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【画像あり】鮮度が命!ニワトリの血を飲んで旧正月を祝う中国人

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日本でも食用としてお馴染みの「鶏肉(ニワトリ)」。中国では新鮮な方がいいので、通常生きた状態で買ってきて調理するか、市場で、買う時にしめてもらいます。

お中元などの贈り物では、生きたままお届けします。おがくず入りの車えびのように、箱入りのニワトリが仰々しく贈られてきますから、初めての場合はびっくりするかもしれません。

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鮮度が命。食べる間際まで生きてて当然

中国で一番賑わいを見せるのが、10月の国慶節と1月~2月にかけて祝う旧正月です。この時はみな、こぞって帰省したり親戚や友人宅を訪れたりします。手土産は欠かせません。

また、日本同様中秋の名月を愛でる中国では、その時期に、多くの贈り物をもらったり渡したりします。中国人にとって手土産は見栄の張り合い。手土産選びは入念に行ないます。

お土産に喜ばれるのは、やはり普段あまり見かけないようなもの、或いはちょっとした高級品です。そして意外と多いのが「とっておきニワトリ」のやりとりです。

もっとも、鶏肉は中国では最も庶民的な食べ物なので、そこかしこで安く売られています。

庶民の台所である下町の市場でも、かごに押し込められたニワトリや鳩はいつでも当たり前のように売られています(鳥インフルエンザで大騒ぎする時期以外)。早朝市場へ出かけ、ニワトリを選び「しめて」もらい、それを持ち帰り家で調理します。

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写真のように高く積まれているのは稀で、通常はかごは一段のみ。売られているのはせいぜい30羽ほどですが、毎日います。持ち帰る際に半透明のコンビニ袋から無残に垂れ下がる足は哀愁を誘います。

帰省時にはそこら中、ニワトリだらけ??

2016年はじめ、中国の旧正月を田舎で過ごす人たち野帰省ラッシュ中、何枚も写真に収められたのが、ニワトリを車で持ち運ぶ様子です。

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家の近所の市場なら、そこでしめてもらってもまだ鮮度を保てますが、帰省先から車で我が家に帰るにはそれなりに時間がかかります。生きたまま持って行きたいけど車内はちょっとね・・・という人はこのようにします。

なんとも不安定な運び方なのが中国流。「もし落ちたら?」なんてことはもちろん考えていません。

もっと大きなものならこの通り。

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バイクの修理もセロテープでたくみにやってのける中国人の手にかかれば、このような大きめのトリも見事にお持ち帰りできます。トランクの上の特等席に丁寧に貼り付けられてきょとんとするトリの姿はかわいらしくもあります。

これらは車だからこそできる荒業です。ただ、車は中国ではまだまだぜいたく品です。一部の人しか持っていません。規制の手段は圧倒的に列車が多いのが現状です。

でも列車で移動する人だってたくさんの素敵なお土産物を持って帰りたいものです。年に一度、或いは数年に一度しか会えない家族や親戚に会いに行くのですから、当然です。

生きたまま持って帰りたかったのに…

ところが残念なことに、列車でその特別なおみやげ物として生きたニワトリを持って帰ろうとし、セキュリティーで引っかかってしまった男性がいました。

中国の鉄道は意外と厳しく、チケットを買うのも記名制で身分証名書が必要です。列車に乗る前には空港並みのセキュリティーを通り抜けなければなりません。

せっかくのニワトリ、この日のために用意したニワトリ。でも列車に持ち込もうというところで止められてしまいました。ニワトリをお土産として持っていけないなんて・・・。

でもこの男性はあきらめませんでした。そしてそこで「しめて」持っていくことにしました。

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駅前でしめて、手荷物として列車内に持ち込む他ありません。そう思い立った彼はそれを実行しました。これをとっさに思いつけるところが彼のすごいところですが、やってのけるところもまたすごいことです。

