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撃墜数352機!世界一のエースパイロット、エーリヒ・ハルトマンとは

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2016/11/11

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第二次世界大戦は多くの悲劇を生みましたが、同時に多くのエースパイロット達が活躍しました。

大空を自由に駆け巡る戦闘機乗りの中でも伝説的なエースパイロットがドイツ空軍のエーリヒ・ハルトマンです。彼の公式撃墜数(以下スコア)は空戦史上断トツ1位の352機とされています。

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生まれながらのパイロット??

エーリヒ・ハルトマンは1922年にドイツ南部のヴァイスバッハに医者の子として生まれます。彼の母親はドイツ初の女性パイロットの1人として知られ、グライダークラブも設立。

そんな環境で育ったハルトマンは14歳の時には滑空免許、15歳で教官資格を得ています。高校卒業後はドイツ空軍の航空士官学校に進み、1942年に卒業しています。

当時の彼は有能であっても自由人で正義感が強くて組織に馴染めないタイプだったようです。

少尉として部隊配属になり、半年後にはエース(敵機を5機以上撃墜したパイロットに与えられる称号)となっています。

日本の零戦のパイロットが好んだ戦法、巴戦(いわゆるドッグファイト)ではなく、ドイツ軍伝統の一撃離脱戦法を独自に発展させ成果を残していきます。敵を先に発見し、敵が気づく前に不意打ちをかけて、すぐに戦線を離脱するというものです。

これはかなり徹底したもので、不意打ちができないと判断すれば、敵を見逃すことも辞さないものでした。味方の消耗を減らし、敵の消耗を増やすという徹底した合理主義に基づくものです。

撃墜スコアを202機に伸ばした時には柏葉付騎士十字章を、300機を超えた時には柏・葉・剣・ダイヤモンド付騎士十字章(授与者はトータルで27人のみ)をいずれもヒトラー総統から直々に授与されています。

ソ連軍が恐れる「黒い悪魔」

ハルトマンは愛機メッサーシュミットBf-109Gのエンジンカウル(エンジンを覆うカバー)に黒いチューリップの花弁を、コクピット横に小さなハートとカラヤ・アイン(彼に中隊のコードネーム+1番の機体番号)をあしらっていました。

若干22歳でドイツの国民的英雄になっていたハルトマンはソ連軍から「黒い悪魔」と恐れられていたのです。

ソ連軍はハルトマンに10,000マルクの賞金をかけますが、ソ連軍パイロットは彼の黒いチューリップマークを見ると一目散に逃げて出したと言われています。

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ハルトマンが実戦に参加した期間は2年半ほどしかありません。その間、1405回の出撃をし、825回の空中戦を行っています。

一方、16回も撃墜(不時着を含む)されているのです。1度はソ連兵に捕まって捕虜になりますが、自力で脱出して基地に帰還。そしてヒトラー自殺の後も終戦の日まで撃墜スコアを伸ばし続け、少佐として退役しています。

ドイツの国民的英雄であり、ソ連の憎悪の対象であったハルトマンは戦後に連合国側から報復的な処置を受けます。

ドイツ軍首脳はハルトマンに、捕虜に対して人道的なイギリスへの投降を命令しますが、ハルトマンは部下らとアメリカ軍に投降し、身柄をソ連に引き渡されます。

そして虚偽の犯罪自白書類にサインを強要され、重労働25年の刑を受けたのです。10年6ヶ月後、最後に釈放された16,000人のドイツ兵捕虜の1人として帰国が許されたのでした。

ハルトマンを紹介したインタネット上の動画には数多くのコメントが寄せられています。

352機だって・・これってどこかの国の空軍が保有する戦闘機の数を超えるじゃないですか・・・
エースの中のエースだぜ!
彼のような英雄の逸話は歴史の教科書に載せるべきです。
ドイツの技術力とパイロットの技量はレベル高すぎ!!ソ連は比較にならない。
当時のソ連は兵器の技術はほとんどなかったが、人海戦術でドイツに対抗した。
アメリカのP-47やP-51の方がドイツのメッサーシュミットBf109より高性能じゃないの。
私もP-51が当時のレシプロ機の最高レベルだと思う。ジェット戦闘機のメッサーシュミットMe262には敵わないけど。
ハルトマンはP-51を撃墜しているよ。
ハルトマン大尉に敬礼!
第二次世界大戦中、ドイツ空軍はおおよそ3万機の戦闘機を失っています。一方、アメリカは1.8万機、イギリスは2.2万機、ソ連は10万機以上を撃墜されています。トータルで見れば撃墜率は1:5でドイツ空軍が圧倒的に優勢だった。
↑連合国は圧倒的に多い数の戦闘機を揃えていた。ドイツ空軍が優秀でも結果は変わらなかったよ。
彼はナチス党員だったの?
↑ハルトマンは純粋な職業軍人だった。
ドイツはベルサイユ条約で空軍の保有を禁止されていたけど、急速に再建・近代化を果たし、世界トップレベルの空軍になった。やはりドイツ人は優秀だね。
↑これは憂慮すべき問題だ。
ドイツ軍を全てナチスだと勘違いしている人が多い。ナチスはあくまでも政党であってドイツ国軍ではない。ただしナチス親衛隊と中国人民解放軍は国軍ではなく、政党に属している軍隊。
奴はヒトラーの手先として352人もの敵兵を殺したのか。
前線の兵士は目の前の敵を倒すことだけに専念している。政治指導者が誰だとか、善悪がどうのとか全く関係ないよ。
ドイツ人は空戦を得意とし、韓国人はビデオゲームを得意とする。
第二次世界大戦当時、自国で実用レベルの戦闘機を開発できた国はアメリカ、イギリス、ドイツ、そして日本ぐらいだ。
彼はエースの中のエース!!私は彼にサインを貰った事があるよ。
同じドイツ人として、ハルトマンを誇りに思っています。

