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缶ビール2本飲んでも大丈夫!ちょっと?!ぐらいなら飲酒運転OKだったドイツ

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2014/12/02

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ビール大国と謳われ、水よりビールが安いドイツでは、残念ながら、「ビール数杯くらいなら飲んで運転してもOK」と思っている人が多い。それもそのはず、ドイツの酒気帯び運転とされる基準は、近年になってぐっと厳しくなったとはいえ、それでも日本よりずっとゆるいのだ。

日本では2014年現在、呼気アルコール濃度で0.15mg/l、血中アルコール濃度で0.03%が検出された時点で、減点13点、免許停止90日間との罰則が定められている。

ドイツの甘すぎる飲酒運転の基準

これに対しドイツでは、違法とされる血中アルコール濃度は「パーミル」という単位で表現される。これは、「ウィドマーク法」という計算式

w = A ÷ m ÷ r

w: 血中アルコール濃度(mg/l)
A: アルコール重量(g) = 飲料の量(ml) x 含有アルコール分(%) x 比重
m: 体重(kg)
r : アルコール体内分布係数 男性は0.68〜0.7、女性は0,55〜0,6

を用いて推定される、飲酒運転時の血中アルコール濃度である。それによると、血中アルコール濃度(w) は、アルコール重量(A)g ÷ 体重(m)kg ÷ アルコール体内分布係数(r) でおおよその理論値を出すことができる。この計算式で、どれくらいの飲酒量で血中アルコール濃度が基準値を超えるかおおよその計算ができるというわけだ。

ドイツでは、飲酒運転の基準値とされるのは、普通に運転している場合は「0.5パーミル以上」である。検問でたとえ血中アルコール濃度0.5パーミルの値がでたとしても、事故を起こしていない限りは、口頭注意で済んでしまう(ただし事故を引き起こした場合は0.3パーミル が基準値となる)。

しかも驚くことに2001年までのドイツでは、この血中アルコール濃度の基準値は0.8パーミルだった。血中アルコール濃度0.5mパーミルが飲酒運転かそうでないかを分ける基準値とされる現在のドイツでは、逆算すれば、平均的な体型の男性(82.4kg)の人では、5%の350mlビールを2本以上飲んでもまったく問題がないことになる。

当然ドイツには、数杯飲んで、そしてスピード制限なしの高速道路「アウトバーン」で走ろうとする人も少なくない。しかも、速度制限なしということで時速200kmを優に超えて飛ばす車も少なくないこの「アウトバーン」には、照明が一つもない。

対して日本の基準は?

日本でいわれる血中アルコール濃度(%)は、飲酒量(ml)とアルコール度数(%)をかけたものを、体重(kg)に係数833をかけたもので割ることで、おおよその理論値がでる(SUNTORYのHP参照)。

文部科学省の学校保健統計調査によれば、20〜64歳までの日本人女性の平均体重は52.0kgだという。そんな平均的な体型の日本人女性が350mlの小さな缶ビール(5%)を飲んだ場合、算出される血中アルコール濃度は約0.04%になる。

では女性に比べて体重の重い男性はどうだろうか。20〜64歳日本人男性の平均体重(67.4kg)程度の男性が、同じく350mlの缶ビールを1本飲んだ場合を計算してみると、その場合の血中アルコール濃度は約0.03%となる。

そもそも体内に入ったアルコールの分解能力には非常に個人差があり(「ウィドマーク法」計算式でつかうアルコール体内分布係数に0.55から0.7までの広がりがあるのはこのため)、また、同じ人でもその日の体調に大きく左右される。

それをふまえてこの結果を見る限り、日本では、たとえ小さなビール缶1本であっても、男女ともに基準値内におさまらない。

日本の血中アルコール濃度の算出方法とドイツで用いられるウィドマーク法とでは多少の違いがあるのは仕方ないとしても、ドイツ人が「数杯くらいなら飲んで運転してもOK」と思うのは、こうした背景がある。

そんなドイツの掲示板で、こんな恐い質問が。

「いままで、酔って車を運転したことある?」

ドイツ人たちのコメントは…

ない。基本的に車を運転するときは飲まないことにしてるから。
俺は基本的に車を運転するときは飲むことにしてる。しらふだとイライラするだろ?
酔って歩けなくなったって、車の運転くらいはできるもんだけどな。
免許をとるのに結構なお金がかかっているから、万が一とりなおしする場合のコストを考えると、運転するときはそんなに飲まないほうがいいのかもな。
ない。今までも、これからも!
しらふで運転したことは、まだない。
こんなどうでもいい話題やめようぜ。天気のことでも話そうや。
↑俺のところじゃ陽がさしてるけど(ヒィーック!)、おまえさんのところはどうだい?
運転するようなとき、アルコールはほとんど飲まなくなった。最後に飲んで走ったのは一年以上前。そのとき酔っぱらって車で踏切につっこみ、偉い目にあったから。
私は飲んだらできるだけ自分で運転しないで、他の誰かに送ってもらうようにしてるけど。
39年でまだ一度もない。
酔うほどは飲んでないかな。ワインたった2杯だけだったから。ただ、どういうわけかまるで酔った人みたいにフラフラしてしまって、結局警察に捕まって、走行中のパトカーの中で尋問を受けたものだから、吐いちゃった。
まだない。そういえば、どうしてないんだろう?教習所で聞いた「飲むか運転するかどっちかにしろ」って言葉が、知らず知らず刷り込まれてるのかな。
車はないな。バイクならあるけど。
飲んでかなり陽気な気分で運転することはあるけど、本気で酔っぱらったら運転しないわ。酔っていると自覚すれば、歩いて帰るわね。死にたくないし。
ある。よりによってその日に限って警察がパトロールしていて、捕まった。アルコール検査で0.5ml/g検出されたんだけど、警察と別れてもまだ頭がぼーっとして、そのまま車で帰宅しようとして、もう一回捕まっちゃった。そのまま免許剥奪よ。
あるよ。だから何?何か問題でも?
一年に237回くらいはある。一度だけ、ガードにつっこんで捕まった。あのときはビール6本くらいしか飲んでなかったんだけどな。

恐ろしいコメントの数々に、日本にいてよかった!と思う日本人も少なくないだろう。基準のゆるさのゆえか、ドイツでは「飲む」ことと「酔う」ことは別と考えられているようにも見える。

ただ、こうした認識の甘さは私たち日本人にとっても人事ではなく、取り返しのつかない事故につながらないよう、「飲んだら乗らない」を徹底したいものだ。

(参考)https://de.answers.yahoo.com/
question/index?qid=20140412093009AA9uahc

ドイツの法律のゆるさにビックリしたが、ドイツ人のコメントを読むと意外にもマジメなコメントが多いのにさらに驚いた。どれだけ飲酒運転のトラブルがあるか知らないが、日本でもこれほど事故が起きているのでドイツの現状が心配だ。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2015年3月5日 7:45 AM

    事故の数は日本と大差ない

  2. 日本の名無しさん
    2015年12月21日 9:09 AM

    気ちがいに刃物って言うけど、
    飲酒運転者に刃物持たせてるようなもんですよ。

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