もっとも彼は鶏肉だけではなく「血」そのものも家族にプレゼントしたいと考えていたため、こうするしかなかったことに不満は感じています。

ニワトリの「血」は健康ドリンクとして重宝されているのですが、残念です。ただ、何も持って帰れないよりはマシでしょう・・・。

インフルがどうとか、動物愛護がどうとか、そういう以前にこの、生きたトリやら死んだトリやらが無造作に納まってる写真を見ること自体がいやだよね。ぞっとするよ。
気持ち悪いとかいう人は多分、本当に殺したての鶏肉を食べたことがないんだね。味が全然ちがうのに。
ボンネットにトリね。育ちや階級はお金では買えない。まさにその通りだね。
また中国ネタ?もう何を見ても聞いても僕は驚かないけどね。
ばかばかしい!そんなところにトリをかざるなよ。
中国人は車の上にセロテープで何かをくっつけるのが好きだよね。お花付けてる人もいるよね。
ニワトリを車の中に持ち込むよりはいいんじゃない?
スキー板や自転車を積むためのラックがあると便利なんだけどね。トランクにはさむとかボンネットに貼り付けるとか、危険じゃない?落ちないのかな。
中国の人って荷物を運ぶのが上手だね。車の上に車を乗せてる人も見たことがあるよ。
まわりに人がいるってことを自覚している中国人はいるのかな。彼ら、本当の意味で我が道を行くね。
トリを殺してる写真なんて載せるなよ。もっと隠れてやれよ。殺してるやつも、写真撮るやつも、載せるやつも、おかしいんじゃないの?
肉だけじゃなくて血が必要、だなんておどろおどろしいな。ただスープにされるだけじゃないってことだね。
ニワトリの血の健康ドリンクってなんじゃそりゃ?
歩道でしめるなって。もう少し隠れてやってくれよ。しかも写真撮られてても大して気にもしてない様子だな。
自分でできるんだ。すごいね。
これは動物虐待だ。やめるべきだ。
臨機応変、すばらしい対応だ。
この男、ナイフを持ってたの?ニワトリを殺せるほどのナイフの持ち込みはよくても、生きたトリは持ち込めない列車。どういう基準なんだろうね。
実は結構いろいろ持ち込めるんだよ。5リットルの油を持ち込んでるの見たことあるけど、あれも大変そうだよね。しかも立派な危険物。
この男性、けっこういい身なりだよね。普通に立ってたらまさか路上でニワトリ殺しちゃうようには見えないな。

中国人は犬も食べるし猫も食べます。鳩も食べるしウサギも食べます。マニアックな人たちだけではありません。市場に、スーパーに、レストランに、普通に売っています。

今更、かわいそうだの言うのもおかしな話ではありますが、それでもやはり、生きている時の動物の扱い方には度肝を抜かれます。私たち日本人にとっては、生きている動物はあくまで動物です。死んで初めて「肉」になりますから・・・。

(参考)http://shanghaiist.com/2016/02/15/poultry_go_on_road_trip.php
http://shanghaiist.com/2014/01/06/shanghai-suspend-live-poultry-sales.php
http://shanghaiist.com/2013/09/10/company_gives_employees_live_chicke.
php
http://shanghaiist.com/2016/02/04/man_slaugthers_chicken_to_get_on_
train.php

中国の鉄道が厳しいなんて初めて知った。中国なら何でもありみたいな感じがするのに。電車に乗る前にニワトリをしめるなんて、この写真の男性、悲しすぎる。

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コメント一覧
  1. 日本の名無しさん
    2016年6月14日 11:24 PM

    死んで初めて「肉」になる
    だからペット関連記事に沸いてくる「命ガー」信者は食肉は別とか言うんだろうな

    自分で締めて捌けるのはすごいと思うが、それでも中国人に生まれたくはないなあ

  2. 日本の名無しさん
    2016年6月14日 11:29 PM

    自分で捌けるのは凄いな。そこらの道端でしめるのはどうかとは思うけど。

  3. 日本の名無しさん
    2016年6月15日 12:02 AM

    まあこれに関しては文化だしな
    遊んで殺したら文化でも許さんけど

  4. 日本の名無しさん
    2016年6月15日 1:52 AM

    鶏の血はすげぇ臭いって聞いたけどな。
    したがってさばくときは家から離れた所でする。近所迷惑だからと。
    それ飲むとはさすが中国…。

  5. 日本の名無しさん
    2016年6月15日 4:09 AM

    寄生虫とかウィルスとか大丈夫なのかこれ

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