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インドの出産は驚くほど計画的!誕生日や一人っ子など思うがまま

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2014/11/25

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私はインド人の夫を持ち、2人の娘たちと現地インドで暮らしています。インドに住んで10年になると言っても、私自身はそれほどインド色には染まっておらず、生まれ育って日本での考えや価値観を常にインドの常識に照らし合わせながら、日々試行錯誤している次第です。

インドで子育てをしていると、日本との違いに多く気付きます。今日お話しするのが、インドでの出産方法や子育て方法、また家族計画についてです。

ああ、日本とは真逆だなぁと言いますか、一昔前の日本かも、と感じるのが、インドでのミルク育児の促進です。私たちの母親世代にちょうど粉ミルクがいろいろ出始めてきて、母乳よりもミルクを赤ん坊に飲ませている人が多かったと聞きます。

反対に現代の日本は、母乳育児が推進されており、お母さんたちの事情にもよりますが、できるだけ母乳で育てたい、という親御さんが多い傾向にあると思います。また出産方法としても、帝王切開が若干増えてきているものの、主流は自然分娩です。

インドでの分娩は半分が帝王切開

一方、インドでは帝王切開が主流ではありませんが、日本より確実に多いです。少し前の2011年11月11日の1並びの日には、どうしてもこの日に我が子を産みたいと思う多くのインド人母が、帝王切開の日に決めました。

一般的に帝王切開は、自然分娩ではリスクがある場合に選択されるのが常ですが、インドではもっぱら家族の都合を重視しています。帝王切開が1番多い国は中国で2人に1人が帝王切開で生まれてきていると言われています。

インドはまだまだ少ない5人に1人が帝王切開で日本と割合で行けばインドの方が少し多いぐらいなのですが、インドですから、そのデータが私立病院のものとなれば様子は全く異なり、分娩の半分が帝王切開であるとのことです。

都市に住む、高学歴の女性に帝王切開は多く、一昔前のインドのような子だくさんではなく、どの家庭も一人っ子を望むようになり、女性もずっと仕事をし続けていることや、この妊娠で授かった子をリスクなく、ついでに痛みもなく産みたいと言う母親の思考が強く、スケジュールの立てやすい帝王切開を選ぶそうです。

帝王切開をする必要のない女性

もちろん、中には帝王切開を望んではいなかったけれど、陣痛に耐える環境を与えられず、促進剤も使われ、帝王切開にならざるを得なかったケースも多く聞きます。また今の帝王切開のトレンドに乗って、自然分娩より30,000ルピー(5万円弱)も費用が高くなる帝王切開を、その必要がないのに、薦める病院も増えてきていると聞きます。

実は帝王切開の方が自然分娩よりリスクが高い場合もあり、あくまでも手術ですから、そんな簡単なものではないもの。ですが、人々の思考も変わってきているようです。もちろん病院側の思惑も知らずに。

家族計画で永久的な避妊を

結果、無事に子供が生まれてきてくれれば、費用や出産方法なんかどうだっていいものですが、インドでまたびっくりするのが、帝王切開を兼ねて家族計画もしてしまう出産が多いことです。病院の分娩方法の説明には、当然のように「帝王切開+卵管切除」のパッケージがあります。

そうなんです、インドでは帝王切開で出産するタイミングで家族計画もしてしまう人が多いのです。避妊方法として日本で一番多いのはコンドームですが、その方法は逆に世界から見ると稀で、フランスではピルが主流だったりする中で、インドでは女性側にリングをはめる短期的な避妊方法や、この卵管切除、または卵管結紮を行い、永久的な避妊をしてしまいます。

避妊方法については各国の文化背景や医療状況なども絡んできますが、私がつい疑問視してしまうのは、出産において、帝王切開をする必要のない女性が何故、帝王切開を選択し、医者が賛同したり、帝王切開する予定がない女性に何故、医者がそれを促したりするのかという点です。

この辺りについては、世界でも賛否両論ありました。

日本人からすると卵管を縛る避妊手術ってのは、どうしても女性主体という感じがして、受け付けられない。
日本人は既婚未婚に関わらず、性生活が少ないと新聞にあったが、インド人はそうではない。
フランスではピルが主流です。
もうすぐ出産だけど、医者に診せるのが嫌で仕方がない。だから帝王切開にしたい。
インドでは帝王切開は普通。子供ふたりとも日にちを決めて産んだ。
妹が陣痛に耐えられず、じゃあ帝王切開にしろと薦められたが、結果、産後は感染症で苦しんで、育児が辛そうだった。
妊娠できる能力があるのに、永遠に妊娠できなくする卵管結紮は夫婦での話し合いが必要。
病院は帝王切開ばかりを薦めずに、自然に分娩できる場所であるべきだ。
私は普通分娩だったけど、補助のため切除した。でも助産師さんたちは医者はもう少し待つべきだったのにと怒っていたと、あとで助産師さんから聞いた。
中国では帝王切開が幸運だと信じられているらしい。正しい知識を持つべき。
私は帝王切開だったけど、自分と医者と、そして夫できちんと話し合って、その方法をとりました。
帝王切開は、ほとんどが医者の利便性によって決められているんじゃないか。
2人子供がいるが、思いがけず3人目が出来てしまった。当時2人目は17歳。三人目の産後に卵管を縛りました。
決して複雑ではない自然分娩より、帝王切開が安全である場合もある。責任は全て自分でとって。
インドは何かにつけてこうやったお金が絡んできますね。
お金よりも正しい知識を身につけて、自分で判断する力を持つことが大切。
先日もインドの婦人科にかかったら、避妊手術を薦められました。
日本では高齢出産でのリスクや医療事故を懸念してこの10年で帝王切開数が増えてと聞いている。
医療は正しく行われるべきだ。
母乳より、ミルク育児は楽なので行っている。そんなに病院からの説明もないし、プレッシャーもないから自分で自由に選んでいる。

健康志向が高まってきていると言われているインドでも、日本のそれに比べれば歴然の差があります。正しい知識を身につけ、人にこう言われたから、医者に言われた、のではなく自分で正しく判断する能力を身につけたいものです。

母親になる女性に対しても、病院側が経営やお金のことばかりを優先するのではなく、安全を確保し、正しく誘導していってほしいですよね。インドで出産する勇気は私にはありません。内情を知れば知るほど、日本で出産してよかった、と思います。

(参考)http://timesofindia.indiatimes.com/india/C-section
-births-on-rise-in-India/articleshow/5442238.cms
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid
=20110223094546AAATcxR
https://in.answers.yahoo.com/question/index?qid
=20120828104830AAEzgFy
http://timesofindia.indiatimes.com/city/nagpur/
Moms-want-c-section-deliveries-docs-happy-to-oblige/articleshow/17527939.cms

帝王切開が必要がないのに、薦める病院があるなんて信じられない。卵管切除まで行う人がいるなんて、徹底し過ぎて驚いてしまう。女性の体への負担が他の国より格段に大きい気がして可愛そうだ。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2014年11月25日 7:56 PM

    帝王切開後は傷跡痛々しくて2人目以降を作る気なくす
    安易に勧めると少子化加速する

  2. 日本の名無しさん
    2014年11月25日 10:42 PM

    安産の人なんかは、圧倒的に自然分娩の方がリスクが低いだろうしね。

  3. 日本の名無しさん
    2016年11月5日 2:10 PM

    こんな不謹慎とも取れること言いたくないけどもし産まれてきた子供が何らかの理由で亡くなったりしたらどうするんだろう…。もう一人産もうと思っても永久的な避妊してたら無理だよね…

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