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人類の遺産を守れ!!フランスで進むラスコー壁画のレプリカ・プロジェクト

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2016/08/19

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世界最古の芸術作品と言われるフランスのラスコー洞窟の壁画は有名です。15,000年前の旧石器時代のクロマニヨン人によって描かれた絵ですが、近年は世界から大挙してくる観客の二酸化炭素の影響で壁画の劣化が進んでいます。

1980年代から復元作業や複製(レプリカ)の製作が行われています。

壁画美術の最高傑作

ラスコー洞窟の壁画については歴史の教科書で習った人も多いかも知れません。1940年、近くに住んでいた4人の子どもたちによって発見された洞窟には馬や野牛、鹿などの野生動物のほか、人間や幾何学的な模様なども描かれていました。

壁画の顔料(絵の具)は炭や血液、樹液などを使い、黒・赤・黄・茶・褐色を調合し、ブラシの代わりに動物の毛や木の枝、指が使われていたのです。

これらの絵を残した人々はクロマニヨン人と呼ばれ、現在の人間の直接の子孫と言われています。クロマニヨン人は精密な石器や呪術や埋葬など進んだ文化を持っていたことも判っています。現在の私たちにかなり近かったのですね。

この頃の日本では沖縄のクロマニヨン人(港川人)が知られています。残念ながら、こちらでは壁画は発見されていません。

アフリカを出発した人類はラスコーで1つの文化的頂点に達します。これらの絵は当時の壁画美術の最高傑作と言われ、遠近法という平面に立体感を持たせる手法も使われていたのです。

現在では一般的な手法ですが、その直接の起源は古代ギリシャの舞台美術や中世画法にあるとされています。旧石器時代後期の人々がこの高度な手法を持っていたことには驚かされます。

壁画を守れ!ラスコープロジェクト

ラスコー洞窟は世界遺産に指定されている人類の至宝です。しかし、観光客が洞窟内で吐く大量の二酸化炭素で壁画の劣化が進み、1963年以降は一般の人々の見学は原則禁止になってしまいました。

復元と同時に、1983年からは洞窟のすぐ横に寸分違わないレプリカ(ラスコー2)を作り、観光客はそちらも見学できるようになりました。レプリカといっても全長250mの洞窟に描かれていて、その迫力には圧倒されます。

研究から完成まで20年の月日をかけて造られ、顔料もオリジナルと同じものを使うこだわりぶり。

近年、オリジナルをまるごと複製したラスコー4プロジェクト(年間収容人数40万人)も進んでいます。ラスコー2はオリジナルのラスコー洞窟に近く、自動車の排ガスなどの悪影響が懸念されていたのです。

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世界で最も有名な壁画には世界中が熱い視線を注いでいます。

人類の遺産を残すためにオリジナルを非公開にして、レプリカを公開しているのは当然。
確かにそうだけど、わざわざレプリカを観るためにフランスまで行く必要はあるだろうか・・・
だからと言って、オリジナルをそのまま公開していたら、大量に押しかけた観光客のせいで、ボロボロになってしまっていただろう。
レプリカと言っても素晴らしい出来ですよ。本物と言われても判らないレベル。さすがは芸術の国フランスだと感心する。
洞穴の中は真っ暗だけど、どうやってこんなに美しい絵が描けたのだろうか。今でこそ照明があるから描けるけど・・焚き火の跡もないみたいですよ。
彼らは動物性脂肪オイルのランプを使ったと考えられています。
クロマニヨン人って私たちの直接の祖先と聞きました。
「神々の指紋」を書いた歴史家のグラハム・ハンコックに解説してほしいね。
彼は歴史家じゃなくて作家だよ。史実っぽく話をしているけど、ほとんどがフィクションだから(笑)
え~本当に15,000年前の人が描いた絵なんですか?原始美術のレベルの高さには驚かされます。
太古の人々の描いた絵の方が私よりも遥かに上手ですね。
子供の頃、学校の課外授業でラスコー洞窟に行ったことがあります。
やっぱりレプリカじゃなくて本物がみたいな~
我々の知っている歴史はほんの一部なのね。たぶん、同時代にもラスコー壁画を超える芸術作品があったのでしょうね。
人類学を学ぶにあたり、ここは最高のスポットです。遺跡の保全のためにはレプリカ作成は当然の処置です。
俺はやっぱりレプリカは好きじゃない・・・魂が伝わってこない。
フランスの芸術のレベルが高い理由が納得できます。私たちフランス人は15,000年前から高い感性と技術を持っていたのです。だからこそ、現在でもファッションやデザインなど世界の芸術をリードしているのです。
そうだね。だから立派な模造品も作れるんだよね(^_^;)
スペインのアルタミラ洞窟にも壁画があるぞ!!ラスコー洞窟よりも古いって聞いたぞ。
それを言うならば、フランスのショーヴェ洞窟の方が古いという説もある。
ショーヴェ洞窟にはライオンの絵もあるらしいね。つまり当時のフランスにはライオンが生息していたのです。
現在は研究者だけがオリジナルの壁画を観ることができる。いいな~。
仕方がないよ。沢山の人々が入ると二酸化炭素で壁画が傷むのだから。
なかなか興味深い壁画ですね。私も一度行ってみたいと思います。
この壁画に描かれている動物には躍動感がある。
絵だけでなく、洞窟そのもののレプリカを作るなんて大掛かりですね。
ピラミッドよりも遥かに古い作品なんですよね。すごくクール!!
エジプトやメソポタミアの古代文明は注目されているけど、もっとヨーロッパ起源の文明も注目すべき。
壁画を描いた人々は15,000年後に彼らの絵が世界遺産になっているとは想像もしていなかったでしょうね(笑)
レプリカだったら近くの博物館にも貸し出してくれ。それならば気軽に観に行くことができる。

日本でもラスコーの壁画が見られる!?

フランスには人類最古の壁画と考えられているショーヴェ洞窟もあり、こちらも劣化を防ぐために一般には非公開になっています。

ラスコー洞窟と同じようにレプリカがあるので、フランスを訪問の際はショーヴェ洞窟にも足を延ばしてみましょう。現在のヨーロッパには生息していないライオンの絵も観ることができます。

レプリカと3D映像、歴史、発見エピソードなどがセットになった移動式展示がラスコー3。こちらはパリを始め、アメリカ、カナダ、ベルギーなど世界中の博物館を巡回しています。

2016年後半から日本でも国立科学博物館や東北歴史博物館、九州国立博物館での巡回展示も予定されています。日本でラスコー洞窟が体験できるのは嬉しいですね。

(参考)http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/france/
12108400/Artists-complete-replica-of-Lascaux-prehistoric-cave-paintings.html

歴史の授業で習ったこがある。ヨーロッパにはいろんな遺産があって面白そうだけど、それを守るために非公開になっているなんてちょっと残念な気もする。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年8月20日 12:59 AM

    神様、下界の人達が俺の落書きを芸術だとか言っておりますがなぜですか?
    原人よ、お前をバカにしているのですよ。

  2. 日本の名無しさん
    2016年8月20日 5:13 AM

    レプリカの書き方って、映画の昔の看板絵の書き方と同じだな。
    そう言えば、日本に残る銭湯の壁絵描きももう一人か二人と聞いたが、ああいうのは保存しなくて良いのかね?早く何とかしないと、気づいたら誰も再現出来ないモノになっていたなんて事になりますよ。

  3. 日本の名無しさん
    2016年8月23日 12:41 PM

    牛の絵はマジで全アート中の最高傑作まである
    遮光機土偶とかにしてもそうだけど、なぜ先史時代のアートは最高なのか

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