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ここまでやる!?ルールを守らない中国国民へ禁煙大作戦開始

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2015/06/28

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今月1日、中国北京で始まった禁煙条例。平凡な周知活動では市民に完全無視されますから、巨大な張り紙や禁煙を促すハンドサインまで作って、取締員1000人総動員で北京のメンツにかけて取り締まっています。

ルールは守らないのが当たり前、都合の悪いことには耳を傾けないタフな市民との真剣勝負が始まりました。

知らなかった、は通用しません

「そんなこと知らなかった」「聞いてないよ」とごまかすことで、難を逃れることをなんとも思わない住民たちに、「知らなかったとは言わせない!」と巨大垂れ幕で対抗した当局。

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これだけ大きけりゃ見えるでしょう?これだけたくさんあれば、どれか一つは目に飛び込むでしょう? 気迫満々、自信満々、「今度こそ本気だぞ!」という気合がみなぎっています。

垂れ幕を張られてしまった、鳥の巣こと北京国家体育場が見るも無残なのが気になります。

しかし、ここは北京市民だけでなく、中国各地、特に田舎から「一生に一度は北京に」とやってくる中国人観光客が、ツアーのバスに揺られて必ず立ち寄る場所なので、中国全土へ向けての情報発信としてはかなり威力を発揮するはずです。

禁煙をアピールするのは、垂れ幕だけではありません。このために準備されたハンドサインも大活躍しそうな予感です。

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このハンドサインの意味は左から「ここで吸ってはダメですよ」「私はあなたの喫煙が気になります(いやです)」「喫煙をやめてください」という意味です。

たばこを吸っている人に直接注意するのは勇気がいるものです。そういう時は、ハンドサインで遠回しにやさしく伝えることで、トラブルにならないように指摘しましょう。

ものは言いようですから、遠慮がちに上目づかいにこのハンドサインを見せられたら、吸っている方も素直に火を消す気になるかもしれません。

検査官も増やし、罰金も値上げ

この条例により公共の場所、例えばオフィス、レストラン、駅構内などは一切、たばこを吸えなくなりました。ちなみに今まで失敗続きだった条例では罰金は1回100円ほどでしたが、今回はぐんと値上げして3800円!

ペットボトルのミネラルウォーターが一本30円で買え、マクドナルドの時給が200円に届かない中国にしてこの罰金の金額は、かなりの覚悟の上でしょう。

もっとも、罰金の金額をいくら上がっても、見つからなければ払う必要もありません。「罰金上げますよ」とか「見回りますよ」「見つけたら捕まえますよ」といくら言っても、人ごとだと思い全くお構いなし、が通常です。

だからこそ今回は検査官1000人を導入しての大調査が、レストランなどで繰り広げられました。調査するだけでもまだまだ足りません。その調査の結果、つまり成果、手柄は午前中早々に自慢げにSNSを通して報告されました。

「我々調査員は、大手レストランチェーン店の男子トイレにおいて、灰皿を発見した」。指摘された側の大手火鍋料理店も早々にテレビのインタビューに答えています。「罰金を払わなくていいように、これからは絶対に気をつけなくっちゃ」
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取り締まる方も取り締まられる方も必死

喫煙が見つかれば喫煙者も罰金ですが、禁煙を徹底しなかった場合レストランも罰金です。その額20万円近く。これは痛い出費です。このレストランはまた2日後にある再調査の時には絶対に不備のないよう、万全の態勢で臨む必要があります。

ちなみにこのレストラン、写真からもわかるように、結構な高級火鍋チェーン店です。かわいい子ヒツジがトレードマークの大衆向け火鍋レストランではなく、連日予約でいっぱいで、予約が取れなかった客が3時間でも待っちゃう人気レストランです。

客層は決して悪くなく、何か特別な時にみんなでワイワイ楽しめるよう、さまざまな工夫がされた「いけてる」レストランです。

だからこそ目をつけられちゃったのか、それはさておき、再調査までに絶対「灰皿なし!たばこ無し!マッチなし!」を徹底させるそうです。

ところでこの条例、三度違反すると、違反者を辱める目的で、当局ホームページにて名前を公開されます。

それを本当に恥ずかしいと感じるかどうかは別問題ですが、禁煙の本来の目的は完全にどこか片隅に忘れ、罰金や見せしめで何とかルールを守らせようと言うあたり、なんとも中国的です。

