろ
    ヨーロッパ人はそんなことも知らないほどノータリンなのか?

  3. 日本の名無しさん
    2014年12月3日 10:03 PM

    ヨーロッパ人という巨大な主語を平気で使えるのはある意味幸福だと感じるねえ

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