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あり得ないほど低賃金!コスタリカの先生がお給料約5,000円の理由

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2014/05/22

costa
コスタリカでは先日、給料の未払いが重なったことに怒った教員たちが国の主要道路をふさぐ大掛かりなデモを行いました。

コスタリカの平均月給は約460米ドル(約46,000円)。
もともとコスタリカにおいて公立校の教員たちの給料はとてもではありませんが良いとは言えず、度々教員たちに対する給与の見直しを、との声が上がっていました。

給料を管理するデータベースがダウン

コスタリカでは近年、公立校の教員たちをまとめて一つのデータベースで管理をし、同じデータベースで給料を払うようなシステムを取り入れました。

ところがなんと、そのデータベースのシステムが落ちてしまい、二か月も給料の振込が行われなかったという事態が生じてしまったのです。

教員たちの怒りは大爆発!デモに参加した教員たちは何千を超え、警察が警備する中物々しい雰囲気で行進が行われていました。

今回のこのシステムダウンで影響を受けた教員の数はなんと7,000人!コスタリカでは大統領をはじめとして、様々な方面から今回の事について意見が出ています。

ありえない。教育をモットーとしているこの国の教育者たちがないがしろにされているなんて。
この状況はだめだな。いい教育を子どもたちに受けさせるためには先生たちにもいい待遇をしないと。
政府は国民たちが必要なことを見もしないし聞きもしない。
助けて!教員だって生きています。
中米一の先進国が聞いてあきれるよ。こんな状況、中国よりひどいじゃないか。
う~ん、この国は公立で教えている先生と私立で教えている先生とで給料の格差が酷いからな。その上、このシステムダウンの影響をモロに受けたんじゃデモもやりたくなるよな。
そもそも、教員の給与振り込みまでをもデータベースで管理しているのが間違いだよ。
よろしくないね、これは国の恥だ。
システム管理者はうそつきだよ。100人程度しか影響を受けていないって言ってたけど、実際は7,000人いるのに!なんてことだ。
すごいね、国中から無料バスが出て先生たちをサンホセ中に集めてる。当然っちゃあ当然だよね。
労働者がその労働の対価を求めちゃいけないのかい?いいかい、彼らは何も無茶なことを要求しているわけではないんだ。ただ当然のことを要求しているだけなんだよ。
2月から給料が支払われていないんだ!一日に10,000コロンをガソリンで使っているのに1コロンだってもらっていない!タダ働きはもうごめんだ!
信じられないわ。月のお給料が100(約20円)コロンだなんて。デモに人がたくさんいて嬉しい。だって、こんなにも私たちのシチュエーションを支持してくれる人がいるんだから。
教員たちにだって生活があります。家賃、光熱費、食費、これらを給料が支払われない状態で一体どうやって賄っていけばいいというのでしょうか。
正当な労働賃金を!
まったく時代遅れもいいところだね。この国は中米一の先進国だと胸を張っている人が多いけれど、この状況を見てもそれを言い続けていられるのかどうか見てみたいよ。
行政はいつだって自分たちの都合のいいことばかりを発表して、俺たち市民のことなんて一切心配していないんだ。税金だけ払っていればいいのさ。
本当におかしい事だわ。賄賂に使われるお金は沢山あるのに、先生たちのお給料を払うためのお金が無いだなんて。
三か月も給料の支払いが遅れているんだぞ。
ダウンしてしまったシステムにももちろん問題はあるけれど、一番問題なのは導入されたシステムに対応できるエンジニアが少ない事だ。これはもう人災だよ。
デモに警察が協力的なのが救いだね。
愚かにも程があるよ。法律で謳っている事と全然違うじゃないか。
まったくこの国ときたらいつになったらまともになるんだい?
やれやれ、いつまでこんなバカげたことをやっているつもりなんだ、政府は。早く対応してくれよ。
もう三日もデモが続いているわ。先生たちの主張はよくわかるし、政府が悪いのも重々承知よ。でも、こう何日も先生たちがストライキとデモを続けていたんじゃ、子どものお勉強が遅れてしまうわ。
ストライキやデモをするなとは言わないわ。でもやるのであれば前もって保護者側に伝えて欲しかったわ。学校に子どもたちを送りに来たんだけど、誰もいなくてびっくりしてしまったわ。
先生たちの気持ちはよくわかるの。でも、私の子どもたちは大きいとは言えないから、誰かに見ていてもらわないといけないの。

私の家は共働きだし、デモの間学校が無いのであれば子どもたちは家にいないといけなくなるでしょ。見ていてくれる人がいないのよ。

本当に何が起こっているのかしら。理解に苦しむわ。
お給料は確かにとても大事よ。そのお金で生活をするんですもの。でも、お勉強も同じくらい大切なのよ。早く学校が元通りになってほしいわ。

こういったような事情で、今コスタリカの教育事情はメチャクチャです。デモがいつまで続くかも分かっておらず、混乱はしばらく続く見込みです。

さらには、つい先日(2014年5月8日)に大統領が変わったばかりで政治的な混乱が起こることも見込まれています。

救いがあるとすれば、今回大統領に選ばれたLuis Guillermo Solís氏は非常に市民派で、この教員たちへの給料の不払いを大変遺憾に思っていて、彼自身がデモに参加したことでデータベースに関連しているエンジニアたちが事の重大性をようやく認識したことにあります。

とはいえ、元々のシステムが破たんしているので復旧のめどはいまだに立っておらず、教員たちの怒りも日々増すばかり。

教育を最高の宝物として憲法で謳っているコスタリカで、このような事態が起こっているのは非常に滑稽だと笑われてしまっても仕方がないですね。

(参考)http://www.teletica.com/Noticias/52456-Aulas-cerradas-y-manifestaciones-en-las-calles-en-segundo-dia-de-huelga-de-educadores.note.aspx

http://www.teletica.com/Noticias/52571-Educadores-salen-a-tercer-dia-de-huelga-y-el-MEP-guarda-silencio.note.aspx

システムが落ちて二ヶ月も給料が払えなかったなんて、ちゃんと対応しようとしているのか疑わしい。

生活もあるのだから一時金で対処するなど、柔軟な対応を行う気遣いがかけていると思う。

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