中国では喫煙による死亡率が非常に高いため、なんとか市民の喫煙率を下げたいと願う、当局の配慮により、いよいよ今回本格的な施行となったわけです。

しかし、道端で売られている、如何にも安くて体に悪そうなたばこも併せて、もっと厳しく取り締まらないと、健康被害を減らすのはなかなか難しいかもしれません・・・。

昔と違って、今は中国当局にたばこを吸わない人が多いもんね、ようやくこれで本当に喫煙率も下がりそうだよ。
辱めるために指名を公表って、どうせなら住所と名前も載せないと!
レストランだけならいいけど、バーやクラブでも飲めないのはちょっと極端だねぇ。
なんでもお金で解決、というところがなんとも言えない印象だけど、禁煙が成功するといいね。
禁煙エリアでも平気でたばこをつける中国人が多いのに、外では一切吸ってはいけないなんてルールが実際根付くかな。吸う方も吸う方だけど、そういう人に注意する人もほとんどいないはず。
アメリカがたどった道と同じです。禁煙条例を厳しくすれば、その代わりに肥満問題が大きくなるだけです。人間なんてそんなもの。
たばこを吸うためにレストランやバーへ行くんだから厳しく規制してしまったら、彼らはそういうところへ行かなくなるだけでしょう?もっとも喫煙者本人の助けにはならなくても、元々吸わない人の周りから喫煙者がいなくなるのはいいことね。
たばこの煙の事より、工場からの煙の事を心配する方が先じゃないかな。
アジアで喫煙は普通のこと。たばこを吸おうが吸うまいが個人の問題じゃないのかな。
中国が更なる進化をするための、新たな第一歩ですね。
中国人は中国国内に限らず、どこでもたばこを吸い過ぎよ。観光バスの発着所はいつも喫煙者でいっぱい。
いくら厳しく規制してもダメだよ。アメリカも同じ。本人がそうしたいと思わない限り、罰則を強化したところで人の行動なんて変わりっこない。
これで中国も住みやすい国になるための第一歩を踏み出した感じね。でも定着するには時間が必要よ。すぐに変わるなんてことは出来っこないわ。
その空気を直接吸うだけで、十分たばこ吸ったのと同じくらいすっきりするんじゃない?
こんな程度じゃ何も変わらないよ。たばこの価格を上げて、たばこ会社絡みの賄賂をしっかり見張っていかないと。
肺がんリスクは喫煙によって随分上がるから、この中国の取り組み、心から応援するわ。
この方法、アメリカでは有効だったけど中国ではダメだね。アメリカ人より中国人の方がずっとたばこ好きが多いんだから。
上げるなら罰金じゃなくてたばこ税だろ。
まずはたばこはダメだっていう教育、そして次に、吸っちゃった時の罰でしょう。アメリカでもこれやらなくっちゃね。
当局ってなんでも管理したがるんだよね。たばこにアルコールに食べ物に…。

なんとも気合の入ったこの北京の禁煙策。この「何が何でも取り締まるぞ~!」な意気込み、是非是非これからも末長く続けてくれるよう願っています。

熱しやすく冷めやすい国民性故「これだから中国人は」と言われてしまいがちですが、ド根性のあるところもばっちり見せてくれることと思います。

ルールをしっかり作ったんだから、もちろんもう大丈夫でしょ?と思ったあなた。それは日本的発想です。ルールがあろうが無かろうが、自分の筋を通すのが中国流。

潔くてカッコいい半面、まわりは苦労します。筋が通ることを中国語で「有道理(道理が有る)」と言います。つまり「道理でね」納得させない限り、彼らは動きません。それゆえトラブルも多い多い・・・。

その点、日本は平和で交渉いらず。和を重んじる快適な空間が、いつでもすぐそこにあります。

(参考)http://www.nbcnews.com/news/china/survivor-freed-ship-chinas-
yangtze-river-400-missing-n368176
http://shanghaiist.com/2015/06/02/beijing_smoking_ban_1st_victim.php
https://twitter.com/eyoonCNBC/status/605227614064672768/photo/1
http://www.nytimes.com/2015/06/02/world/asia/beijing-smoking-ban-
air.html?_r=0

北京国家体育場の巨大な幕は外観が損なわれて、さすが中国って感じwwだけど喫煙者に対するサインはなかなかいいものを考えたと思う。中国人が気にするかどうかわからないけど。周知はされているのかな?

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