誇り高きパイロット

ハルトマンを含む多くのドイツ空軍パイロットが高い撃墜スコアを記録したのはいくつかの要因があります。

戦闘機の性能やパイロットの技能、空中戦法がソ連軍に優っていたこと、陸上での空戦だったのでパイロットの生存率が高かったこと、狭い戦線に大量のソ連軍が侵攻し、慢性的なパイロット不足でドイツ空軍の出撃回数や接敵回数が多かったことなどが挙げられます。

しかし、ハルトマンは自身の撃墜スコアを自慢することはなく、むしろ彼が率いたパイロット達の命を一人も失わなかった事を誇りにしていました。彼自身も一度も負傷したことがなかったのです。

帰国後のハルトマンはドイツ連邦空軍に復帰し、戦後初のジェット戦闘機パイロットとして活躍。司令職などを歴任し48歳で少将として退役しています。そして1993年、古今無双の天才パイロットは71歳でこの世を去ったのです。

ソ連が公式にハルトマンへの戦犯が不当だったと認めたのは彼の死後4年目の1997年のことでした。

(参考)https://en.wikipedia.org/wiki/Erich_Hartmann#Prisoner_of_war
http://www.warbirdsresourcegroup.org/LRG/hartmann.html
http://chrismasna.deviantart.com/art/Ace-of-Aces-284506246

2年間で1405回も出撃してるなんて、ちょっとブラックの臭いが漂う。戦時中はどこもブラックかもしれないけど。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 10:18 PM

    狭い戦線…だと?

    南はカフカスから北はバルト海までの長大な戦域が狭い?

  2. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 10:22 PM

    陸の上だから不時着して再度の機会もある。
    永遠の0達は、海の上が舞台、不時着は死だった。

  3. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 10:27 PM

    そのハルトマンから化け物扱いされるルーデルとかいう存在

  4. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 10:36 PM

    いかん。パンツじゃないから恥ずかしくない方が先に頭に浮かんでしまう。

  5. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 11:17 PM

    金玉潰されそう

  6. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 11:36 PM

    エーリカ…

  7. 日本の名無しさん
    2016年11月11日 11:42 PM

    ハルトマンはたしか最初は何度も撃墜されてブービーと呼ばれてたが、失敗を糧にどんどん上達していったんだそうな
    不時着できるって素晴らしいな……日本も陸地戦闘だったなら……

    あと個人的にはハルトマンやルーデルも良いがマルセイユが好きだわ

  8. 日本の名無しさん
    2016年11月12日 7:26 AM

    アニメのストライクウィッチーズのキャラと顔似てるな。

  9. 日本の名無しさん
    2016年11月12日 2:10 PM

    暗号もそうだけど黄金の国ジパングってタイトルとは直接的な関係は無いな

    でもまあ、こういう話も好きでは有るけど

  10. 日本の名無しさん
    2016年11月12日 5:34 PM

    ハルトマンやヴィットマンは本当に凄いよ

    しかし、ルーデルは一人だけ完全に別次元
    神の領域というか、なんというか・・・

  11. 日本の名無しさん
    2016年11月14日 3:45 AM

    〉エース(敵機を5機以上撃墜したパイロットに与えられる称号)
    5機以上撃墜でも相当に大変なことですが公式撃墜数352機ですからね、経験値や技量によってのエースなのでガンダムのニュータイプのように覚醒したわけではないでしょうが、戦史において時に突出したエースが現れるものです。余談ですけど最大の戦車戦クルスクの戦いでのドイツ空軍の働きを書いた洋書を読んだことがあります、広大なロシア平原でロシア軍陣地目標を見誤り(見失うこともあり)、甚だ不十分な空爆であったことが書かれていました、結果空爆の戦果がほとんどないままの正面きっての戦車戦となっています。この辺はもっと広大な地域、太平洋上の島々で日夜空戦をしていた日本軍パイロット達にはなんら問題にならないことだったでしょう、また皆さんが仰るようにヨーロッパ大陸は陸地なので何度か撃墜されても生還しエースになったパイロットもいますね。

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