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ホームレスが続々生まれる?!今後も不動産価格が上昇するブラジル!

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ブラジル・イタオカ市にある放置されたタイル工場の狭い入り口。外からは何の変哲もない工場跡地に見えますが、エントランスを数歩入るとリオ・デ・ジャネイロの最も新しいファベーラに出会います。ファベーラとはブラジルのスラム街のこと。

ここに住んでいるのは都市部の“高級住宅地化”された“スラム街”から逃れてきた1,000人ほどの人々。文字通り隅から隅まで寸分の隙もなく、屋根と路地で埋め尽くされています。この工場跡地が占拠され始めてまだわずか2カ月だそうですが、すでに“ツフィ・コミュニティ”という名前までついていました。

住む場所を失くした彼らは

一般の人々に煙たがられ、政府のサポートもない彼らには自ら拾ってきた材木や合板、ビニールなどで住居スペースを作り出して生活する以外に道がないのです。

彼らの多くは、2010年に警察によって“制圧”されて以降、高級化してしまったファベーラ、アレモンの出身。賃料の値上がりが激しく、すでにそのスラム街で貧困にあえいでいた彼らは住む場所を失くしてしまいました。

スラム一斉撤去を目指す政府

その中の数家族がイタオカ市のアベニーダという地域にある廃棄工場に移り住み、さらに1,000人以上が後に続いたのだそうです。下水はなく、飲料水もなく、電気もほとんど通っていないにもかかわらず、多くの人々が住居を求めてやってくるのは子供たちを食べさせるか、家を持つかの選択を迫られたから。結局は寝床を求めて移り住んできたようです。

リゾート地のリオ・デ・ジャネイロは富裕層の住民がいる一方で、季節労働者を含む貧困層も多く居住しています。貧困層の人々はホームレスになるか、廃棄された建物や使用されていない土地を占拠して寝床を確保するのですが、オリンピックを控えるリオでは不動産価格が上昇しており、スラム一斉撤去を目指す政府の活動が加速しているのです。とはいえ、スラムがなくなってしまえば当然ながらホームレスが増加してしまいます。

機動隊が催涙ガスを使用して工場を占拠していた数千人の人々を追い払ったこともありました。住むところを失った人たちは別の場所に移動し、公共交通機関のバスを燃やしたり、パトカーに火を放ったりして不満を訴える行動に出ています。

多数の貧民街が存在するブラジル

公営住宅の改良を約束した政府の失敗を強調するように、リオ・デ・ジャネイロと並ぶ大都市のサンパウロでも同じような状況に陥っており、ホームレスとなったおよそ1,000世帯がワールドカップの会場から約3kmの場所に移動させられたとのこと。

ブラジルの大都市と呼ばれる地域ほぼすべてに貧民街が存在し、犯罪が多発していることは広く知られていますが、世界的スポーツイベントの開催を間近に控えた現状を受けて、他国の人々も思うところがあるようです。

ブラジルの、ほんの少しの真実、ってとこかな。
発展途上国の貧困層はFIFAのお偉方と同じくらいの利益を得られるの? 
痛みや苦しみを伴うワールドカップは本当に価値があったのか? 俺はないと思う。これまでもそうだけど、今回のワールドカップは数千人、もしくは数百万人に損害を与えているようだ。恩恵を受けているのはエリートばかりさ! 金持ちのゲームじゃん。スポーツは無関係。俺的には普通の人たちにメリットがあることを望む。ありえないとは思うけど。
政府が何とかしてくれるのを待つ。昔から同じだ。なんで政府が何もかもを提供しなきゃいけないのだろう? 
ブラジルのようにサッカーを愛する国がうんざりするのも無理はない。そうでなきゃ何かがおかしい。

オリンピックの前にちょっとだけ“お掃除”したのさ。大きなスポーツイベントに向けて障害になるものを排除するのは重要なことだし、見た目を良くするためにやったのだとすれば問題ない。新しくてさらに高価な不動産を生み出す機会になんて絶対にならない。

