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お見合い率80%!駆け落ちしたカップルを待っていた悲惨な結末とは

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2014/08/10

80percent
驚いたことに、インドではまだまだお見合いが主流の80%を超えます。

離婚率も1.1%ということで、夫婦同士が本当にうまくやっている場合もあるでしょうし、同じインド人同士と言えど、カーストや宗教、言語の違いもあり、様々な事情によって、別れたくても相手に適応しなくてはならない状況があるのかもしれないですね。

実は私自身、インド人の夫と子供たちと現地のインドに住んでいます。私が今日ご紹介するのは「インドの恋愛結婚」に関係する深刻な問題です。

カーストにおけるインドの結婚事情

いろんなデータを見ても、少なくとも8割はお見合い結婚が主流のインド(少なくとも、ですよ。あるデータでは92%がお見合い結婚だとあります。)

そして10%を切るであろう恋愛結婚。すごいですよね。恋愛結婚が8割以上の日本と比べると正に真逆を行くインドなのですが、これもいろんなインド事情が絡んでいますから、自然な流れなのだと思います。

インドで年中ホットなテーマって何だと思いますか?それは「お見合い結婚VS恋愛結婚」です。インドでも有名なTimes of Indiaという新聞にも、どちらが素晴らしいか、なんて議論が展開されています。

先日は「Love marriage is better than Arranged marriage?(恋愛結婚はお見合い結婚よりいい?)」というテーマでは「Yesが60%」「Noが40%」という結果が出ました。

お見合い結婚がダントツなのに、恋愛結婚の方がいいという結果が出るということは、みなさん、親に薦められ、周りに祝福されたお見合い結婚だったとしても、現状に不満があるということでしょうか。

宗教が違う場合の結婚

実際、私もカースト外の外国人ということで、インド人の夫との結婚には相当な障害がありました。

細かいことは割愛させていただきますが、インド人と家族として付き合っていくことには並大抵の覚悟ではいけないなと日々痛感しているのであります。

私が現地で住んでいるアパートにも恋愛結婚のカップルは意外に存在します。例えば、異宗教同士の結婚、しかももともとヒンドゥー教だった女性は、ムスリムの男性と結婚をし、同じムスリムに改宗しました。

一方、改宗しないまま結婚生活を継続している方達もいます。詳しい話には敢えて触れないようにしていますが、その決断の裏には、公表できないような事情もあるのだろうなと思わずにはいられません。

何故なら、インドで恋愛結婚が増えている、と言っても、都市と田舎ではその状況に雲泥の差があるからなのです。私が住むインドのバンガロールは都市なので、外国人にも住みやすい環境に変わってきています。

またインドの頭脳となるIT人材の宝庫なので、いわゆる教養の多い人々が多く、異なる者同士の恋愛結婚にも寛容的です。実際、私の友人でそういった状況で恋愛結婚をしたカップルは、双方の親戚付き合いは希薄なものの、お互いを傷つけないようにうまく共存しています。

ただし、事実として特に田舎では、恋愛結婚を希望したカップルにはこんな悲劇が生まれてしまう場合もあります。

別のカーストの場合に起きる名誉の殺人

「Honor Killings」いわゆる「名誉の殺人」です。
インドのハルヤナ州のとある村に住む、23歳のIT専攻の学生と、同じくアート専攻の20歳女性が長年付き合っていた末に、駆け落ちしました。

二人とも裕福な地主の子供でしたが、別のカーストであったため、結婚を反対された上、互いに身の危険を感じたからです。

首都のデリーまで逃亡し、一夜を共にしたところで、女性の両親から電話での説得がありました。「二人の関係を認めるから帰って来い。」と。

その言葉を信じた二人は村に帰ったのですが、待っていたのは「名誉の殺人」でした。

女性は実の父親と伯父、他の2人から近所の外で群衆が見る中、殴られ、殺されたのでした。一方、男性は殴られ、腕と足を折られ、最後は首を切られました。死体は男性の実家の前に投げ捨てられたそうです。

名誉殺人、それは、家族が反対する者と、付き合うことは、その女性のみならず、家族の名誉までも傷つけることであり、家族の名誉を守るために、自分の子供である女性を殺害してしまうのです。

しかも、この殺人には地元のカースト政府からの協力がありました。

皆さんは、これをどう思いますか?

これについては様々な意見があります。

インドだけで起こっている話ではないと思う。
様々な国で起こっている事例だが、遺憾である。
殺人は殺人です。もちろん、殺害した父親も娘を愛しているんです。でもそれ以上に守らなくてはいけないものがある。幸せや、生活、子供以上に、大切なのが名誉を守っていくこと。

この人たちはまだ暗黒の時代のマインドセットのままであり、これからもそうだと思います。

ひどいことだと思う。でも変わらないと思う。
恐い話だと思います。親なのに、自分の子供を殺したいって思うだなんて。いくら自分たちの慣習に逆らったからと言って、殺してしまう意味がわかりません。
メディアがインドのそういうところだけをハイライトし過ぎている感がある。
事実はニュースだけではわからないと思う。
インド人の思考が本気で理解できない。
本当に馬鹿げている話だ。
昔からあるところでは強く残っている風習ですが、まだ無くなりません。
人の命を奪うだなんて勝手過ぎる。それは本当の信仰心じゃない。
ますますインドに行きたくないと思う。
教養がない。教養っていい学校を出たとかではなくて、人生や信仰についての大切な知識のこと。無宗教でも、そういう狂ったことをする奴はたくさんいるから。
インドのことをほとんど知らないけれど、恐い国だと思ってしまう。
だって、貧乏でおかしな人がいっぱいいるでしょ、だから地元のカースト政府もお金のためにサポートするんだよ。
ニュースになっているからと言って、それがインド全土に共通している事項というわけではないですよね。
どの宗教でも過激派はいます。でも名誉の殺人はインドでも大きな問題です。
インド人としてそういう事例ばかりが海外へ出ていくので、恥ずかしいと思う。
名誉の殺人にはもちろん反対です。でも世の中には名誉の殺人以上にひどいことがたくさんありますよね。
本当にひどい話だ。子供たちを殺すこと以外に愛する術がないなんて。
殺害した方も同じようにきちんと刑罰にかけられるべき。

何とも言いようがない話です。しかし、日本では信じられないようなことが世界では起こっているようです。

(参考)http://www.indiabix.com/group-discussion/love-marriages-vs-arranged-marriages/
http://timesofindia.indiatimes.com/life-style/debate/debateshow/3545513.cms

親が子供を殺して何になるのか、そこまでして名誉を守ってどうなるのか、日本人の感覚からすると全く理解できないが、今なお残るカーストを誰かが断ち切って、みんなが自由に結婚できる世の中になることを願う。

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