ある意味、素晴らしい豊富な自然は未来の人に託されている。使って壊して、ゴミ箱のように捨てればいい。

ブラジル政府に建設的な行動を取らせるためにプレッシャーをかける良いチャンスじゃないか。こういう人たちの家を建てるために使えるくらい巨額の金が生み出されない限りは試合をボイコットするとか。残念だけど、貧困にあえぐ数千人よりも数試合しかないサッカーのゲームを気にかける人の方が多いのが現実だ。

ファベーラがこんなに大きなものなんて知らなかったわ! 唯一の論理的な解決策は政府に対応させることじゃないかしら。コストはかなりかかるだろうけど、世界で7番目にお金持ちの国なんでしょう? 

ま、政府のプライオリティは明らかだよな。

ローマ人の食べ物や娯楽がまだあるかのようだ。

オリンピックやワールドカップが開催される国ならどこもこんなものでしょ。ブラジルと比較できるほどじゃないことは分かっているけど、ロンドン東部はもともと住むのに最高の場所だった。でも、“再生”という基本的な誤解で地価が上がり、地元企業がその賃料に圧迫されて一瞬で倒産してしまったほどだ。バルセロナのエル・ポブレヌーも同じ。

教養があって裕福なブラジルの人にとっては恥ずかしいったらないわね。こういう問題を解決するためにやるべきことをやっていないように感じる。

インドが主催したコモンウェルス大会のとき、イギリスの人たちは開会式の直前まで非難していたけれど、幸い、すべてスムーズに終わった。まるで時計の針が進むように。リオのワールドカップもオリンピックも成功しますように。

他にもある。ハイチやバングラデシュだ。道徳的に矛盾したエリート集団。単純な話さ。

気づいたんだけど、リオとかインド、ビルマの貧困、バングラデシュの労働条件とか、そういう話になると、欧米諸国の自由党がどんな風にコメントするかはある程度予想できるよね。「がっかりだ」とか「アレコレの問題を抱えているときに、無駄金は使えない」とか。疑問なのは欧米の人たちが他人ごとのようにしていること。休暇にスペインやギリシャに行って意識がなくなるまで酔っ払ってごらん? 小切手をチャリティに出さないのは何故? 皆、自分のメリットになるからグローバル化を推し進めているんでしょ。
こういう人たちには政府からちょっとしたサポートが必要なだけだと思う。自分たちでコミュニティを築き、生き延びていかれるように。政府が十分なシェルターを提供できない限り、将来もあまり変わらないんじゃないかな。
これがブラジルだからな。
ファベーラのギャングたちが地上げで大成功するために住んでいる人たちの追い出し大合戦を始めたってことか。別のことだけど、女の人が貧しかったとして、どうすれば結婚して子供を作る余裕を持てるんだろう? ブラジルって出産するときに入院費とかを払うのかな? こういう貧乏人って、自分たちの主張を裏付けするスキルもなしに都市の中で生活したがるんだよな。(ヨーロッパ)
ストラットフォードもたいして変わらないけどね。貧困の度合いは違うだろうけど、課題は同じだと思う。

世界的イベントの誘致に成功したブラジルですが、貧困層の対応は手が行き届いておらず、イベントが開催される付近の対策ばかりで実質的な解決策には至っていないようです。2020年にオリンピックの開催地となる日本の場合、ホームレスは存在するもののスラム街と呼ぶ集落はなく、ブラジルほどの対策は必要なさそうです。

(参考)http://www.theguardian.com/world/2014/may/12/priced-out-rio-favelas-
brazil-poor-mass-squatting

ブラジルのスラム街の様子は他の記事で写真があったので見たが、高級住宅地と綺麗なぐらい分かれていてビックリした。ブラジルは土地も広いし、もう少しスペースがあると思ったけど、日本以上に混み混みで家が建っているようだ。

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